
野土谷さんの経営する美容室にて(左が野土谷さん)
Q1. 美容室経営のお仕事には、どんな思いで取り組んでいますか?
お店を始めた時と今とでは、考え方がまったく変わり、今は若手の教育に力を入れています。お客さまに喜んでもらうのは、美容師としては当たり前です。それを前提として、スタッフの育成に取り組んでいます。
独立するために 10年ほど美容室で修業し、店長やマネージャーも経験しました。今は、2店舗に計9名のスタッフが働いています。
Q2. 美容師さんのお仕事で、喜びを感じる瞬間はどんな時ですか?
新人の美容師は厳しいカリキュラムを乗り越えて、スタイリストになるテストを受けます。合格するまで3年ほどかかるので、受かった瞬間にみんなが泣いてしまうほどです。僕まで泣けてきます。
スタッフの成長に立ち会えることが嬉しいですね。
また自分自身が、楽しみながら仕事できることが幸せです。お客さまが喜んでくださって、また戻ってきてくれることだけで十分嬉しいです。
Q3. 困難などあるときは、どうやって乗り越えてきましたか?
美容師になって23年、独立して14年ですが、「気合い」です。
人に頼りたくない性格で、「気合い」以外の言葉を探すとしたら、「運に恵まれている」ということでしょうか。人との縁はめちゃくちゃ大事にしています。友人に言わせると、僕は「モチベーションお化け」らしいです。
Q4. 北星学園大学での思い出を教えてください。
学校祭などでライブをやったことですね。イベントを企画して、ライブハウスを借りて、他大学の学生にも出てもらいました。その方たちとは今でも繋がりがあります。
学生時代のその経験が、今にとてもつながっています。多くの人に関わるほど、やれることって広がるものです。仕事も、その延長でやってきた感じがしますね。
Q5. 在学生と同窓生へのメッセージをお願いします。
在学生の皆さんへ:無限の可能性があり、4年間も時間があります。興味があることをどれだけやれるかです。社会人になると、そういう時間の使い方ってできませんから。
同窓生の皆さんへ:「どこかでお会いしましょう!」