多角的かつ実践的な学びを踏まえて
多分野で活躍する卒業生

  • 中野さんのインタビュー写真

    中野 綾

    • 札幌市西区保健福祉部保健福祉課地域福祉係
    • 社会福祉士
    • 2010年度卒業
    • 北海道大麻高等学校出身

    私は入学当初、将来は福祉に関わる仕事がしたいと思っていました。入学後、福祉系の公務員という選択肢があることを知り、国家資格である社会福祉士を取得しながら公務員を目指しました。卒業後は札幌市役所に入職し、生活保護ケースワーカー、介護予防や認知症施策を担当し、現在は地域福祉に関する業務に就いています。担当業務では市民と接するほか、福祉や医療の専門職とも一緒に仕事をする機会が多くあります。経験した全ての部署で福祉の知識が求められるため、福祉計画学科で学んだことがそのまま活かされています。将来、自治体職員を希望している方は、福祉計画学科での幅広い学びを踏まえてぜひ地域で活躍してほしいと思います。

  • 北西さんのインタビュー写真

    北西 文歌

    • 北海道庁児童自立支援施設北海道立向陽学院
    • 児童自立支援専門員
    • 社会福祉士
    • 2017年度卒業
    • 北海道帯広三条高等学校出身

    私は現在、北海道職員として児童自立支援施設で働いています。不良行為を行った児童や家庭環境の問題により入所した児童に対し、寮や学校等の集団生活場面を通して生活指導を行っています。子ども達の態度や行動を指導するためには 1 人 1 人の特性や生活歴を理解して向き合うことが必要です。福祉計画学科での講義や実習では、相手を理解するための考え方やコミュニケーションの取り方を学ぶことができました。今は大学で学んだことを日々活かしながら働いています。また、社会福祉に関係する法制度について深く学べるため、福祉の行政職員として必要な知識も身につけることも魅力だと思います。

  • 平松さんのインタビュー写真

    平松 朋紀

    • 社会福祉法人北海道ハピニス 常務理事/総合施設長
    • 障害者支援施設グリンハイム施設長
    • 社会福祉士
    • 精神保健福祉士
    • 介護支援専門員
    • 2001年度卒業
    • 北海道根室高等学校出身

    私は、大学卒業後に特別養護老人ホームのソーシャルワーカー(社会福祉士)として入職し、今年20年目を迎えました。この間、法人内の障がい者支援部門、在宅支援部門、事務部門、経営管理部門等を経験し、現在は法人を経営する立場となりました。社会福祉法人の「経営」で大切なことは、「安定した財務」と「人材の確保・育成」です。この2つを両立させることが、利用者の方々、職員、そして地域社会を守る社会福祉法人経営に繋がります。そのためには高い専門性とコミュニケーション力が不可欠です。私はこの2つを福祉計画学科で身につけることができました。大学で社会福祉制度の源流と持続可能な社会福祉のあり方、そして福祉専門職としての価値・知識・技術を学んだことが今の私の土台となっています。

  • 後藤さんのインタビュー写真

    後藤 龍太郎

    • 社会福祉法人京極町社会福祉協議会 地域総務係 生活支援コーディネーター
    • 社会福祉士
    • 2017年度卒業
    • 札幌第一高等学校出身

    現在、私は生活支援コーディネーターとして「支えあい・助け合いのまちづくり」を推進する役割を担っています。日々の業務では、情報収集のために町内会や老人クラブ、ボランティア団体や地域の高齢者サロンに足を運び、既存の福祉サービスでは対応できない、日常生活の困りごとを抱えている住民の方に対し、インフォーマルな資源を調整して支援に繋げています。福祉計画学科では、まちの企業や関係団体、様々な団体が地域の当事者としてまちを支える地域福祉を中心に学びました。社会福祉士実習では「住民の声を聞くには現場に出向く」という社協職員として大切にしていきたい基本的姿勢を学びました。大学での学びを活かし、これからも「ふくしのまちづくり」に邁進します。

  • 上西さんのインタビュー写真

    上西 夏実

    • 新さっぽろ脳神経外科病院医療相談室 医療ソーシャルワーカー
    • 社会福祉士
    • 2017年度卒業
    • 北海道名寄高等学校出身

    現在、医療機関でソーシャルワーカーとして勤務し、入院に伴い患者様やご家族が抱える様々な社会生活上の悩みについて、面接等を通して一緒に解決できるよう支援を行っています。日々の支援で難しさを感じることや悩むことも多くありますが、患者様や家族の「その人らしい生活」の実現に向けて仕事をすることに大きなやりがいを感じています。福祉計画学科では、社会福祉の政策・制度、医療経済など幅広い学びをすることができました。海外福祉計画実習や社会福祉士実習の経験は今でも鮮明に覚えており、「広い視野」を持つことの重要性を学んだことが、日々の業務にも活かされています。福祉計画学科での学びを通して、様々なことに興味を持って頂き、充実した4年間を過ごして下さい。

