北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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国際交流・留学

International exchange and study abroad

派遣留学(大学)

 

本学は独自の「人間性・社会性・国際性」の育成を教育目標に掲げ、それらを涵養するために国際交流プログラムを50年以上にわたり展開してきました。
本学に1年以上在学している学部学生および大学院生が対象です。学部学生の場合、留学できるのは最も早くて2年次後半からとなります。2年次の時点で「1年以上在学」という基礎条件を満たし、その年度中に派遣留学生の募集(春派遣は前年度4月、秋派遣は前年度9月)に応募し、選考を経て、2年次後半以降に留学となります。
留学先の現地では、学部生として授業を受講することができます。
派遣制度を利用し協定校に留学する場合、その期間は最大で「1年」と定められており、派遣期間の延長はありません。基本的に派遣生は1学期間または、1年間の留学を終えると、帰国して帰学となります。(期間:1学期間または1年)

実際に留学した学生の海外活動報告(体験記)につきましてはこちらからご覧ください。

海外活動報告

 

派遣留学のメリット
留学の準備・応募資格
単位認定制度
留学費用・奨学金

本学の派遣留学にはこんなメリットがあります

1. どの学科からでも留学できます

派遣留学は、全学科の学生が対象です。米国、英国、カナダ、スイス、スペイン、インドネシアへの留学の場合、英文学科と他学科で別々の派遣基準を設けていますので、留学を希望し、努力をすれば学科を問わず留学が可能です。

  • 英語圏へ留学する場合はTOEFLで一定のスコアを取得しなければなりません。アジア圏への留学の場合は、派遣先に応じ、中国語または韓国語の6ヶ月以上の学習歴が必要です。
  • 本学短期大学部生は応募できませんが、2年次かつ推薦編入学試験に出願している場合は応募することができます。

2. 比較的安い費用で留学ができます

留学中の授業料は北星学園大学への分だけです。別途留学先の大学に納める必要はありません。

  • 留学費用については、個人差がありますが、平均的に欧米圏の場合は200~250万円、アジア圏の場合は100万円程度というデータがあります。
  • 留学により4年間で卒業できなかった場合、1年間の派遣留学については留学先で20単位以上を取得し、そのうち15単位以上が北星での単位として認定されることを条件に帰国後(1年間)の授業料減免措置があります。

3. 年2回留学選考があります

留学のチャンスは春と秋の年2回あります。日本との学期の違いから、9月からの留学が一般的ですが、本学の場合、春からの留学も可能です。また、派遣期間を1年間と1学期間の2種類から選べます。

  • 派遣期間の延長はできません。
  • 1学期間の派遣留学については福祉計画学科生は除きます。

4. 派遣留学先で取得した単位を本学の単位に認定することがあります

派遣留学には、海外留学に伴う単位認定制度があります。単位認定制度とは留学先で取得した単位を本学の単位に認定することができるものです。1年次から履修の計画をたて、留学先での学習状況と合わせて条件が整えば、留学期間を含め4年間で卒業できる可能性があります。

  • 単位認定制度を利用することにより、休学せずに4年間で卒業することも可能です。但し、非英語圏への留学の場合は語学研修が派遣先大学での主要なカリキュラムとなり、専門とする分野に関わる講義を受ける機会が少ないため、北星での専門分野への単位読み替えが難しくなります。そのため、英語圏への留学に比べて、4年間での卒業が難しくなる傾向があります。
  • 1年間留学の場合、留学中に取得した単位は、一般的に20単位〜28単位程度認定されることが多いです。(上限30単位)

留学の準備

留学を希望する場合、いつ、どのような準備をしたらよいでしょうか。留学をしようとする国によっても違いますが、少なくとも1年、長い場合には3年ぐらいの準備期間が必要でしょう。
特に、英語圏の大学に留学する場合には、現地の学生たちと一緒に授業を受ける機会もありますので、英語の力をしっかりとつける必要があります。本学では、留学の準備を支援するために、さまざまな制度やプログラムを設けていますので、留学を希望する人は十分に活用してください。

TOEFLの受験

社会連携センターで実施している学内TOEFL(年4回)の受験をお勧めします。TOEFLは何回でも受験できますし、得点は2年間有効ですから、早い段階から回を重ねても損はありません。得点票は出願書類として必要になりますので必ず保管しておいてください。

北星オープンユニバーシティの活用

  1. 『英会話講座』を開講しています。入門、初級、中級、上級と4段階に分かれ、実力に応じたクラスを受講できます。
  2. 中国、韓国、スペインへの留学を希望する場合は、中国語、ハングル、スペイン語の講座をお勧めします。

