在校生からのメッセージ

小田 美波さん 4年 北海道千歳高校出身

「英語を」勉強するのではなく、
「英語で」勉強しています。

私は北星学園の英文科に入って、「英語の勉強は高校で終わりだったんだ」と感じました。今までが「英語の基礎づくり」だとすると、大学からは「英語をツールにして学ぶ」ことへと変わります。学生が学びたいことのために英語を使うのです。その学ぶものを自分で自由に選択でき、興味のある分野をどんどん掘り下げることができる場所、それがこの大学です。

 高校生の時から、なぜアメリカとイギリスでは英語の発音が違うのか興味がありました。そして大学に入り「英語の発音と地域性」に関する講義を受講することで、一気にその謎が解けました。そしてそれを発展させるため、アメリカとイギリス各地からカナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン他多くの地域で話される英語に着目し、その特徴の違いを学びました。今では英語が聞こえてくると、無意識にその発音の特徴を探して楽しんでいる自分がいます。初めは小さな疑問だったのが、予想の何倍をも上回る知識を得ることができ、そしてまだまだ私の探究心は尽きません。

 みなさんも必ず興味をそそるものに出会えます。この英文科に入って、自分の好きなことを追及するために英語を使ってみてください。きっと充実感あふれる大学生活が待っていますよ。

野呂田 萌子さん 3年 札幌清田高校 グローバルコース出身

知らないことを知り、
新しい世界に触れることが面白くて仕方がない。

私が本校に入学してまず始めたのは、派遣留学を目指してTOEFLの勉強をすることでした。当初の点数が専攻基準の520点には程遠かったので、学校から推奨されているオンライン教材スーパー英語に取り組むなどして、毎日必死に勉強しました。その甲斐あって、今年の秋からアメリカに留学することが決まりました。

 留学が決まると日本のことをより深く知りたくなり、2年生の春休みを利用して議員インターンシップに参加しました。議員事務所での書類作成、議会の傍聴、札幌国際プラザの自主調査などを行いました。また、カタリバという学生ボランティアに参加し、自分の体験を大勢の高校生の前で話すという貴重な体験もすることが出来ました。

 学内の活動で最も力を入れていることは、北星のESSであるHOKUSESSのリーダーとして、活動を盛り上げることです。ゲームやディベートを通して英語力を高め合うことが目的ですが、留学生や色々な学科の学生とディスカッションをすることで、多様な価値観を学ぶことが出来ると思います。

 私はこれらの様々な活動を通じ、「人とのつながり」という大きな財産を得ることが出来ました。みなさんも是非、自らチャンスを探し大胆に行動することで、北星での大学生活を実り多いものにしてください

山田 愛さん 4年 札幌稲雲高校出身

叶えられるかは、自分次第

私は、念願叶って来春からアナウンサーになります。私は大学4年間、今自分の出来ることに挑戦し続けてきました。1年次には、厚別区にあるコミュニティFM局でラジオ番組の企画、放送を行う北星のプロジェクトに参加しました。プロジェクト終了後も縁あって、約1年の間、毎週土曜日3時間半の生放送番組で、進行アシスタント、パーソナリティを担当させていただきました。
所属している演劇ゼミでは、舞台構成、音響、照明などを全て自分たちの手で行い、仲間と共に英語演劇の舞台を作り上げました。
学業以外でも、約1ヶ月東京に滞在して参議院選挙のウグイス嬢のアルバイトをするなど、枠にとらわれず活動の幅を広げてきました。

 どんなことをする時も「先ず隗より始めよ」 という言葉が私のモットーです。大きなことを始めるときには、大風呂敷を広げるのではなくまず身近なことから始めるのがよいという意味があります。紀元前3世紀に大臣郭隗が国王に伝えた言葉です。この言葉を実践した国王のもとに、楽毅という天才軍師が間もなく現れ、早速、彼を重要なポストにつけると、悲願であった富国強兵を成し遂げたそうです。
みなさんも自分の目標に着実に近づくために、まず自分の出来ることから始めてみませんか?

田辺 智也さん 3年 北海道国際情報高校出身

充実した環境とカリキュラムの中で
英語力を磨き、社会で生きる準備も自然とできる。

入学した当時は、勉強に対する意欲はあまりありませんでしたが、授業が始まると自然ともっと英語を勉強したいという気持ちになりました。
一週間の中で、三つから四つは先生が英語の母語話者だったこともあり、学校に行けば嫌でも英語に触れるという状況です。家で勉強のモチベーションが下がっても、学校で授業を受ければすぐにやる気が出てきます。また、周りも英語を専攻している人ばかりなので、常に危機感のようなものをもって生活できます。高校では、普通科で勉強していたためそのような危機感はありませんでした。
今は、油断すれば誰かに抜かされるかもしれないという危機感があるので、勉強にも力が入ります。英語を専攻している以上、将来はその道のプロを目指すわけですから、誰よりも英語ができなければ仕事にはできないというのが私の考えです。北星学園大学はプロになるための環境を提供してくれます。

 また、北星では、文書の書き方を学んだり、プレゼンテーションやディスカッションの経験も積めます。レポートやプレゼンテーションをバイトやサークル活動がある中、期日までに限られた時間で完成させるということをとおして自然と学べることがあります。