  • 安藤さんのインタビュー写真

    安藤 千尋

    • 株式会社竹中工務店 北海道支店 生産統括部 工務グループ
    • 2012年度卒業
    • 北海道栄高等学校出身

    「福祉」の学科を卒業して「建設」業界…?正直、疑問に思う方がたくさんいると思います。なぜ私が建設業界を選んだのか。それは、福祉計画学科において「福祉とはあらゆる人々の笑顔を作り出すこと」を学んだからです。私は、白老町の「国立アイヌ民族博物館」の工事現場で施工事務を担当していました。仕事内容は、総務・経理・労務管理等多岐にわたります。担当業務は、技術系社員を支える「縁の下の力持ち」としての役割で「スタッフに気持ちよく働いてもらえる環境」を日々考えています。福祉計画学科での4年間で、これからの次代にどの業界・職場でも必要とされる「福祉マインド」を身につけることができました。受験生の皆さんにも「なりたい自分」を見つけてほしいと思います。

  • 寺岡さんのインタビュー写真

    寺岡 渉

    • 株式会社マイナビ 転職情報事業本部 東日本営業統括本部 北海道・東北営業統括部 北海道ブロック 北海道第2営業所 営業2課
    • 2017年度卒業
    • 北海道恵庭南高等学校出身

    私は 2017 年 3 月に北星学園大学を卒業し同年 4 月に株式会社マイナビに入社しました。弊社は「日常の中に当たり前にある存在」を目指して日々サービスの向上に努めており、私自身もより良いサービスを提供できるよう、日々精進しています。もしかしたら、皆様の中でマイナビのサービスをご利用頂いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね! 現在の担当業務は「マイナビ転職」という求人広告媒体で、中途採用を考えている企業の人材採用のお手伝いをしています。少子高齢化を背景として、多くの企業が人材不足で悩みを抱えているという状況にありますが、福祉計画学科で学んだ福祉に止まらない幅広い専門知識は、企業経営者の方とお話しする際にも活かされていると感じます。今後も人材採用を希望する企業のお役に立てるようより一層頑張っていきたいと思います!

  • 中田さんのインタビュー写真

    中田 恭平

    • 北海道国民健康保険団体連合会 審査部審査管理課
    • 2011年度卒業
    • 北海道札幌新川高等学校出身

    私は、福祉計画学科を卒業後、道国保連合会に入職し11年目になります。現在の主な業務は、医療機関から提出される診療報酬明細書(レセプト)が保険診療ルールに適合しているかを公正かつ厳正に審査することです。また、後輩育成のための各種研修会の開催やコンピュータチェックの精度向上のために日々邁進しております。学生時代は、「医療経済学」などの講義を通して医療保険制度の現状と課題を学び、社会福祉士の実習を通して自ら考え、企画し、実践する力を養いました。今後も大学生活の経験を糧に、国民ができるだけ少ない負担で全国どこでも安心して医療を受けることができる国民皆保険制度を支えていきたいと思います。

  • 鎌田さんのインタビュー写真

    鎌田 亜希

    • 公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会こども若者事業部若者支援事業課 主任指導員
    • 2011年度卒業
    • 北海道北広島高等学校出身

    私は現在、「若者が社会の一員である気づきを育むことができる」ことを目標に若者支援(ユースワーク)を行っています。ボランティア活動やまちづくり活動等を行う若者や、生活や進路など将来に不安を抱える課題を抱えた若者まで、様々なニーズを持つ若者を対象に館内外で事業を展開しています。目の前の若者のニーズや課題から、事業に展開していく過程は、在学中の履修していたコミュニティワーク実習での経験が活かされていると感じます。また、福祉の政策や制度を中心に学べたこと、地域福祉に関する授業が豊富だったことも「若者」を多角的な視点でとらえることに役立っています。

  • 今井さんのインタビュー写真

    今井 美佑

    • 札幌市立平岡中央小学校特別支援学級
    • 2013年度卒業
    • 遺愛女子高等学校出身

    私は子どもの頃から小学校教員になることが夢でした。福祉計画学科で社会福祉に関する制度や法律、社会保障について幅広く学ぶ中で、すべての子どもの学びを保障し支援していきたいと考えるようになり特別支援教育について学び始めました。現在は、札幌市内の小学校で特別支援学級の担任をしています。日々、子ども一人一人の障害や特性に応じた指導、支援ができるよう努めながら、子どもの少しの変化や成長を見られるところにやりがいを感じています。福祉計画学科で学ぶ中で、目指す道は様々でしたがお互いを刺激し合える大切な仲間と過ごした大学 4 年間が今の自分に繋がっていると思います。