北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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アメリカ

America

海外生活を経て自分の経験値が上がった

ルイス&クラーク大学

文学部 英文学科 3年 女性

アメリカ(2019.8~2020.3)

派遣留学


Ⅰ.留学前について

1.留学した理由やきっかけは?

将来英語を使って仕事をしたかった、英語をもっと話せるようになりたかった。


2.留学準備を始めたのはいつですか?

1年次


3.語学の試験は何回受験しましたか?

TOEFL:6回、TOEIC:3回


4.語学試験対策も含め、留学に向けて何を・どのように勉強しましたか?

TOEFLに関しては、図書館にある参考書を何周もして勉強しました。まずは文法を固めれば点数はすぐ上がります。Youtubeで、便利な英語のフレーズや自己紹介、初対面の人との会話でよく聞かれる質問なども見て勉強していました。


5.海外渡航経験はありましたか?留学開始前の直近3回分について教えてください。

渡航先(国・地域名) 渡航時の学年 目的・期間
アメリカ、ニューヨーク 2年 旅行
シンガポール 2年 旅行
韓国 2年 旅行

Ⅱ.現地での学習について

1.平均的な勉強時間・場所について教えてください。

勉強時間 主な勉強場所
平日(学期中) 2.5時間程度 図書館、友達が住んでいる寮のラウンジ
休日(学期中) 3時間程度 図書館、友達が住んでいる寮のラウンジ
平日(試験前) 3時間程度 図書館、友達が住んでいる寮のラウンジ
休日(試験前) 4時間程度 図書館、友達が住んでいる寮のラウンジ

2.授業の様子はどうでしたか?北星大の授業の様子と特に異なる点があれば教えてください。

AESという留学生向けの英語を学ぶコースでした。クラスメイトは、前期が日本人6人、サウジアラビア人6人、ルワンダ人1人、後期は日本人4人、サウジアラビア人6人、ルワンダ人1人、中国人1人でした。日本人は授業中あまり発言しないのに対して、サウジアラビア人は発言量がものすごかったです。最初は圧倒されていました。それと、YES/NOがとてもはっきりしていました。
少人数だったので仲良くしやすかったのと、意見やその理由をよく求められました。指名されなくても意見や質問を発言することがアメリカでは普通でした。
それと、エッセイなどを提出するときはwordではなくgoogle documents のアプリを使っていました。実際にそっちのほうが便利なので、留学前にgoogle documents, google slidesは使い慣れておいたほうがいいかもしれません。
また、現地の日本語の授業にもアシスタントとして参加していました。日本に興味のある友達がたくさんできたことに加え、日本語がどれだけ複雑で難しい言語か思い知らされました(笑)。 今後ルイクラに留学される方には、ぜひアシスタントとして参加してほしいと思います。


3.授業を受講するにあたって心掛けていたことや工夫していたことはありますか?

積極的に発言すること、質問があればすること、ペアワークの時はなるべく日本人以外と組んでいました。


4.語学のハンディを感じることはありましたか?どのように克服しましたか?

サウジアラビア人、ルワンダ人と比べて、スピーキング力とリスニング力、発言力が足りないと痛感しました。文化や性格に違いもありますが、特にサウジアラビア人は全く物おじせずに、思ったことは全部発言していました。日本では授業中は静かに先生の言うことを聞いて板書する、というスタイルが染みついているので、最初は本当に発言すること自体に緊張していました。ですが、アメリカでは自分の意見を主張することが大事だということに加え、指名されてから自信なさそうに意見を言う自分にモヤモヤしていました。そんな自分が嫌だったので、緊張しましたが少しずつ発言量を増やしました。先生方も日本人のそういった特徴は理解しているので、私が発言した時もきちんと理解しようとしてくれて、ちゃんと聞いてくれました。徐々に慣れていきました。


5.語学のハンディ以外に学習面で苦労したことはありましたか?どのように克服しましたか?

リーディングの量の多さ、単語力のなさ。ネイティブの友達と話しててわからないことは聞いたり、iPhoneのメモに書いたり、日常生活でその単語をなるべく使うようにしました。現地の友達と一緒にいることでたくさん学べました。


6.担当教員は親切に指導してくれましたか?

はい。質問があればオフィスに行ったり、メールで質問したりアポを取って面談などをしました。英語でのメールの書き方もそれで慣れました。


7.学習面で準備しておいて良かったことはありましたか?

文法をしっかり固めていたこと。意欲を高く持っていたこと。


Ⅲ.現地での生活について

1.滞在方法

滞在方法
寮の場合は寮の名前 Hertzfield C
ルーム/シェアメイト
有の場合は構成について 1部屋に自分を含めて2人 その人は、現地の学生

2.滞在先の設備はどうでしたか?

