北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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本学の取り組み

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大学公開講座

大学公開講座(一般向け)

札幌市教育委員会の後援により、札幌市内の大学に先駆けて1975年から開始され、主に一般市民を対象とした講座です。開催形式は全6回、1回当たり90分。仕事が終わってから受講できるよう開催時間を18時20分から19時50分に設定しています。

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2023年度 開催内容

第46回北星学園大学公開講座PDF

テーマ データ駆動型社会における法と経済
概 要 データ駆動型社会は、生成型AIの登場により新しい段階に入ったかに見えます。その一方で、戦争・飢餓・気候変動など人間が引き起こす問題はますます深刻化しています。データサイエンスとAIによるアシストにより、私たちはこれらの問題解決に向けてどう取り組むことができるのか。本講座では、憲法・行政法・金融など法と経済の各分野から問題を掘り下げて考察します。
日 程 第1回 9/22(金)

デジタルプラットフォームと消費者・事業者の保護

デジタルプラットフォームでの取引は、パソコンやスマホ一つで何でもできて消費者にはとても便利です。しかし、そこではかつてないスピードで膨大な情報が蓄積され、その結果、ライバル事業者が排除されたり、プラットフォームヘ参加する事業者が不測の不利益を受け、また、消費者の個人情報も個人の管理が及ばないところで使われる可能性もあるのです。この回ではそうした問題と対処法を見ていきます。

講師:萩原 浩太(経済学部 教授・弁護士)《経済法》

第2回 9/29(金)

Al 関連企業のコーポレート・ファイナンス

ChatGPTで有名なOpenAI社は、Microsoft社から約100億ドル(1.4兆円)に上る巨額の資金を調達し投資やビジネスを行っています。この回では、Al(人工知能)関連企業について、コーポレート・ファイナンスの観点から、莫大な金額を要する投資の現状、資金調達、そして利益還元を考察します。

講師:南 ホチョル(経済学部 准教授)《企業金融論》

第3回 10/6(金)

自治体情報システムの共通化と地方自治

データ駆動社会は、企業行動だけでなく、行政のあり方にもインパクトを及ぼし、自治体ごとに異なる情報システムを共通化する施策が進行しています。この回では、情報システム共通化の現況と自治体の課題を整理し、共通化された自治体情報システムの利用が、地方自治にどう影響するかを考えます。

講師:竹田 恒規(経済学部 専任講師)《行政法》

第4回 10/13(金)

会社における保有個人情報保護のありかた

デジタル社会では個人情報それ自体が価値を有するようになりました。他方、個人情報がデジタル化されることにより、従来では予想できない方法で個人情報の漏洩がなされる可能性も出てきています。この回では、個人情報保護法について解説した上で、個人情報を保有する会社が注意すべき点について説明します。

講師: 佐藤 郁美(弁護士・ニューヨーク州弁護士 のぞみ総合法律事務所)
コーディネーター: 萩原 浩太(経済学部 教授・弁護士)

第5回 10/20(金)

企業の継続と企業が負う責任

企業は営利を目的としてビジネスを行うものですが、企業が存続していくために、経済的な価値を生み出すのはもとより、法令を遵守しステークホルダーに対する法的責任を全うし、さらには、ESGやSDGsといった視点を含め、社会に対しても責任を果たしていく必要があります。この回では、そうした点から企業の責任の在り方を考えます。

講師:矢吹 公敏(弁護士・ニューヨーク州弁護士 元東京弁護士会会長)

第6回 10/27(金)

データ駆動型社会における法と倫理

データ駆動社会を牽引するデータサイエンスとAlは、プライバシー権などの人権のみならず、人間の尊厳そのものを脅かす危険をはらんでいます。人権は、人間の自律性と道徳的な責任という倫理的な観念と結びついています。この回では、人間の尊厳の観点からデータ駆動社会のあり方を考えます。

講師:岩本 一郎(経済学部 教授)《憲法》

 

問合せ先

〒004-8631 札幌市厚別区大谷地西2丁目3番1号

北星学園大学 社会連携課 大学公開講座係(C館1階)

TEL:011-891-2731 [9:00-11:30/12:30-17:00(土日祝除く)]
FAX:011-896-8311
e-mail:renkei@hokusei.ac.jp

 

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