北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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文学部

School of Humanities

文学部

文学部

人間社会の基本となる「ことば」の学習を通じて、
「洞察力」「論証力」「発信力」を身につける。

学びの特色

文学部では、上に掲げた目標を達成するために「英文学科」と「心理・応用コミュニケーション学科」の特色に応じたカリキュラムを展開しています。両学科とも、「ことば」そして「コミュニケーション」に重点をおきながら、1・2年次で基礎的知識と思考力を修得するための科目を、3年次からは専門演習(ゼミ)を含む発展的、応用的な科目を履修し、4年次の卒業研究へとつなげていきます。

学部長メッセージ

 北星学園大学の文学部は1962年の大学開学と同時に設置された、学内で最も長い歴史をもつ学部です。文学部の英文学科と心理・応用コミュニケーション学科に共通しているのは、「ことば」を通した学びをカリキュラムの中心に置いている点です。そもそも大学とはどういう場所なのでしょうか。一つの答は、「知的な人間になるための訓練をする場所」です。この場合の「知的」とは、単に知識や技能をもっているということではなく、物事を論理的に分析考察したり判断したりできることを指します。たとえば、世の中にあるブームが起きて周囲の人が盛り上がっている時に、無批判に同調するのではなく、一歩引いた立場から現象を観察分析し、その実態や意味を捉えることができるかです。こういう態度と能力は、皆さんが卒業した後に一市民、一職業人として生きていく上でとても大切な資質となります。こうした資質を、法学部の学生は法律の問題を、経済学部の学生は経済の問題を、そして文学部の学生はことばや人・社会の問題の検討を通して修得していくわけです。
 文学部の教育目標は単なる人材を育成することではありません。むしろ、北星学園大学の理念にも示されているように、「しなやかな精神的骨格を持った」、「時流や利害に流されない独立した」人格、つまり、たしかな教養と信念に裏打ちされた「人間」を育てることが文学部の使命なのです。物事を冷静に洞察し、他者と関わりながら積極的に行動、発信できる力、皆さんがそうした力を北星学園大学の文学部で身につけてくれることを願っています。

文学部長 柳町 智治 教授

文学部長 柳町 智治 教授

YANAGIMACHI, Tomoharu

学部長プロフィール

研究分野

応用言語学。特に、第二言語/外国語の使用と学習、複数言語が使用される職場、教育場面でのインタラクションの分析

近年の著書、論文

  • 『インタラクションと学習』(共編著、ひつじ書房、2017)
  • 「車椅子使用者による乗車券購入場面の相互行為分析:活動の進行と介助をめぐる実践的課題」『認知科学』27(4)(単著、日本認知科学会、2020)
  • 「北海道ニセコ地区のスキーリゾートにおける英語による接客:従業員-顧客間の参与役割、知識技能、言語能力の非対称性をめぐって」『言語政策』15(単著、日本言語政策学会、2019)
  • Co-construction of an L2 speaker's interactional competence: Recipient responses in an interview activity.(共著、Interactional Competence in Japanese as an Additional Language所収、2017)
  • Artifacts, gestures, and dispensable speech: Multimodality in teaching and learning of a biology laboratory technique.(共著、Dialogue in Multilingual and Multimodal Communities所収、2015)

所属学会

社会言語科学会、日本認知科学会、日本言語政策学会、日本語教育学会、エスノメソドロジー・会話分析研究会、British Association for Applied Linguistics (BAAL)など

趣味

スポーツ観戦、カフェ巡り、掛け流し温泉

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