他の寮と比べると割と新しい方だと思いますがきれいではありませんでした。隣同士の部屋、計4人で一つのバスルームを使う、という感じだったので、それはすごくよかったです。他の寮では、ワンフロア2、30人との共有なので、汚いところもあったみたいです。ただ、バスルームが部屋からすごく近い分、シャワーの音が部屋からすごく聞こえるので遅くに帰ってきてルームメイトがすでに寝ているときは、最初は少し気を使いました。


3.ルームメイトやシェアメイトとの関係性はどうでしたか?

割とシャイな子で、とても仲良くなった、とまではいきませんでした。でしたが、会話はもちろんしましたし、共同生活するにあたってのルールのようなものを決めたので、お互い気持ちよく過ごせました。
私の寮は、2年生以上しか住めない寮でした。なので、新入生のワクワク感というような、友達をたくさん作ろう!という様な雰囲気の人は少なく思えました。すでに仲がいい人たちで一緒にここの寮に希望を出した、というイメージでした。そのため最初は少し緊張しましたが、その中でもいつも笑顔で話しかけてくれて、友達になった子たちもいました。現地の生活に慣れていくにつれて、同じ寮の人数も20人弱と少ないので、挨拶をしたり、話したり少しずつ仲良くなっていきました。


4.現地の治安はどうでしたか?外出などの際に気を付けていたことはありますか?

ポートランドは比較的治安のいい街です。当たり前ですがブランド物は持ち歩きませんでした。海外旅行で気を付ける最低限のことをしていれば大丈夫でした。また、ポートランドの人は親切だなと感じました。キャンパス内の友達やカフェテリアのスタッフはもちろん、ダウンタウンでも、バスの運転手さんや店員さん、すれ違う人も親切でした。もちろん、全員が全員、というわけではありません。
気になったことは、ホームレスの多さと、街の匂いです。ほかの地域のホームレスと比べて、他人に危害を加えたり変に話しかけてきたりする人は少なかったですが、ゼロではありません。ダウンタウンの大き目な通りの数ブロック先ではホームレスがたむろしていて少し怖い雰囲気だったのであまり行きませんでした。ブードゥードーナツ(ポートランドで有名なドーナツ屋さん)や、White Stag Sign付近は観光地なだけあって、少し治安悪目でした。基本的にホームレスや、変に話しかけてくる人、お金ちょうだいと言ってくる人には目も合わせず、無視するか、I have no cashと主張しました。匂いに関しては、ウィードの匂いがダウンタウンのあたり中心に、しました。いい思いはしませんでした。これは、ポートランドに限らずだと思いますが。


5.現地の交通の便はどうでしたか?

キャンパスから、無料のダウンタウンや近くのグローサリーストアまでのシャトルバスが一時間に一本くらいのペースで出ていました。それ以外でも、現地のバス、ライトレール(MAXと呼ばれています。市電のようなもの)、Uberを使いました。
バスは2.5時間乗り放題でUSD2.75だったと思います。割と時間通りに来ました。
MAXはUSD5で一日乗車券が買えた気がします。正直、MAXは改札がなく、運転手さんも見ていないので、チケットを買わずに乗車している人も多くいました。それでも、たまに車掌さんのような人が車両にきて、ちゃんとみんなチケットを持っているか確認することもあるそうです。そこでチケットを買っていないことがわかったら罰金があるそうです。


6.食事はどのようにとっていましたか?食事の際に気を付けていたことはありますか?

基本的に学校のカフェテリアでとっていました。留学前に、meal planを選ぶことができます。週に14回もしくは17回、カフェテリアで食事ができるプランです。カフェテリアの食事はまあまあでした。フルーツ、サラダバー、ベーグル、クッキー、デザート、飲み物などは固定で提供されていて、あとは日替わりです。味付けが濃かったり、体にあまりよくなさそうでした。ニキビが増えました。
週末はよく友達と日本食を作っていました。日本人の友達や、現地の日本に興味のある子とです。日本食がどれだけ美味しいか、気づかされます。料理も楽しいし、友達も増えるし、とても楽しかったです。基本的な具材はTargetやFred Meyer で買い、そこで売っていないものはUwajimayaというアジアンマーケットで買っていました。Uwajimayaへはダウンタウンからバスを乗り継いでいけます。日本製の食べ物だけでなく日用品も買えます!中に紀伊国屋が入っていて、隣にはラーメン屋さんもあります。もちろん値段は高めですが、日本が恋しくなった時に行ってみてください。
外食も何回かしました。Duck Houseという中華料理屋さんとSaburo(お寿司屋さん)がおいしくておすすめです。カフェは、Public Domain、Peet's Coffee、Stumptown Coffee、Case Studyがよかったです。チップも払わなきゃいけないけれど、ポートランドは消費税がないので良かったです。外食の際のチップ数の書き方など、事前にYoutubeなどで調べておくといいと思います。

食事の際気を付けていたことは、バランスよく食べることです。カフェテリアはブッフェ方式なので食べようと思えば好きなだけ食べれます。私はニキビができやすい体質なので野菜とフルーツをちゃんととるよう気を付けました。


7.部活・特別行事・催し物などの課外活動に参加する機会はありましたか?

