- 岩見 広一 さま
(北海道警察本部刑事部科学捜査研究所 主任研究官、公認心理師) - 岡村 紀宏 さま
(社会医療法人 恵和会 西岡病院 医療ソーシャルワーカー、公益社団法人 日本医療ソーシャルワーカー協会 副会長、一般社団法人 北海道医療ソーシャルワーカー協会 副会長) - 坂本 佳子 さま
(ABA青森朝日放送 報道制作局 制作部兼報道部 アナウンサー) - 鈴木 准 さま
(声楽家(テノール)、桐朋学園大学准教授、東京藝術大学講師、二期会オペラ研修所講師、二期会会員) - 北川 聡子 さま
(社会福法人麦の子会 理事長) - 高橋 生 さま
(RKC高知放送 アナウンサー) - 藤井 慎子 さま
(RKC高知放送 アナウンサー) - 水野 克己 さま
(クレディセゾン 代表取締役(兼)社長執行役員 COO) - 宮川 良一 さま
(紋別市長)
岩見 広一さま
北海道警察本部刑事部科学捜査研究所 主任研究官、公認心理師

- 1991年 文学部社会福祉学科心理学コース 卒業
- 2017年 東洋大学大学院社会学研究科にて、犯罪者プロファイリングの総合的研究により博士号を取得
北星学園大学開設60周年、おめでとうございます。
私が大学を卒業してから、30年以上が経ちました。想えば、私は自分の発達課題を解決するために、心理学を学びました。北星は、これまで私が何とかやってこられた社会的スキルを育むきっかけの場所でした。私の恩師大坊先生とは在学中だけでなく、卒業後の私の学位取得、先生編書への執筆参加など度々お世話になっており、心より感謝いたします。また、先輩、同期、後輩の諸氏にご迷惑もかけましたが、今も続くつながりを本当にありがたく感じています。
今後も、学生はもちろんのこと、社会参加や生涯学習に意欲を持つ老若男女にとって、さらに開かれた学び舎の北星であり続けてください。
岡村 紀宏さま
社会医療法人 恵和会 西岡病院 医療ソーシャルワーカー
公益社団法人 日本医療ソーシャルワーカー協会 副会長
一般社団法人 北海道医療ソーシャルワーカー協会 副会長

- 2001年 社会福祉学部福祉計画学科 卒業
人・社会に貢献する人になりたいと思い、「北星」に入学をしました。ハンドボール部に所属し、本当に楽しい学生生活でした。
私のソーシャルワーカーとしての基礎は大内高雄先生のゼミ(通称:北の福祉ゼミ)で、少子高齢化社会における地域福祉の研究を行いました。卒業後、西岡病院(札幌市)で医療ソーシャルワーカーとして勤務をし、その関連で「とよひら・りんく」という協議会で医療介護従事者とともに地域住民の生活のための活動をしています。大学時代の研究テーマと今の活動が繋がっており、大学で学んだ福祉の「心」は貴重な財産です。
「福祉でまちづくり」「地域デザイン」を学ぶことができる「社会福祉学科」にこれからも期待をしています。
坂本 佳子さま
ABA青森朝日放送 報道制作局 制作部兼報道部 アナウンサー

- 2008年 文学部英文学科 卒業
大学開学60周年おめでとうございます。英文学科を卒業して14年。現在、青森県の放送局でアナウンサーとして働いています。6年前、全国放送のクイズ番組で優勝した時、名前と共に「北星学園大学卒」と大きな字幕が表示され、「北星学園」の検索ランキングが急上昇したとか…。思わぬ形で、母校の広報に貢献でき、身に余る思いでした。
大学時代の4年間は、多くの友人に恵まれました。全国や海外で活躍する仲間たちに、今なお刺激を受け、励まされ、支えられています。また、このように卒業生一人ひとりが己の道を開拓できたのも、教職員の熱心な支援あってこそだと感じております。
これからも、北星学園大学から、多くの夢が羽ばたいていくことを願っています。
鈴木 准さま
声楽家(テノール)
桐朋学園大学准教授
東京藝術大学講師
二期会オペラ研修所講師、二期会会員

- 1994年 文学部社会福祉学科 卒業
開学60周年おめでとうございます。
2015年にチャペルのパイプオルガンと共演し、2017年にチャペルコンサートに再度出演、その翌日には同じチャペルでシューベルト『冬の旅』(松本隆訳詩)全曲を歌わせて頂きました。卒業から20年以上経っていましたが、当時と変わらぬ姿の、音が良く響くチャペルでの演奏は感慨深く、北星学園大学での楽しく充実した4年間を思い出しました。
大坊郁夫先生のゼミで、卒業時に先生から頂いた「ここで皆さんが学んだことは、どのような道に進んでも活かすことのできる知識、財産です。」という言葉は忘れられません。その後、歌い手の道を歩むべく東京藝術大学に進みましたが、新たな学びの場にあって、まさしく北星で学んだことが礎となっていました。歌詞や音楽に込められた人間の心情を捉えること、あるいはオペラの舞台での役作りにどれだけ活かされていることでしょう。そして今、歌を学び始めたばかりの後輩達へバトンを受け渡すことにも…。
北星学園大学で過ごした時間と学びは、その全てが未来の自分を形作る大事な知識であり、かけがえの無い財産です!ありがとうございます!
北川 聡子さま
社会福法人麦の子会 理事長