北星オープンユニバーシティ

国際交流関係科目の履修

授業カリキュラムとして、国際交流関係科目を展開しています。交換留学生が履修するため、ほとんどの科目は英語などの外国語による授業です。在学生が履修することで語学力が向上し、留学先での授業に備え準備することができます。

留学生との交流

提携している各大学からの交換留学生が毎年来学していますので、留学希望者には、こうした科目を履修することや自ら積極的に接することも留学準備の良い機会となるでしょう。

施設の活用

語学の学習は、基本的には個人的な努力と研鑽によらねばなりません。こうした個人学習のために、A館2階にあるCALL教室やAVスタディルームが利用できます。このCALL教室では、授業展開のない時間に、自由に機器を使って、英検やTOEFL、TOEIC、英会話DVD教材などの自習教材を好きなときに学習することができます。また、AVスタディルームでは、CALL教室の教材に加えて、隣接の教材保管室に保管してある語学学習のための様々な教材なども自由に利用できます。

わからないことがあれば・・・

留学についての相談は「国際教育課(センター棟1F)」で随時受け付けています。気軽にお立寄りください。


 

応募資格

本学の派遣留学生として協定校に留学するためには、年2回行われる派遣生の募集期間に応募し、学内選考を経なければなりません。
派遣留学については、以下の基準を満たしている必要があります。

※ 短期大学部生は応募できません。

学籍

北星学園大学に1年以上在学している学部学生、大学院生であること。
(北星学園大学短期大学部から北星学園大学へ編入した学生は、編入した時点で北星学園大学に1年以上在学したものと同様に扱います)

取得単位・成績

  • 1年間に30単位以上を修得していること。
  • 応募時のGPA(成績評価)が2・3以上であること。

語学力

選考の時点で下記の派遣基準に達していないため条件付で合格した人も、春期派遣については派遣前年の6月末日、秋期派遣については派遣前年の11月末日までに達していれば派遣されます。

派遣先 コース A
英文学科
文学研究科
B
左記以外の
学科・研究科
備考
(現地での学習内容)
応募基準 派遣基準 応募基準 派遣基準
セントオラフ大、マンチェスター大(米) 学部科目受講 480/54 550/79 430/39 550/79 ESLなし
エルマイラ大(米) 520/68 520/68 ESLなし、派遣前にエルマイラ大の面接有
セントラルランカシャー大(英) 学部科目受講
(ダブルディグリー)
ESLなし、ビジネスコミュニケーション
リージェンツ大(英) 学部科目受講 ESLなし
ジュネーブビジネススクール(スイス) ビジネス フランス語必修
ルイス&クラーク大(米) ESL/学部科目受講 470/52 TOEFL 575以上でESL免除
セントトーマス大(加) 500/61 500/61 TOEFL 570以上でESL免除
ブエナビスタ大、ジュニアータ大(米)、アルゴマ大(加) TOEFL 550以上でESL免除
ウィスコンシン大ミルウォーキー校(米) TOEFL 520以上でESL免除
サンパブロ大、ネブリハ大(スペイン) 学部科目受講 460/48 スペイン語必修
マラナタクリスチャン大(インドネシア) 490/57 450/45 インドネシア語必修
セントラルランカシャー大(英) 語学研修
リージェンツ大(英) 440/42
大連外大(中)、東海大(台)、カトリック大(韓) 語学研修/学部科目受講 語学研修中心

TOEFLについて

  • 試験結果は2年間有効です。過去2年間の最高得点で出願が可能です。
  • 得点の証明は、受験後本人に届く得点票によりますので、必ず保管しておいてください。
  • 近年の世界的なTOEFL平均得点の上昇傾向から、本学の派遣基準にかかわらず、各協定校からも高い点数が強く求められています。したがって上記点数をクリアしていても満足せずに、継続して英語力の向上に努めるようにしてください。
  • 交換留学制度によらず、個人で英語圏へ留学を希望する場合、学内TOEFLではなく、TOEFL iBTを受験しておく必要があります。

学内TOEFL日程

【2023年度】受験料:1回 4,320円

第1回 試験開催日:6月17日(土) 申し込み締切日:5月16日(火)  申込を締め切りました。
第2回 試験開催日:9月16日(土) 申し込み締切日:8月1日(火)  申込を締め切りました。
第3回 試験開催日:11月14日(土) 申し込み締切日:10月3日(火)
第4回 試験開催日:2月24日(土) 申し込み締切日:2月1日(木)

申込み:社会連携センターにて受付けています。

TOEFL iBTについて

申込み、問い合わせは、国際教育交換協議会(CIEE) TOEFL事業部へお願いします。

TEL:03-5467-5489
ホームページ:http://www.cieej.or.jp/


 

