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【心コミ・リレーエッセイ 2026年度 第2回】:「メンタルトレーニング紹介」(蓑内豊/教授 専門:スポーツ心理学)new

2026/05/20

研究活動・フィールドワークの一環として、スポーツ選手を対象としたメンタルトレーニング指導を行っています。

先日も、あるチームに対してメンタルトレーニングを実施しました。

この日は、「日常生活の重要性」をテーマに、講話とワークを行いました。その概要を紹介します。


選手は日々トレーニングに取り組んでいますが、1日の中で見ると、練習時間よりも日常生活の時間の方がはるかに長くなります。そして、その日常生活の過ごし方も、競技パフォーマンスに大きく影響します。


たとえば、大谷翔平選手は、疲労回復や体調管理のために睡眠を重視していることで知られています。また、身体づくりのために、食事の内容や摂り方にも高い意識を持っています。このように、日常生活を整えることが、パフォーマンス向上につながっているのです。


一方で、日常生活には、パフォーマンス低下につながる誘惑も多く存在します。暴飲暴食、夜更かし、喫煙などは、その代表例です。競技力を高めるためには、練習だけではなく、日常生活を適切にコントロールすることも重要になります。


もちろん、すべての時間を競技に捧げることは現実的ではありません。しかし、誘惑に流されず、自分自身を律する力も、競技力の一部だといえます。最終的には、自分で自分を管理できる選手になることが、一流の選手へとつながっていくのだと思います。