Japan Clubという日本に興味のある人たちのサークルのようなものに入りました。定期的に集まって日本の映画を見たり、お茶を飲んだりしました。
10月中旬に、Japan NightというJapan Club主催のイベントが、カフェテリアでありました。日本文化を伝えるイベントです。ファッションショーで浴衣を着ました。ほかにも剣道着やセーラー服を着てる人もいました。ほかにも、J-POPのダンスを何人かで練習して発表したりもしました。
China Clubにも参加しました。何人かでChinese gardenに行ったり、中華料理屋さんに行ったりしました。
3月にInternational Fairがありました。様々な国からの学生が集まってその国の食べ物や出し物を催すイベントです。日本からは、お団子とおでんを作って、催し物はJ-POPのダンスをしました。このイベントで日本グループのchair personという、リーダーのような役割を担いました。毎週ミーティングに参加し、当日の準備やほかの人の人員配置など大変なこともたくさんありましたが、やってよかったなと、心から思いました。現地の友達からも日本食おいしかったよと言ってくれて、うれしかったです。


8.体調不良や病気になったことはありましたか?どのように対処しましたか?

冬休み中にインフルエンザになりました。もともと、コロラドにある現地の友達の家にステイさせてもらう予定だったので、予定通りコロラドに向かいました。その日の夜に寒気と発熱がありました。二日間くらいずっと寝てましたが熱が下がらず、友達のお母さんに病院に連れて行ってもらいました。もらった薬を飲んでずっと寝る、ということを繰り返してたら発熱から3日ほどで熱は下がりました。ちょうど次の日が、次の目的地に向かう日だったのでギリギリで行けました。特に冬休み中や旅行中は、スケジュールに余裕を持つことは大事だと思います。でも、看病してくれる人がいるときにインフルにかかって不幸中の幸いでした。今となっては話のネタになります(笑)


9.日本から持参した医薬品はありましたか?何を、どのくらい持参したか教えてください。

風邪薬を二箱くらい、ニキビの薬2か月分くらい、を持参しました。


10.海外旅行(留学)傷害保険を利用して保険金を請求したことはありましたか?差し支えない範囲でその内容を教えてください。

インフルエンザにかかったとき、使いました。上記の通り、冬休み中、コロラドでかかりました。保険加入の際に、病院に行く前に保険会社に連絡し、契約内容の書いてある紙を持参して病院に向かってください、と言われましたが、その契約内容の紙を寮に置き忘れてきたことに気づきました。仕方ないので保険会社に電話せずに、直接病院に行きました。診察代と薬代でUSD190くらいでした。思ったより安くてよかったです。
冬休み明けに、念のため、保険会社に電話してこの件は保険が下りるかどうか聞いてみたら、病院にかかってから3か月以内に申請すれば大丈夫だそうで、なんとかなりました。メールで記入済みの申請書と、診察代と薬代のレシートのコピーを送信し、一か月後くらいに振り込まれていました。


11.医薬品以外に現地へ持参したもので「持参して良かった」と思うものはありますか?

シャワー時に使うビーサン、簡易味噌汁、生理用品、折り畳み傘、マスク、ヘアアイロン、浴衣、ヒートテック、カイロ

持参すればよかったもの:体温計(アメリカでは華氏なので)、ユニクロのウルトラライトダウン(冬休み中の旅行で重宝します。軽くて小さくたためてあったかいです!オーランドのディズニースプリングスにあるユニクロで買いました。)、メディキュット(長時間フライトや旅行時、たくさん歩いた日に効きます。)


12.週末はどのように過ごしていましたか?

図書館や友達の寮のラウンジで勉強、ダウンタウンで買い物、外食、料理をしました。勉強も大事ですが現地の友達と遊ぶことも本当に大事です。いい思い出ができました。積極的に友達に遊びに誘ったり誘われたり、友達と過ごすことで英語も伸びます。


13.長期休暇はどのように過ごしましたか?