選考方法

選考は留学の動機・意欲を記入した願書、個人面接、学業成績、英語力または中国語・韓国語の学習歴(派遣先による)をもとに総合的に勘案し行います。

単位認定制度とは

1年間の留学期間中に協定校で取得した単位は、本人からの申し出により30単位を上限として本学の単位として認定されます。ただし、これはどんな科目でも認定されるということではありません。所属する学科や留学以前の履修状況等の要因により、認定単位数に個人差が生じます。一般には、20単位~28単位程度は認定されることが多いようです。なお、「教職に関する科目」への単位認定はありませんのでご注意ください。


「科目読み替え」と「科目振り替え」

単位の認定には「読み替え」によるものと「振り替え」によるものがあります。

「読み替え」とは本学で開講されている科目に具体的に当てはめて認定する場合です。例えば、"Introduction to Business"というクラスを履修してきたら、それを「経営学概論」に読み替えてその単位として認定するというケースです。

「振り替え」とは、履修の内容は本学の専門教育科目、あるいは大学共通科目に相当しますが、それに対する適当な科目が本学では開講されていない場合に、その単位数だけを本学での取得単位に加えるという認定の仕方です。履修の内容が専門教育科目に相当すれば専門教育科目単位として、大学共通科目に相当すれば共通科目単位として認定します。具体的に何々という名称の開講科目にあてはめることができませんので、単位数だけ本学のものに振り替えるということです。「振替 基幹科学科目( )単位」、「振替 学科選択科目( )単位」のような形で認定されます。例として以下のような場合があります。

 

(例)"Yoga"(ヨガ) ⇒ 本学に「ヨガ」はないので、「人間科学の分野の2単位」として振り替えられた。

単位認定は、該当する個々の学生の専攻や、本学におけるそれまでの履修状況と大きく関わりますので、協定校でAという科目を取れば誰の場合でも自動的に本学のBという科目に置き換わるわけではありません。Cになる場合やDになる場合、あるいは認定されない場合も出てきます。

例えば、本学からの派遣留学生が同じ大学で経済の同じ講義を履修しても、その学生が経済学部生であれば専門教育科目として認定されるでしょうし、文学部生であれば共通科目や他学部学科科目となるでしょう。また、それに該当する科目をすでに本学で修得済みであれば、重複しての単位認定はできないことになってしまいます。

(例)”Communication Skills”という科目を取ってきた場合

英文学科のAさん ⇒学科専門教育科目「イングリッシュ・ディスカッション」に読み替え
英文学科のBさん ⇒文学部他学科専門教育科目に振り替え
経済学科のCさん ⇒大学共通科目「国際文化論」に読み替え
経済学科のDさん ⇒他学部他学科専門教育科目に振り替え

このように単位認定の具体的なあり方には異なりがあることを理解しておいてください。

 


中国、韓国、台湾留学と単位認定

非英語圏留学の場合は語学研修が主要なカリキュラムとなります。そのため、専門とする分野に関わる講義を受ける機会はほとんどありません。しかし、語学中心であっても所定のカリキュラムをきちんと履修すれば、前述の科目読み替え、科目振り替えにより、20単位前後は認定されています。

 


単位認定と卒業に要する年数

単位認定制度をうまく利用すれば、1年の留学期間を含めて4年間で卒業することが可能です。ただし、修得してきた単位がすべて、本学の卒業に必要な単位として認定されるとは限りません。

アジア圏の場合は、1年を語学のみの学習に費やすことになりますので、学科によっては、4年間で本学を卒業することは難しいと言え、5年を覚悟したほうが良いでしょう。また、英語圏の場合でも、派遣時期や必修科目の履修などによって4年間では卒業できない場合も多くあります。

4年間で卒業するためには、留学する前から綿密な履修計画を立てておくことが必要です。どんな科目がどういう単位に振り替えできるのか、それに合わせてどの学年・時期に留学するのが最適か等々です。こういった事を検討するには、「留学先の大学ホームページ」以外にも「これまでの派遣留学生の帰国報告書」「過去の単位認定に関する参考資料」が参考になります。これらは国際教育課事務室内にあり、いつでも閲覧できるようになっていますので大いに活用してください。

留学により卒業が延期となった場合には、一定の条件を満たしていれば5年目以降の授業料について減免措置を受けることができます。「留学費用・奨学金」のページにある「授業料の取り扱い」を参照してください。

 


その他

※ 教職に関する科目への単位認定は行いません。
※ 派遣期間中の学年より上級学年次の科目への読み替え認定は行いません。

< アメリカ・イギリス・カナダ・スペイン・スイス・インドネシア派遣の英文学科生>
※ 演習・卒業研究・卒業論文への認定は行いません。ただし、秋派遣留学生は事前に学科長に相談のうえ、現地で演習に代わる高度な内容を履修してきた場合は、認定の可能性もあります(卒業論文除く)。希望者は英文学科長に相談してください。
※ ESLクラス及びコース(科目によるが)のコードが100番台の場合は、原則として研究科目への読み替えはしていません。
※研究科目への読み替えは、4科目8単位までです。

