短期大学部(2025年度から学生募集停止)
Hokusei Gakuen University Junior College
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短期大学部70周年記念特設ページ
北星学園大学短期大学部は1951年に開学し、
70周年を迎えました。
学科再編やキャンパス移転、男女共学化など、時代とともに教育のあり方は変容を遂げてきましたが、北海道の女子教育の礎を築いたサラ・C・スミスの志「Shine like stars in a dark world」は、今も変わらず息づいています。
学長メッセージ
〜居場所であり続けることを願って〜
学長 大坊 郁夫
DAIBO,Ikuo
北星学園は、1887年にアメリカ人宣教師であるサラ・スミス先生が札幌に女学校を開設し、北海道の女子教育を始めた女学校(当初はスミス塾)に由来します。後にスミス女学校、北星女学校と名を変え、1951年に北星学園女子短期大学を設置し、今日の北星学園大学短期大学部(2002年に男女共学化し、校名変更)にその歴史は続いております。2021年に開設70周年を迎えました。2021年3月までに2万名以上の卒業生を輩出しており、各地で活躍いたしております。国内学の大学へ編入学している者も少なくありません。卒業生の方々の活躍に大きな誇りを持っております。同時に、受け入れていただいている職場、そして、ご家族の皆様の支援に感謝いたしております。
母校は学生が安心して学びや自らを陶冶できる居場所であり、学生それぞれのベースキャンプです。本学の学生、卒業生としての誇り、居場所を築いている教職員の矜持を今後とも大事にいたします。本学がこの先も北海道のみならず世界で価値あるものであるように多くの方々のご支援をいただきたいと願っております。
学長 大坊 郁夫
DAIBO,Ikuo
学部長メッセージ
短期大学部長 森越 京子 教授
MORIKOSHI, Kyoko
北星学園大学短期大学部70周年を迎えることができ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。コロナ禍ということもあり、静かに開学70周年を迎えることとなりました。
北星短大のこれまでの歴史は、「北星学園女子短期大学これまでの50年これからの50年」に一度まとめられていますが、「北星女子短期大学部」が「北星学園大学短期大学部」として大谷地に移転したこの20年も様々な歩みがありました。短大が共学となり、女子学生だけでなく男子学生も短大で活躍しています。また、北星学園大学と同じキャンパスとなり、充実した施設・設備での学びや、さまざまな活動への参加が可能となりました。そのことにより、4年制の大学への編入学を目指す短大生がさらに増えました。しかしそこには、これまで繋がれてきた「北星短大」としてのアイデンティティがあり、その精神はこれからの短大生・短大教職員にも伝えていきたいと思っております。
コロナウイルス感染症の問題は、私たちの生活や価値観にも大きな影響を及ぼしています。このことにより、今後の高等教育機関での学びや学生生活についても新しい取り組みや方向性が必要となってきています。まだ、手探りの状況ですが、北星短大は、開学70周年を一つの節目として、これまでの歴史と伝統を受け継ぎながら、新たに「地域に根付き、グローバルに輝く北星短大」を目指して、教職員一同、さらに努力をする所存ですので、今後とも一層のご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
短期大学部長 森越 京子 教授
MORIKOSHI, Kyoko
北星短大に心から感謝して
〜1期卒業生からのお祝いの言葉〜
ルーテル学院大学 名誉教授
前田ケイさん (第1期生)
私の歩んだ道
私は91歳になったが、北星短大こそが、この長い人生の基盤を作ってくれたと思っているので、母校には深く、深く感謝している。1949年(昭和24年)、高校卒業後に、「もっと英語を勉強したい」と願った私はできたばかりの北星学園英語専門部(以後、英専という)の面接試験を受けて合格できた。卒業した市立の高校で当時、女子ばかり60名のクラスのうち、大学や短大に行った人は私を含めてわずか3名だった。女に教育はいらないと思われていた時代だった。入学した英専のクラスはたしか、17,8名で、殆どは北星学園高校の卒業生だったが、私達は皆、仲良く助け合って学び、昼休みなどにはみんなで賛美歌を合唱して楽しんだ。世界史、文学、英語教授法なども含めて、殆どの授業は、直接、英語で教わったので、全員、卒業するまでに、英語の日常会話には全く不自由がないほど上達できた。 英専卒業後、私は当時のCIE図書館(現在のアメリカ文化センター)に勤務し、アメリカ人の館長さんの指示を受けながら、図書館員としての業務に励んだ。