Fall Break 10月初めごろにFall Breakが4日間ありました。日本人の多くはシアトルに行っていましたが、私は元々冬休みにシアトルに行く予定があったので、寮で過ごしました。コミュニティフレンズとリンゴ狩りに行ったり、友達と日本食を作ったりしました。

Thanksgiving Thanksgivingの休みは4日間で、コミュニティフレンズの家に招待してもらい、アメリカ伝統のThanksgivingを味わいました。また、大学で開催しているCollege Outdoorsというものに参加し、Oregon coastに行きました。とってもきれいで、感動しました。

Winter Break 冬休みは一か月あり、ずっと旅行していました。過去の先輩方の報告書を見ていて、ずっと楽しみに計画をたてていたので、とっても楽しかったです。また、アメリカは国内でも時差があるので移動していてちょっと不思議な感覚になります。

1.コロラドのコロラドスプリングス (12/19-22)
ポートランドからコロラドまで飛行機で行きました。片道USD190くらいです。
インフルになったのでずっと寝ていました。観光何もできませんでした…。
現地の友達の家にステイさせてもらっていました。

2.ウォルトディズニーワールド(WDW) (12/23-28)
コロラドからオーランドまで飛行機で片道USD280、4時間くらいです。
クリスマスシーズンだったので混んでいましたが、本当に最高でした。晴れの日は半そでショーパンでも大丈夫ですが、天気が悪いと長袖で丁度いいくらいです。6日間くらいいましたが、全部を隅々までは回り切れません。
物価は高いです。TDLと比べると、キャストさんが割と雑というかやる気はあまりなさそうです(笑)食べ物も、物によっては高いけどそんなに美味しくないところもあります。量も多くて高いので、友達とシェアして色んなものを食べることがお勧めです!それでも、全体的にクオリティが高くて、特にスターウォーズ、アバター、トイストーリーランド、の空気感が大好きです。ディズニー好きならぜひ行ってください。各パークにスターバックスもあり、限定のマグカップが買えます。現地の友達に聞いても、カリフォルニアのディズニーよりもフロリダのWDWをお勧めされました。
また、泊まるならディズニーオフィシャルホテルが断然おすすめです。空港⇔ホテル間の無料シャトルバスに乗れる(ネットで事前予約が必要です)、ホテル⇔各パーク間の無料シャトルバスに乗れる、少し早く入園できる、オンライン上でレストランの予約をほかの人よりも少し早めに予約できる、マジックバンドがもらえる、など特典がたくさんあります。マジックバンドは、アプリ上で予約したファストパスをつかってアトラクションに乗るときに、かざすだけで楽に乗れたり、クレカの情報を登録しておくとかざすだけで買い物もできます。
ホテルはDisney’s All-Star Movies Resortに泊まりました。6日間でパークチケットとホテル代でUSD1,200です。オフィシャルホテルの中で一番安い方のホテルです。「超ディズニー」という感じはあまりなかったですが、でも十分満足できました。ランドリー、フードコート、ショップ、プール、バスタブあります。

3.シアトル (12/29-1/1)
飛行機でオーランドからシアトルまで6時間くらい、USD370です。早朝便だったのでずっと寝てました。両親が日本から遊びにきてくれて、シアトルとポートランドを一緒に観光しました。カウントダウンはクルーズ船に乗って船の上で新年を迎えました。観光ではパイクプレイスマーケット、ガムウォール、スペースニードル、チフリーガーデン、スターバックスコーヒー一号店、スタバリザーブ、航空博物館に行きました。クラムチャウダーも食べました。Pike Place Chowderがおすすめです。
ホテルはPan Pacific Hotelです。立地、清潔感、サービス全てよかったです。すぐ横にWhole foods marketがありました。ホテルからスペースニードルが見えます。日本人のスタッフの方もいました。

4.ポートランド (1/1-3)
アムトラックでシアトルからポートランドへ向かいました。4人分でUSD250くらい、3.5時間くらいだったと思います。ルイクラの案内、Japanese garden、パイオニアスクエア、Powel's、ダウンタウンを周りました。Ruth's Chris Steak Houseでステーキ食べました。お高いけど本当に美味しいお店です。
ホテルはMark Spencer Hotelです。立地、清潔感共によかったです。スタッフの方も親切でした。朝食はフロント近くのラウンジで食べられます。コンドミニアムのついているお部屋でした。

