School of Humanities
英文学科では、文化的知識に裏打ちされた高度な英語運用能力を獲得し、国際社会において求められる見識及び、異文化コミュニケーション能力を備えた人物の育成を目的として、以下のような方針に基づくカリキュラムを編成している。なお、成績評価は、シラバスに記載された明確な評価基準に基づいて厳格に行っている。
心理・応用コミュニケーション学科では、理論と現場の融合を目指した教育を実現するため、カリキュラムに実習を大幅に取り入れており、2年次には建築系、農業系、野外系、教育系に分かれ、現場での実習を行っている。また、同年次には、「人間科学科目群」と「地域国際科目群」のどちらかに重きを置く教育を行い、「人間科学科目群」では、人間の心の過程を科学的に探求する能力を養成する授業科目を配置しており、「地域国際科目群」では、応用的・対人的科目など、コミュニケーションの現場で活用する応用力と実践力を養成する授業科目を配置している。
3年次から4年次にかけては、学科の学びの集大成として卒業研究を必修化しており、論文だけではなく、イベントの企画実践や映像作品の作成、創作活動など多様な形式を認めている。3年次後期には、必修科目を1科目しか配置しない「フルフレックス制度」を導入し、海外留学や現場体験などの学生の自主的で自由度の高い学習を保障した、最大8ヶ月間を自分でデザインした国内外での活動に充てることができる。就業体験としてのインターンシップも単位化されている。そして、4年間を通じて、意思を伝える言語としての「書く」「話す」の訓練を徹底し、実用英語技能検定、日本漢字能力検定などの公的検定試験の成果に対して単位を認定し、語学力向上の自主的努力を支援している。