大学院
Graduate School
学びの特色
現代社会における国際化と情報化の急速な進展は、異なる背景をもった個人、集団、組織が接触交流する機会を飛躍的に増大させましたが、その反面、相互の理解や合意の形成が、これまで以上に複雑かつ困難なものとなってきています。このような中で人々の間のコミュニケーションを理解するには、単に言語学習や交渉術の修得という技術的な面にとどまらず、他者の歴史的、文化的、政治経済的背景を踏まえた深い分析と考察が必要です。文学研究科の言語文化コミュニケーション専攻では、「文学・文化研究分野」、「英語教育・コミュニケーション研究分野」、「人間関係論分野」の3領域で専門性の高い授業を提供することを通して、今の時代に求められる資質を備えた知識人を育成しています。
(左から:高野教授、高橋教授、柳町教授、中地教授、トムソン准教授、長谷川教授、島田准教授、田辺教授、石川教授、蓑内教授、鈴木教授)
専任教員と主な研究分野
研究科長:柳町 智治 教授/副研究科長:長谷川典子 教授/専任教員数 11人
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教授 | 石川 悟 | 認知科学, 実験心理学 |
鈴木 剛 | 教育学, 教育思想 | |
高野 照司 個人HP |
社会言語学, 言語変異理論, 社会音声学, 日本語学 | |
高橋 克依 | アメリカ演劇, 日本演劇 | |
田辺 毅彦 | 実験心理学, 臨床心理学, 社会福祉学 | |
中地 美枝 | 国際・グローバル研究 | |
長谷川 典子 | 異文化コミュニケーション | |
蓑内 豊 | スポーツ心理学、健康運動心理学 | |
柳町 智治 | 応用言語学, 相互行為分析, 第二言語学習, 第二言語教育 | |
准教授 | 島田 桂子 | キリスト教文学、19世紀~20世紀イギリス文学、Charles Dickens、William Stafford |
ロバート J.トムソン研究者Story 個人HP |
メディア・コミュニケーション論, 比較文化心理学, インターネット心理学, アドベンチャーツーリズム (キーワード:ソーシャル・ネットワーク・サイト、文化、インターネット心理学) | |
(2022年4月1日現在)
※教授、准教授、専任講師ごとに50音順
目的
- 国際性と行動力を備えた高度知識人の育成
- 先進の研究と実践を通した現代社会への貢献
- リカレント(職業人継続)教育の推進
カリキュラム
言語文化コミュニケーション専攻授業科目の履修と研究指導について
修士論文評価の基準
① 資料の取り扱いと先行研究の取り扱いの適切さ(20点)
② 研究方法と分析手法の適切さ(20点)
③ 論旨の明確さと一貫性(20点)
④ 構成の体系性(20点)
⑤ 論文の独創性(20点)
特定課題研究の成果にかかる評価の基準
① 資料の取り扱いと先行研究の取り扱いの適切さ(20点)
② 研究方法と分析手法の適切さ(20点)
③ 論旨の明確さと一貫性(20点)
④ 構成の体系性(20点)
⑤ 研究の独創性(20点)
※特定課題研究においては、原則として以上の①~⑤を評価基準と定めるが、そのテーマと内容によっては、全項目が適用されないことがある。
過去の修士論文一覧