5.バンクーバー (1/3-6)
ボルトバスでポートランドからカナダのバンクーバーまで行きました。片道8時間でUSD50でした。一人旅でした。すっごく楽しかったですが、同時に一人旅でもたくさんの人に助けてもらったなと思った旅でした。まず、カナダへ向かったのでアメリカを出国したわけなんですが、その際、F-1ビザ(留学前にルイクラから送られてくる、留学許可書のもっと詳細が書いてあるもの。アメリカ入国審査の際これを見せる必要があります。)にルイクラのInternational officeの担当の方のサインをもらわなければいけなかったですが、忘れてました。長期休暇中に一時帰国する正規生と同じく、いったんアメリカを出国しているので必要でした。その内容をカナダ入国審査の時に言われましたが、次旅行するときはサインもらってね、と言われて結局は入国させれくれました。カナダに入国できたのはよかったんですが、それと同時に、アメリカに再入国できるのか、という不安が募りました。友達に相談したり、International officeの担当の方にメールしたりした結果、おそらく何の問題もなく再入国できるはず、となったので、少し不安はありましたが観光を楽しみました。
観光では、ロブソンストリート、Roots,ガスタウン、蒸気時計、カナダプレイス、キャピラノ吊り橋、Tim Hortonsに行ったり食べたりしました。
日本人女子一人旅というだけでカモにされます。特にガスタウンは治安が少し悪めなのと物価も高かったです。旅行中は本当に常に気を張っています。ですがバンクーバーは本当に綺麗な街でした。
あらかじめ行きたいところをピックアップすること、土地感を何となくでもつけておくこと、交通の便を把握しておくこと、どの地域が危険で、どんな被害の例があるのかを把握しておくことが大事だと実感し、この一人旅で経験値が上がって成長できたなと思いました。また行きたいです。滞在先はAirbnbで予約し、3泊でUSD364でした。

6.ヴィクトリア (1/6-8)
BC Ferries のフェリーでバンクーバーから向かいました。片道CAD17くらいです。事前予約もできますが現地でもチケットは買えます。
ヴィクトリアでは日本人の友達と再会してほっとしてました。ブッチャートガーデン、インナーハーバー、クレイダーロック城、フィッシャーマンズワーフなど周りました。治安はよかったです!バンクーバー、ヴィクトリアともに1月は雪がそれほど降らない代わりに雨が多いです。気温は5度くらいだったと思います。滞在先は友達のお家にステイさせてもらっていました。

7.サンフランシスコ (1/8-13)
たしかシアトルを経由して飛行機でサンフランシスコまで、3,4時間くらいでUSD200弱かかりました。無事にアメリカに再入国できました。入国審査の際、F-1ビザを見せたら入国審査官が何かの番号を入力して、終わりでした。再入国できるかものすごく心配していた割に、あっさり入国できてびっくりしました(笑)結果よかったですが、サインもらい忘れないことが一番です。これもまた話のネタになりました。
サンフランシスコは観光地がたくさんあります!ゴールデンゲートブリッジ(晴れの日は景色が最高です)、チャイナタウン(世界的にもとても巨大なチャイナタウンです)、フェリービルディングス、ジャパンタウン(日本食屋さん、日本のものが買えるスーパー、百均などもあります!)、ジャパニーズガーデン、ピア39、フィッシャーマンズワーフ、グレース大聖堂、アラモスクエア(フルハウスのオープニングに出てくるやつです!)、ロンバートストリート(世界一曲がりくねった道路)、ユニオンスクエア、PIXAR本社、などです!食べ物もsuper duperのハンバーガー、Ghiradelliのチョコ、BOUDINのクラムチャウダーなどたくさんあります!路面を走るケーブルカーも趣があります。
治安は少し悪いです。詳しくは下記の15番の旅行にあたっての注意点、の欄に入力しておきます。滞在先はAirbnbで予約しました。5泊で1人USD300くらいでした。

8.アイダホのボイジー (1/13-18)
飛行機でサンフランシスコから向かいました。2時間くらい、USD100強だったと思います。
現地の友達の実家にステイさせてもらっていました。スキーに行ったり、美味しいベーグル屋さんに行ったり、映画を見たり料理したり、ジャグジーに入れさせてもらったり、アイスクリーム・ポテト(ボイジーのご当地グルメ?です。)を食べたり、これまでの旅行と比べてかなりゆったりさせてもらえました。1週間ほど、ステイさせていただきました。

9.ポートランド (1/18-19)
冬休み最終日に、ポートランドに飛行機で帰ってきました。1時間半くらい、USD100強くらいだったと思います。この日はコミュニティフレンズのお家にステイさせてもらいました。お土産話でもりあがったり、お土産を渡したり、日本食をもてなしたり、映画を見たりしました。

振り返ると、本当に楽しかったの一言です。旅行が大好きなので、そのためにお金貯めててよかったなと思っています。経験値がかなり上がりました。新しいものを見て経験して、楽しいだけじゃなく、学びもあるので慣れない地での旅行は本当に自分のためになります。