留学費用

留学に必要な経費は、授業料を除くと、大別して以下などがあげられます。

留学費用

  1. 往復旅費
  2. 寮費 (部屋代および食費:Room and board)
  3. 教科書・文房具代
  4. 長期休暇期間中の生活費
  5. 留学保険代
  6. 小遣い及びその他雑費など

これらの費用の総額がいくらであるかは大学によって異なりますから、各大学のホームページ等を参考に具体的に検討しておく必要があります。

極めておおざっぱな数字ですが、欧米圏の場合、1年間の派遣留学費用として200万~250万円程度は必要です。中国(大連外国語大学)の場合は寮費(部屋代)が全額免除となり、さらに食費(700元/月)が支給されます。韓国と台湾の場合、年間3名まで寮費(食費を除く)が免除されます。
また、インドネシアの場合は奨学金(300万ルピア/月)が支給されます。アジア圏の必要経費の総額は100万円程度です。

ただし、個人の生活の仕方や、夏期休暇を留学期間に含めるかどうか等、様々な要因により費用は変化します。秋派遣(8月または9月~翌年8月)では留学先が夏休みに入れば帰国することも可能ですが、春派遣(1月から3月~翌年2月または3月)の場合は夏期休暇を間にはさむことになります。その間、寮を出なければならない場合が殆どです。そのため、夏休み中の過ごし方により旅行費用や一時帰国をするにしても旅費などの費用がその分余計にかかることになります。

なお、正規授業料の枠外で実施される科目(課外講座のようなクラス、アメリカの大学におけるサマーセッション等々)を履修する場合は費用が別途徴収され、その分は個人負担となります。


奨学金・留学費用補助

以下のとおり、派遣留学生に対して給付される奨学金や、協定校独自の援助制度があります。

大学後援会による奨学金

派遣留学生に対して奨学金として、英語圏の場合は1人15万円、非英語圏の場合は1人10万円が給付されます。ただし、留学のための他の奨学金が支給されている人は対象外になります。

大連外国語大学

大連外国語大学への派遣生には、寮費の全額免除と食費補助(700元/月)の特典が年間4名までに与えられます。なお、独立行政法人日本学生支援機構からの奨学金が支給される場合は、前述の寮費全額免除及び食費補助の特典を放棄し、自己負担しなければなりません。

カトリック大学校/東海大学

カトリック大学校及び東海大学への派遣生のうち年間で各大学3名までは、寮費(部屋代)の全額免除となります。

マラナタクリスチャン大学

マラナタクリスチャン大学への派遣生2名については、同大による寮費(部屋代)の全額免除と奨学金300万ルピアの奨学金が与えられます。

その他

独立行政法人「日本学生支援機構ホームページ」に、留学のための奨学金情報が掲載されています。


授業料の取り扱い・減免制度

留学期間中

派遣留学期間の授業料(教育充実費等を含む。以下同様)は、通常通り本学に納めることにより、留学先大学での授業料が免除されます。協定校からの受入れ留学生に対しても、同じ措置が取られます。つまり、お互いに授業料は在籍する大学に支払い、キャンパスは海外というシステムになっています。

帰国後(卒業が延期となった場合)

派遣留学によって1年の卒業延期が生じた場合には、以下の条件を満たしていれば、本人の願い出により5年目以降に相当する授業料は、帰国後の通算1年間に限り減免措置が受けられることになっています。

条件

留学期間が1年間の場合は、留学先で合計20単位以上を取得し、そのうち15単位以上が本学での単位として認定されていること。
留学期間が半年間の場合は、留学先で合計10単位以上を取得し、そのうち8単位以上が本学での単位として認定されていること。
※詳しくは単位認定制度のページをご覧ください。

減免措置

  1. 大連外国語大学、カトリック大学校、東海大学への留学の場合
    ・授業料及びその他の学費の全額を免除。
  2. アメリカ・イギリス・カナダ・スペイン・スイス・インドネシアへの留学の場合
    ・通年で延期となった場合は、授業料及びその他の学費を半額免除。
    ・前期または後期のいずれか半期間で卒業が予定される学生は、その半期分の2分の1に減額される。

手続き

帰国後、5年目以降にあたる年度の履修登録が完了した時点で、単位認定票の控えと履修登録票の控え、所定の用紙を国際教育課に持参し承認を受けた上で、財務課に申請をする。

 

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