- 1983年 文学部社会福祉学科 卒業
遺愛女子高校から福祉の勉強がしたくて進学した北星学園大学。今は交通の便も良い美しいキャンパスになっていますが、札幌駅から大谷地まで交通手段はバスだけで、古い学生食堂が目立っていた素朴なキャンパスでした。
さて、福祉を学ぶといっても意味を分からず勉強するというより、障害児支援のボランティアに明け暮れた学生生活でした。またYMCAにも所属していたので、チャペルでのひと時と仲間やチャプレンの先生との出会いもありました。そして北星で出会った先輩や後輩の皆さんに今でも助けられています。
卒業して40年近く、当時に先生達から教えてもらった福祉の意味が、ようやく分かりかけて来た今日この頃です。北星で学び、福祉の仕事を続けてきてよかったと思っています。
高橋 生さま
RKC高知放送 アナウンサー

- 2012年 経済学部経済学科 卒業
北星学園開学60周年、誠におめでとうございます。開学50周年記念CDの制作の際にはナレーションを担当させていただきました。節目に関われたことを嬉しく思っております。
私は在学時からアナウンサー志望で日本テレビ系列の高知放送でアナウンサーとして働き丸10年が経ちました。今年の春には日本テレビ系列のアナウンスコンクールで優秀賞を受賞。10年間一生懸命に働いたご褒美をもらえた気がしています。昨年には北星の後輩・藤井慎子さんが高知放送アナウンサーとして入社し、頼もしく成長を見守っています。
コロナ禍で様々な制限があるなかですが、在校生の皆さんには4年間で自分の夢を描いて今後の土台を築いていただきたいと思います。
藤井 慎子さま
RKC高知放送 アナウンサー

- 2021年 文学部英文学科 卒業
開学60周年おめでとうございます。2021年に卒業後、北海道を離れ高知県でアナウンサーとして日々駆け回っています。
毎日が新鮮で楽しく過ごす一方、知らない土地で心細くなる時もありますが、大学時代の友人と日々連絡を取ったり同じ北星の卒業生である先輩が同じアナウンス部にいることが私の心の支えになっています。私が夢を叶えられたのは大学時代に、大学広報誌で元プロ野球選手の田中賢介さんにお話を伺って就職活動についてアドバイスを頂いたり、大学で色々なことを経験して今の自分の基礎となる部分を養うことができたからです。
最後になりますが、皆様が益々ご健勝でご活躍されますこと、併せて母校のさらなる発展を願っています。

水野 克己さま
クレディセゾン 代表取締役(兼)社長執行役員 COO

- 1992年 経済学部経済学科 卒業
北星学園大学開学60周年誠におめでとうございます。
今日まで60年の長きにわたり大学運営にご尽力された歴代の学長、大学当局の方々に置かれましては深甚なる敬意と謝意を申し上げる次第です。
さて今後の将来を考えますと、まさにVUCAの時代、世界全体は大きな変革期にあります。パンデミックを筆頭に、覇権国家の台頭、これと同時に進行する地球温暖化など課題は山積しております。国内では少子高齢化が進み、日本経済は成熟化・衰退化が叫ばれており、人々の価値観にも大きな変化が見られます。
このような状況下で、大学には学術の研究とともに優秀な人材を養成することが強く期待されています。教養や専門的な知識だけでなく、世の中の動きを冷静に分析・評価する力、生き抜く力、そしてグローバル化が進展するなか国際社会に通じる力を身に着けた若い人材を育てていかなければなりません。
北星学園大学には、そうした期待に応えられるよう、さらに発展・充実していくことが望まれます。100年、200年と続く魅力ある大学であり続けることと祈念いたしましてお祝いの言葉とさせていただきます。
宮川 良一さま
紋別市長

- 1978年 経済学部経済学科 卒業
よく遊び、よく遊び、よく遊び。2年生の時、仲間と吹奏楽部を創設。新たな仲間達との出会い。練習場はプレハブ棟の一室。学園にトランペットの音が鳴り響いた瞬間でありました。と行きたいところであったのですが、なかなか演奏の評価を得られるまでには程遠い状態。しかし、皆で楽器購入のためにアルバイトをしたり合宿をしたりと、それぞれの青春の1ページであった事は間違いないと思います。
本業である学業は、と言いますと、まさに親にあわせる顔がないという状況でありました。今になって思えば、もう少し勉強をしておけば、との後悔の念。恋もしました。その相手が2学年下の後輩で、今も横にいる40数年連れ添ってくれている妻です。北星学園大学は私の人生に最も大切なものを与えてくれました。私は、この学園の卒業生であることに喜びと誇りを感じ、そして感謝しています。