EXTRACURRICULAR ACTIVITIES

授業以外の時間でも英語にまつわる様々な取り組みを行っています。
地域の水族館や博物館との関わりを通じて、伝わりやすい英語を意識できるようになります。

01

萱野茂二風谷アイヌ資料館
翻訳プロジェクト

コッター先生はニュージーランド出身のマオリで、北海道の先住民族であるアイヌ民族とマオリの比較研究を行っています。たまたま訪れた平取町の「萱野茂二風谷アイヌ資料館」で展示資料に英文表記がないことを知り、田中直子准教授(通訳法)と共同で日本語解説の翻訳プロジェクトを企画。有志学生10名が集まり、昨年11月から活動がスタートしました。

学生たちは白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」で多言語表記を学んだのち、萱野茂二風谷アイヌ資料館で展示物データを収集。グループに分かれて翻訳に取り組みました。

その出来栄えに「アイヌ文化の歴史的背景を理解しないと難しい部分も多かったけれど、想像以上にうまく訳せていました」とコッター先生もにっこり。

翻訳を通じてアイヌ文化と外国人の架け橋となることが、プロジェクトメンバーの願いです。

萱野茂二風谷アイヌ資料館翻訳プロジェクト

02

サンピアザ水族館の
英語版パンフレットを制作

「サンピアザ水族館」は新さっぽろアークシティ内にある都市型アクアリウム。JR・地下鉄駅に近く、食事やショッピングと一緒に楽しめるとあって、近年は外国人観光客も増加しています。

2019年4月、短期大学部英文学科は札幌副都心開発公社からの依頼を受け、既存の日本語版パンフレットの英訳に着手。手を挙げた有志学生は、1・2年生合わせて30名あまりに上りました。

翻訳とは、単純に日本語を英語に置き換えることではありません。コッター先生は「施設を魅力的に表現し、ワクワクする気持ちをかき立てる工夫が必要」と語ります。

学生たちはサンピアザ水族館を見学し、自分が感じた水族館の楽しさを英語で表現しようと奮闘。コッター先生も「思った以上にいい出来栄え!」と太鼓判を押してくれました。本学科教授・森越京子先生は今回の取り組みを振り返り、「学生たちにとっては、グローバルな観光ホスピタリティについて考える良い機会となったようです」と語ってくれました。

学生たちの思いが詰まった英語版パンフレットをサンピアザ水族館でぜひご覧ください!

サンピアザ水族館の英語版パンフレットを制作

03

ジュニアイングリッシュキャンプ

ネイパル砂川主催の「ジュニア・イングリッシュ・キャンプ(1泊2日)」に、2年生の選択科目「英語教育入門」を履修している学生を中心にボランティアスタッフとして参加しました。

学生たちは、「フルーツバスケット」や「ジェスチャーゲーム」などのゲームを企画から運営まで行いました。はじめは、子どもたちは緊張していましたが、最後には大いに盛り上がりました。また、外国人スタッフや保護者も参加し、クリスマス飾り作りや日本の伝統的な遊びを通じて、とても打ち解けた時間を過ごすことができました。最終日には外国のゲーム体験をし、2日間の日程を終えました。

学生からは、「初めてのボランティアでしたが、子どもたちが学び楽しむことができて良かったです」「英語×子どもは夢のような時間!この経験は貴重な財産です」という感想が寄せられました。また、担当の白鳥先生も、「学生たちは普段学んでいる英語が役立ち、企画力や指導力、コミュニケーション能力など、英語以外の様々なスキルも経験できたようです」と話してくださいました。

ジュニアイングリッシュキャンプ

04

マードック大学のプロジェクト

マードック大学と北星短大は、連携協定を結んでおり、定期的に国際交流の活動を行っています。

2023年度は、マードック大学(オーストラリア・シンガポール)から、観光などを専攻している学生17名・教員3名が来日します。北星短大のキャンパスに約2週間滞在し、サステーナブル・ツーリズムを学びます。

その期間中、短大生が中心となって交流イベントを実施します。また、ニセコサステーナブル・ツーリズムツアーや、ウポポイツアー、Fビレッジ研修など、一緒に交流しながら学ぶ機会があります。

マードック大学のプロジェクト

PAGETOP