Special activities
札幌市教育委員会の後援により、札幌市内の大学に先駆けて1975年から開始され、主に一般市民を対象とした講座です。開催形式は全6回で、1回当たり90分。仕事が終わってから受講できるよう開催時間を18時20分から19時50分に設定しています。単位の認定はありませんが、4回以上受講された方には修了証書が交付されます。
テーマ | 北海道から考える地域・国際社会のコミュニケーション ~人と人が支えあう社会を目指して~ | |
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概 要 | 文学部心理・応用コミュニケーション学科では、心理学、社会学、メディア学、教育学など学際的な分野を学び、多様な方向から地域や世界を読み解く力をつけることを目的としており、大学内にとどまらず、さまざまな現場に出かけています。今回は、これらの知見から、子育て支援、子ども向け電話相談、高齢者の介護予防、北海道・ドイツ・イギリスなどの事例を通して、地域コミュニティの再生と振興などについて情報提供をしていきます。 | |
日 程 | 第1回 9/27(金) |
「チャイルドラインほっかいどう」の活動から考える子ども達の生きづらさを支える社会チャイルドラインは、子どもが自ら考える力を尊重して、自分の考えや気持ちを表現できるよう支援しています。恋愛、いじめ、引きこもり、心のトラブル、自殺願望、虐待など、かれらが抱えるさまざまな問題を通して、我々大人はどう対処したらよいのか、考えていきたいと思います。 講師:田辺 毅彦(本学文学部教授)《心理学》 |
第2回 10/4(金) |
子どもたちや高齢者を支えるやさしいまちづくりを目指して地域の高齢者が取り組む健康づくり活動を通して、住民相互に世代を越えた信頼関係を築き、とじこもりをふせぐコミュニティーをつくりだす実践方法を紹介します。 講師:北澤 一利(NPO法人ふまねっと理事長/元北海道教育大学教授)《健康教育学》 |
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第3回 10/11(金) |
子どもが育つ環境づくり-コミュニケーションの視点から-少子化と言われる現在、子どもが育っていくためにはどのような環境が必要なのでしょうか。今回は、環境の中でも、コミュニケーションを取り上げ、地域で育つ子どもたちに、そして、その保護者に、どのようなサポートが必要とされているのか考えていきたいと思います。 講師:柿原 久仁佳(本学文学部准教授)《子育て支援》 |
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第4回 10/18(金) |
地域の中で学ぶ -大学での学びを導く「現場」-大学の講義室から学びの「現場」となる「地域」へ飛び出すことは、まさにアクティブラーニングの実践です。眼と耳を通して手に入れた「知識」に加え、身体全体を「環境」の中に置くことで「真の問題」に気づき、考えていく取り組みについて紹介します。 講師:石川 悟(本学文学部准教授)《認知学習論》 |
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第5回 10/25(金) |
地域再生のコミュニティ論 -日本とドイツの事例に学ぶ-今日、地域再生や地域づくりの観点から、改めてコミュニティの役割がクローズアップされています。日本とドイツの取組み事例を紹介しながら、地域課題の解決に向けた新しいコミュニティづくりのあり方について議論してみたいと思います。 講師:寺林 暁良(本学文学部専任講師)《地域社会学》 |
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第6回 11/1(金) |
競争と共生は両立できるか-英国・田舎暮らしで見えたこと-競争を勝ち抜く先に幸せがある。私たちの多くはそう信じ、生きています。一方で、頑張れない人をいたわり、共生する大切さも学びます。競争と共生は両立するのか。そんな疑問を胸に、今春から夏にかけ、英国の田舎で暮らしました。かすかな希望の光が見えました。 講師:阪井 宏(本学文学部教授)《マス・コミュニケーション論》 |
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