北星学園大学短期大学部　英文学科

高校生の頃はあまり社交的ではなかったのですが、留学先で環境問題について話し合う時に英語ができないと困るなと感じ、勉強し始めました。
僕はライティングは得意だったのですがスピーキングが苦手でした。

短大英文はネイティブの先生も多く喋る機会がたくさんあるので、会話力が伸びていると思います。
僕は高校卒業後、道外の四年制大学に２年間通っていたのですが、四年制の大学よりも短大の方が２年という限られた時間の中で何かしらビジョンを持って取り組んでいる人が多いと感じます。
勉強を積極的に行なっている友達に感化されて、僕も毎日残って勉強するようになったので、とても良い環境だなと思います。

先日英検を受けたのですが、入学前に受験した時よりもリスニングのスコアが大幅アップしました！
正直言うと、英検のリスニングの勉強はあまりできなかったので不安だったのですが、普段の授業がオーラルイングリッシュや英文法のように英語が多かったので、耳が英語に慣れいて、結構聞き取れました。
リスニング力が知らずのうちに伸びており、授業が役に立ってるなという実感がありました。

英語を勉強していて楽しいと思うことは、文法は意外と数式のような考え方でパズルみたいなところが面白いと思います。
数学は得意だけど英語は暗記で苦手という人は見方を変えると数学っぽいところがあるので苦手意識を持たずに取り組んでみてほしいです。

塾講師のバイトを行なっている時に「教えるのが楽しいな」と感じたので、今後は編入して教員免許を取得するのが目標です。

海外に行くのがずっと夢だったので留学プログラムの『海外事情』で４ヶ月間カナダに行きました。
ホストファミリーは私の両親と年代が近いご夫婦で、「家族なんだから気遣わないでいいよ」と気さくに受け入れてくださり、本当に温かい方達でした。
文法が間違っていても積極的に話している人を見て、自分も間違うことを恥ずかしがらず話すように意識しました。

現地の大学では最初の2週間〜1ヶ月は授業についていけませんでした。
私のレベルに合わせてくれているのですが、そのレベルでも聞き取れるところと聞き取れないところがあり、課題も英語なので苦労しました。

それと、中国、フランス、ロシアなど、いろんな国の方が英語を学びに来ていたのですが、私も他の国の皆さんも、お互い訛りのある英語で話すので言葉が通じませんでした。
中国人の方は中国語を話してるような英語に聞こえてしまって、何回も聞き返すのも失礼だなと感じ、1ヶ月は聞き取れなくて悩みました。
ずっと生活していると最終的には聞き取れるようになっていて驚きました！

将来の夢は貧しい国に自ら行って、学校に行けない子たちに英語や日本の文化を教えたり、イベントを企画してみたいと思っています。
私のおばあちゃんがフィリピン人なのですが、フィリピンの治安が悪かった頃の話を聞いて、自分の知らない世界ではこんなことが起きているんだと衝撃を受けました。
日本では学校は当たり前のように行けているけど、私と同い年でも学校に行けず働いている子がいるというのを聞いてから、海外でのボランティアに興味を持ち始めました。
日本と海外の架け橋になるような人材になることが今後の目標です。