Spring Break 春休みは三月後半に10日間ほどあります。コロナウィルスの影響で三月末に帰国となったので旅行にはいけませんでした。現地の友達もほぼみんな実家に帰ったので、帰る直前に友達に会って遊んだり、料理をしたりしました。本当は旅行に行くつもりでした。

帰国前 5月上旬にFinal Examが終わり、本来であれば帰国前に一か月ほど旅行してから帰るつもりでした。ロサンゼルス、ニューヨーク、カナダのトロント、オタワに行く予定だったので、本当に残念でした…。

大変長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです。


14.長期休暇中に旅行した場合は、渡航内容を教えてください。

渡航先(国・地域名) 渡航時期 目的・期間 費用(概算)
コロラドスプリングス 冬休み 12/19-12/22 渡航費:約2万円
観光代:0円
宿泊費:0円
ウォルトディズニーワールド 12/23-12/28 渡航費:約3万円
パークチケット&ホテル代:12万円
観光代:約4万円
シアトル 12/29-1/1 渡航費:4万円弱
観光代:ほぼゼロ
宿泊費:親が払ってくれました。
ポートランド 1/1-1/3 渡航費:親が払ってくれました。
観光代:上に同じ
宿泊費:上に同じ
バンクーバー 1/3-1/6 渡航費:約5千円
観光代:1万円強
宿泊費:4万円強
ヴィクトリア 1/6-1/8 渡航費:2千円弱
観光代:1万円弱
宿泊費:0円
サンフランシスコ 1/8-1/13 渡航費:約2万円
観光代:2万円強
宿泊費:3万円強
ボイジー 1/13-1/18 渡航費:1万円強
観光代:1万円強
宿泊費:0円
ポートランド 1/18-1/19 渡航費:1万円強
観光代:0円
宿泊費:0円

15.旅行にあたっての注意点などがあれば記入してください。

便利なアプリ:Google map、Uber、両替電卓、Yelp、Airbnb、Instgram
Google mapは定番ですが、行きたいところなどをピン止めできる、交通の便を調べられる、など、本当に便利です。
Uberは、タクシーアプリです。普通のタクシーと違って、アプリ上で先に目的地を入力してから近くにいるウーバータクシーが迎えに来てくれます。その際、車種、値段、ドライバーの評価を見ることができます。場所を先に指定しているので変なところに連れていかれる心配や、ぼったくられる心配もありません。ドライバーの方とお話しするのも楽しいです。バンクーバーとヴィクトリアにはUberは普及していないようです。
Airbnbは、一般の方がゲストのためにお部屋を提供するものです。ホテルとホステルの間のようなイメージです。ピンキリですが、基本的にホテルよりも安く泊まれます。現地の方とコミュニケーションが取れたり、日本のお土産を渡したら喜んでくれたり、楽しいです。

便利な交通機関(飛行機以外):Amtrack、Boltbus
Amtrackは、安めの鉄道です。食べ物を買える車両もあります。コンセント差込口もあります。乗り心地は普通です。
Boltbusはとっても安いバスです。ポートランド-シアトル間、3時間くらいでUSD25くらいで行けます。私はポートランド-バンクーバー間でボルトバスを使いました。8時間くらいでUSD50だったと思います。コンセントあります。wifiもありますが全然つながりません。

治安について:
大きめの都市では治安が悪い地域もあります。私が行った中では、バンクーバーのガスタウン、サンフランシスコ、シアトルが悪いなと感じました。
ガスタウンでは、スリに一瞬狙われたり、一緒にお茶しようと声をかけられたりしましたがすぐ逃げて、結局何も盗まれませんでした。
サンフランシスコでは、変についてきたり、通りすがりにおそらくウィードを渡そうとして来たりする人もいました。ついてくる人に対しては、こちらが何も気付いてなかったら何か盗まれる可能性もあるので、私は何度か後ろを振り返ったり、その人のおなかあたり(目は合わせません)を見たりして、警戒していることをアピールします。そしたらなかなか手を出してきません。そして早足で逃げます。そのくらい注意しておかないと本当にスリに遭うと思います。ウィード渡そうとしてきたり、お金をせがむ人に対しては、完全に無視するか、I have no cashと主張します。街もウィード臭かったのと、ホームレスのかたが多かったです。
シアトルでは、1人でなにか叫んでくる人にバスの中で出くわしました。ポートランドや他の街にもいないことはないですが、シアトルのホームレスはちょっと攻撃的に思えました。
冬は日の入りが早いので活動時間も短くなってしまいます。夜間は十分気を付けること、むやみに出歩くのは控えたほうがいいです。