その間、北星学園では新しく短大を作ることになり、英専卒業生にも短大卒の資格を与えようと計画して下さった。私達に必要な理系の授業などを補講して下さったので、仕事を終えた夜、北星まで勉強に行き、英専の私達も無事、単位を満たし、短大卒業生になった。
そのおかげで、私は1953年(昭和28年)に再び試験を受けて、青山学院大学英米文学科の3年に編入学をしたが、さらに1年後、アジア財団企画の留学生試験に合格して、文化交流学生として、ハワイ大学の4年生になった。ハワイ大学で社会学を専攻した私は、そこでソーシャルワークという専門職があること、それには、大学院に進まなければならないことを知って、翌年、コロンビア大学大学院に進学した。幸い、奨学金も頂くことができ、1957年(昭和32年)には修士課程を卒業した。卒業後1年、ニューヨークでソーシャルワーカーとして働き、帰国。全国社会福祉協議会国際部の職員となって数年間、勤務した。
その後、結婚、子育てのあと、やがて、ルーテル学院大学の教員となり、ソーシャルワーカーの育成に努力した。その間、何年か、新しくできた北星学園大学社会福祉学科でグループワークの集中講義をさせて頂き、とても嬉しかった。やがて、ルーテル学院大学では大学院を作ったので、社会福祉学と臨床心理学専攻の大学院生の教育に当たり、大学院の完成年度を待って、2009年(平成21年)、78歳で退職した。現在は仙台に住んでいる。
北星短大教育から与えられたもの
英専でのクラス担任は高知先生だった。先生は、私達の面倒をよく見て下さったばかりでなく、大学の授業にふさわしく、「勉強と研究の違い」に目を開いて下さった。英文学の時間には、分厚い英語の辞書を何冊も授業に持ってこられ、なかでも英語の辞書を使って英語を調べる重要性を教えて下さった。高知先生から習った18世紀の英国詩人、アレキサンダー・ポープの言葉、”Hope springs eternal in the human breast”には、長い人生の間、幾度も深い共感を覚えてきた。
もっと大事なことがある。英専の教育に重要な役割を果たされた4名の女性宣教師の先生方は、これまで「敵」であった遠い国に、自分から決心して赴き、意義ある人生を歩んでおられた。いまの言葉で言えば、「自立した女性の生き方のモデル」だったが、当時の私はもっと単純に「えっ、女でも自分で、自分の生き方を決めている!」と驚いたのだ。やがて、それは、「私もそうありたい」という願いに変わっていった。クリスチャンホームに育ってきた私には宣教師の先生達の生き方の基盤に信仰があることは分かりやすく、私は入学したその年の6月に洗礼を受けることができた。クラスメイト全員を母の慈愛で包んで下さったエバンス園長は “You are immortal until your task is done”という言葉を教えて下さり、今日までどれほど、この言葉に励まされてきたことか。高齢になったいま、天に召される日は「なすべき自分の仕事が終わった時」と心の平安を頂いている。私の人生の基盤を作って下さった北星短大にもう一度、つきない感謝を献げたい。
近年の著書、論文
- 『私の体験的グループワーク論:現場ですぐに役立つ実践技法を伝えます』(単著、金剛出版、2021年)
- 『生きる力をつける支援のために:保護司面接のためのSSTマニュアル』(単著、日本更生保護協会、2019年)
- 『基本から学ぶSST』(単著、金剛出版、2013年)
ルーテル学院大学 名誉教授
前田ケイさん (第1期生)
時代を超えて受け継がれる知の輝き
短大70周年の歩み
- 1951(昭和26)年
北星学園女子短期大学開学<英文科> - 1954(昭和29)年
女子短期大学に家政科設置 - 1958(昭和33)年
女子短期大学英文科に専攻科開設 - 1975(昭和50)年
女子短期大学の英文科を英文学科に、家政科を家政学科に名称変更 - 1989(平成元)年
女子短期大学の家政学科を生活教養学科に名称変更 - 2001(平成13)年
女子短期大学、開学50周年 - 2002(平成14)年
女子短期大学を北星学園大学短期大学部に校名変更し、大谷地に移転、同時に、生活教養学科を生活創造学科に名称変更 - 2021(令和3)年
北星学園大学短期大学部、開学70周年
70周年をお祝いする記念イベント
&広報誌
協力:北星学園大学同窓会
記念ロゴ
ホームページやツイッターを通じて
3案の中から投票で選ばれました!
