その就職先を志望した理由は？

両親の仕事の都合で様々な土地に住む機会があり、過疎地域とよばれる土地に住んだ経験から地域経済活性化の重要性を実感し、経済調査や財政投融資（地方公共団体にお金を貸して街を豊かにすること）を通して経済の土台から業務に関わりたいと思いました。また、昔から「困っている人を助けたい」という気持ちがあり、国の立場で業務に携わることでより広範囲の地域や人々と関わることができるのではないかと考えました。様々な説明会に参加しているうちに職員の方の優しい雰囲気と仕事に熱意を持ちながら働かれている姿に非常に魅力を感じたことも北海道財務局を志望した１つの理由です。

試験に向けてどのような対策を行ったか

筆記試験と面接試験の２つに分けてお話します。
筆記試験については、私は学内公務員講座と市販のテキストで乗り切りました。法律や経済などは福祉心理学科の専攻外でしたのでまずは基礎をしっかり固めることを意識していました。試験の直前期は学内公務員講座の先生の話を聞き、出題のパターンを把握しながらひたすら過去問を解きました。
　面接対策については、就職支援課、予備校の先生、ハローワークで模擬面接をしていただきました。私は慣れないことに緊張しやすい性格だったのであえて色々な方と面接をするようにしました。面接では自分の経験だけでなく業務内容の深堀りにも対応できるように志望先のパンフレットを読み込みました。場数を踏みながら、色々な角度からの質問に対応できるように対策したため本番では、これだけ練習したから大丈夫！という自信が心の支えになりました。

大学のサポートで役に立ったこと

面接対策とキャリアサポーター制度です。
面接対策では就職支援課の方に模擬面接だけでなく、フィードバックもしていただき、具体的な改善点などを教えていただきました。公務員だけでなく民間の面接に詳しい方にも模擬面接をしていただけたので質問への対応力を上げることができたと思います。
キャリアサポーター制度では実際に合格した先輩に相談にのっていただきました。私は経済がとても苦手だったのですが、先輩が教えてくれた問題集のおかげで本番では得点源にすることができました。

高校生へのメッセージ

大学生活を楽しむコツは「とにかく行動すること」です。大学生活は自分次第でいくらでも楽しくもつまらなくもできると思います。私は4年間続けているボランティア活動がありますが、きっかけは「なんか楽しそう」でした。あまり深く考えすぎず、自分から気になる人に声をかけたり、新しい環境に飛び込んでみたりしてほしいです。失敗するのが怖いという方もいるかもしれませんが、自分が成長するにはときには失敗も必要だなと思いますし、友達と話すときのネタにしてしまいましょう！ぜひたくさん行動して色々な環境や人の価値観に触れてもらえたらいいなと思います。みなさんの大学生活を応援しています！

「就職・キャリア」メニュー