就職・キャリア
Career design
その就職先を志望した理由は?
札幌ドーム・新千歳空港などの建造物を訪れる度、社会的意義や影響力を感じており、大規模なモノづくりを行う建設業界に携わりたいと考えるようになったからです。ビル・スタジアムなどの建築事業、橋・ダム・道路などの土木事業に加え、再開発・エネルギーといった幅広い事業を手掛け、人々の暮らしを豊かにできるゼネコンに魅力を感じました。私も生活基盤を築く建物や交通インフラの建築・整備に携わり、「人々の心」にも「地図」にも残る仕事がしたいと思い志望致しました。建設業界は優秀な社員の方々ばかりなので、内定をいただくのは厳しいのではないかと感じながらの挑戦でした。
自分のどのようなことを企業へアピールしましたか?
硬式野球部のマネージャーを務めていた経験から、「支える立場として組織に貢献できること」をアピールしました。建設業界の事務職は、施工に直接携わる訳ではなく、大規模なモノづくりをチームの一員として支える役割が求められるからです。また、大学公認の学習サポート団体「北星ピア・サポーター」に所属し、学生の支援を行った活動についてもお話しさせていただきました。面接の際は、ゼネコンの工事現場は所長の方・工事社員の方など年齢や立場の異なる方々と関係を築くことが大切であるため、明るくテンポのよいコミュニケーションを意識しました。何よりも心掛けたことは、言葉遣いを丁寧に、謙虚な姿勢で受け答えをすることです。
大学のサポートで、役に立った・プラスになったことはありますか?
就職支援課にエントリーシートの添削をしていただいたことです。初めてインターンシップに応募した際、添削をお願いした日に迅速な対応をしてくださり、納得のいくエントリーシートが仕上げられました。文章構成や言葉遣いなど丁寧なアドバイスをいただき心強かったです。また、毎年発行してくださっている「就職活動体験報告集」を読み、過去に内定をいただいた先輩方の経験から情報収集をすることができました。各企業の選考ポイントや面接内容を事前に確認しておいたことで、不安を解消することができました。
高校生へのメッセージをお願いします!
どの大学に入学したとしても、卒業まで勉強や課外活動で、自分で決めたことを最後までやり遂げてほしいと思います。私自身、部活動やピア・サポーター、北星起業塾でのビジネスモデルコンテストなどに挑戦して得た学びが、かけがえのないものとなったからです。大学4年間を通して、自分で決めた道で地道に努力を続けていれば、貴重な経験や人に巡り合えると感じました。思うように行かないこともあるかもしれませんが、皆さんも充実した学生生活を送ってください!