Wifiについて:
私はカナダ旅行中、Free wifiだけで過ごしていました。日本に比べて、そこら中にあります。スタバやTimなどのチェーン店にはほぼあります。事前の下調べをちゃんとしていればFree wifiだけでもやっていけると思います。
ただ、万が一の場合もあるので、アメリカを出て旅行する場合は、現地で数日間用のSIMカードを買うのが一番かなと思います。

お金について:
基本的にクレカで支払っていました。複数枚持っていたほうがいいと思います。何らかの理由で使えない場合もあるので多少の現金も持つべきです。

持っていくと役立つもの:
ヒートテック、ユニクロのウルトラライトダウン、メディキュット、化粧水やシャンプー、リンスなどの試供品(荷物を最小限にするため)、圧縮袋、カイロ。

旅行は早めに計画することをお勧めします。華美な格好はしないこと、道中できょろきょろしないこと、事前に下調べをちゃんとすることが大事だと思います。


Ⅳ.派遣先の学校について

1.学校/学生・教職員の雰囲気はどうでしたか?

緑に囲まれていてとってもきれいなキャンパスでした。全米2位の美しさを誇るキャンパスともいわれています。カフェテリアから教室へ向かう道がとても好きでした。アメリカの中ではかなり小さい方のキャンパスらしいですが、北星よりははるかに大きいです。Wifiはキャンパス内でほぼどこでも繋がります。
学生は、やさしくてフレンドリーな方が多かったです。”I like your outfit.”と何回言われたかわかりません(笑)。知り合いではなくてもそういって声をかけてくれたり、通りすがりに目を合わせてニコっとしてくれたり、軽くあいさつをしてくれたりしました。「日本が好き」という理由で話しかけてくれて友達になった子も何人かいます。アメリカでは友達でなくても通りすがりの人とアイコンタクトをとったり軽くあいさつしたりすることは普通なので、私もそうするように心がけていました。ここがアメリカの人の好きなところです。寮のラウンジでピアノを弾いてたら上手だね!と声をかけてくれたり、本当にアメリカ人のこういったフレンドリーなところが好きで、友達がたくさんできたと思います。何か言いたいことがあって、でも英語でどう言ったらいいかわからないとき、伝えたいという気持ちが相手に伝われば相手はちゃんと理解しようとしてくれました。適当にあいまいにわかっているフリをするのは相手に失礼だし、伝えようとする気持ちを理解してくれる人が多かったです。
それと、ポートランドは特にLGBTQの方々への理解が深く、キャンパス内でも自分のアイデンティティを主張している人が多かったです。日本よりも進んでいるなと感じました。
先生方も優しくフレンドリーでした。日本の先生方と比べて、時間にそんなに厳しくない方も多いです。が、とてもpunctualな先生もいます。質問をしたらとても丁寧に答えてくれましたし、それ以外でも留学生活がどうだとか、世間話も聞いてくれました。


2.学校の施設・設備はどうでしたか?

特に不自由なく利用していました。All gender のトイレがあり、さすがだなと思いました。トイレは音姫がなかったり床とドアの隙間が広くて足が結構見えていたり、という点は慣れました。


3.バディはいましたか?

いなかった。


4.受入体制についてはどう感じましたか?改善してもらいたい点などがあれば記入してください。

ルイクラは世界中からの留学生が多いということもあり、アメリカ人の学生たちよりも数日はやくオリエンテーションがありました。どこの国出身であっても分け隔てなく接されている感じがしてよかったなと思います。ただ、プレースメントテストが到着の次の日で、時差ボケがひどいままだったので全く集中できませんでした。オリエンテーションの内容も正直頭に入ってこなかったので、もう少し余裕を持ったスケジュールにしていただけたら助かると思います。


Ⅴ.留学を終えて

1.留学経験は期待に応じたものでしたか?

期待以上
理由:英語力も伸びましたが、友達がたくさんできたこと、アメリカの文化を楽しめたこと、人のやさしさを感じられたこと、旅行と海外生活を経て自分の経験値が上がったことが理由です。


2.留学前と留学を終えた今とで、特に自分が変わったと思う点はありますか?

とりあえず、深いことを考えすぎずに何でもやってみようと思えるようになったことです。それと、落ち込んだ日があっても、その日の中で必ず1つは何かうまくできたことや、自分の中で今日はこれを頑張ったな、ということがあって、そういった小さな発見をしていくことで自分を肯定し、前向きに考えられるようになりました。
ちゃんとすることも大事ですが、私の場合、考えすぎず、きっちりしすぎなくてもいいんだな、と感じました。他の誰かと自分を比べて落ち込むのではなく、過去の自分と今の自分を比べて少しでも成長できていたら自分を肯定することが大事だと思いました。


3.留学をして有益だったこと・留学生活から得た学びはありますか?