北星のシンボルである星の形をなぞるように、「7」の字が描かれたデザインです。そのラインの勢いが、70 年を経てなお今後も突き進むパワーを感じさせます。
デザイン制作:北星学園大学短期大学部生活創造学科2年 小泉 碧さん(クリエイティブデザイン履修モデル)
左:制作者の小泉碧さん
右:クリエイティブデザインゼミの川部先生
記念クイズ
協力:北星学園大学同窓会
参加していただいた方の中から10名の方に
抽選で素敵な景品をプレゼント♬
今年度に北星学園大学短期大学部が開学70周年を迎えることを記念し、短期大学部にまつわる記念クイズを開催します。設問は全9問で、全て必須回答です。 大学HPや各学科HPなどに解答のヒントがありますよ!隈なく探して全問正解を目指してください☆
- Surface Laptop Go 12.4インチ 1名様
- iPad mini(第6世代) 1名様
- iPad (第9世代) 1名様
- ワイヤレスイヤホン 1名様
- 高級多機能ペン ピュアモルト 1名様
- モバイルバッテリー 5名様
*回答締切は2月28日(月)までです。
*当選者の発表は、発送をもって代えさせていただきます。
締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
お祝いメッセージ
卒業して三年が経ちますが短大生活の2年間は今でも忘れられない素敵な宝物です。
短大で教えてもらったことを今の仕事にも活かしていきたいです。
70周年おめでとうございます。歴史ある大学で学べていることは誇らしいです。
今回はとても面白い企画だと感じて応募しました。今後も様々な企画が発表されると期待しています。
そして、これからも北星学園大学とともに、短期大学部もより一層の発展をとげられるよう応援しています。
最後に景品が届くことを楽しみにしています(笑)
卒業して何十年となりますが、当時のカリキュラムを引き継ぎながら、新しい学問学部が加わり、ますます発展されている様子を知り大変嬉しく思います。
北星学園大学女子短期大学在学中に培った知識と経験はその後の人生にも良い影響を与えてくれています☆
社会人になってから2年間が本当に貴重な時間だったなとより思うようになりました。
今は大変な時期だと思いますが、貴重な2年間精一杯楽しんで勉強頑張ってください!!
FIGHT!!
いつも学生団体で一緒に活動している短大の学生さんは思いやりのある優しい方ばかりです!
短大の授業も受ける機会があったら嬉しいのになぁと思っております。
昨今、4年制大学が主流の中、短期大学があることは大変貴重だと思います。
短期大学ならではの良さを、これからも発信していって欲しいと思います。
インスタを拝見して、短大生の方が楽しそうに充実した毎日を送っているのを見て、「早く短大に行きたい!」という気持ちが強くなりました!
勉強が忙しくて、自分には無理かもしれないと思っていましたが、希望を持って進学に頑張っていきたいと思います!オープンキャンパスで会えるのを楽しみにしています♫
卒業生です!今春娘も受験します!伝統の継承を目の当たりに感じます。
この先もずっと北星の星が輝き続けますよう祈っています。
短大部の方、大学に携わっている方々70周年おめでとうございます。
自分が産まれるはるか前から北星短期大学部があるということは本当に感慨深いものです。これからも永く北星の色が続いていきますように。
Congratulations for the 70th Anniversary!
Enjoy this special year with all students and staff in Hokusei!!
70周年おめでとうございます。
短大部には、いろいろと楽しそうなことが準備されていますね!目指せ100周年!
今年から北星学園大学に入学します。このクイズで自分の知らなかった北星の一面を知ることができ、入学するのが楽しみになりました。4月がとても待ち遠しいです。
短期大学部70周年おめでとうございます!