就職・キャリア
Career design
その就職先を志望した理由は?
私は、日頃から教育に関心があったことがきっかけで、道内の高校生と関わるボランティアに参加しました。これは実際に学校へ出向き、生徒たちの進路や家庭、友人等の悩みについて、対話を通じて向き合っていく活動でした。高校生と会話を深めていく中で、対話ができる場所が不足していることと、北海道は広大な土地が故に、地域で教育格差が生じていることに気付かされました。この経験から、対話の重要性と教育整備の重要性を強く感じ、これらに携わることのできる仕事をしたいと思い志望しました。
試験に向け、どのような対策を行いましたか?
公務員試験は「勉強を頑張る!」という印象があるかもしれませんが、実際には筆記試験の得点が良くても、論文や面接試験が不振だと最終合格は掴めない試験です。そのため、筆記試験と面接をバランス良く対策していきました。
まず、筆記試験対策についてです。私は大学2年時には、大原法律公務員専門学校による学内公務員講座を受講し、3年時には同校の札幌本校に通いました。その日に講義で学んだことは1週間以内に復習することを心掛けていました。また、本試験は科目も多いので、たとえ苦手科目があっても、それをカバーできる科目を作るよう勉強しました。
次に、面接試験対策についてです。私は就職支援課の方と大原の先生に練習をお願いしました。最初のうちは緊張でいっぱいでしたが、アドバイスをいただき、経験を積んでいく中で、面接試験に自信を持って挑むことができました。
大学のサポートで、役に立った・プラスになったことはありましたか?
就職支援課の方にサポートしていただいたことです。まず、先輩方が残してくださった「就職活動体験報告集」の体験談から多くの情報を得ることができました。そして、エントリーシートの書き方や面接練習なども、志望先ごとに的確にご指導いただきました。経験豊富な就職支援課の方々に見ていただけたということが心強かったです。私が最終合格をいただいた際に、一緒に喜んでくださった瞬間は忘れられません。就職支援課のサポートなしには、内定は掴めなかったと思います。
高校生へのメッセ―ジをお願いします!
大学生は自由な時間が増え、学生と呼べる最後の期間でもあるので、今だからこそできるゼミナールやサークル活動、アルバイト等を大いに楽しんでほしいと思います。ところが、大学で過ごす4年間は、漠然と過ごすとあっという間に終わってしまいます。私は、高校と大学の一番の違いは、「与えられる」から「取りに行く」というスタンスに変わる点だと思います。自ら考え、様々な経験を積み吸収していけば、きっと良い道が開けると思います。