落ち込んだ時にどうモチベーションを上げるか、どう自分を肯定するか、わからないこと自体は悪いことではなくて、わからないことをわからないままにすることが悪いことだと気づきました。躊躇なく質問できる人はどんどん伸びていくな、と感じました。これは留学に限らず、すべてにおいて言えることだと思います。
それと、私は一人でいろいろ頑張ろうとするタイプだったのですが、インターナショナルフェアのchairをやって、みんなに頼ることや、役割分担などのマネジメントも大事なスキルの1つだと思いました。自分が思っている以上にみんな快く助けてくれて、もっと周りを頼ろうと思えるようになりました。
また、日本がどれだけいい国かも実感しました。治安が良くて旅行中もそんなに気を張らなくてもよかったり、コンビニや自販機が24時間営業でそこら中にあったり、コンビニの品ぞろえが素晴らしかったり、トイレが綺麗、交通機関が時間通りに来る、一汁三菜を基本とした日本食が健康に良く本当においしい、何に関しても質が高い、店員さんのおもてなしの心(アメリカの店員さんは友達のように接してくれるフレンドリーな人か、やる気のない人かのどちらかだと思います(笑))、など、本当にたくさんあります。自分が日本人だということに誇りを持てましたし、日本が好きと言ってくれる友達もいて、本当にうれしい気持ちになりました。


4.現地の文化・習慣で特に印象的だったことはありますか?

一つ一つのイベントが盛大に行われていたこと。現地の人のフレンドリーさです。知らない人でもアイコンタクトや軽く挨拶をする文化がとっても好きです。友達を作りやすい環境だな、と感じました。笑顔でいることや、こちらからアイコンタクトや挨拶をすることで相手に親しみやすさを与えられると思います。
ただ、全員が全員アイコンタクトをするわけではなかったので、私は通りすがりに相手の目を見てニコっとしても無視されることもありました(笑)

5.これから先、この留学経験をどのように生かしていきたいと思いますか?

英語を使った仕事に就き、様々な国からのお客さんと円滑なコミュニケーションを楽しみたいです。それと、考えすぎず、周りの人にもっと頼ろう、と思っています。


Ⅵ.次に留学する学生へ

1.学習面で事前に準備しておくことをオススメしたいもの・ことはありますか?

リスニングとスピーキングの練習です。これはみんなぶつかる壁だと思います。日本人は文法やリーディングなどの座学にとてもフォーカスして英語を勉強していると思うので、リスニングとスピーキングをもっと練習しておけばよかった、と私は思いました。また、歴史、宗教、政治、人種差別の知識ももっとつけておけばよかったなと思います。
Youtubeで英会話レッスンの動画はたくさんあるので、ぜひそれで耳と口を慣らして置いたらいいと思います。


2.生活面で事前に準備しておくことをオススメしたいもの・ことはありますか?

ルームメイトに日本のお土産。華美過ぎない日本で買った服。


3.これは日本から持参すべき/現地で購入すべきものがあれば教えてください。

簡易味噌汁、お茶漬け、ちょっとした調味料。心が疲れた時に効きます。日本に興味がある友達にプレゼントしたら喜ばれるし、ネタになります。冬休みの旅行中、Airbnbのホストにもお土産であげたり、ステイさせてもらった現地の友達に日本食を振舞ったりしました。現地でも買えますが高いです。あとは、Japan nightで浴衣などの日本独特の衣装も着れるので持っていたらいいと思います。キレイ目のドレスも使う機会がありました。シャワー用のビーサンも役に立ちます。
洗剤、シャンプーなどは全然現地で買えます。Amazonでもほぼなんでも買い物できます。現地では水筒を持ち歩くことが普通だったので、もっていくか、シアトルのスタバ1号店で記念に買ったりするのもいいと思います。


4.その他に未来の派遣留学生へアドバイスはありますか?

限られた時間の中で、留学生活をどういったものにするかは自分次第ですべて変わってきます。たくさんのお金と時間をかけているので、ぜひ後悔のないよう、なんでもチャレンジしてみてください。とりあえずやってみよう~という軽い気持ちも大事です。
他の派遣先の大学と比べて日本人の学生が多いと思います。悩んでいるときに日本人の友達に相談などして励ましあうこともいいと思いますが、やはり現地の学生と一緒に過ごすことが大事です。自分の留学に来た目的を見失わずに頑張ってください。


 

 

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