就職・キャリア
Career design
2024年度卒業
学びの選択肢を増やせる環境と4年間、大いに楽しめる環境が揃っています。
北海道電力株式会社・北海道電力ネットワーク株式会社
齊藤 佑飛さん
文学部 / 心理・応用コミュニケーション学科
酪農学園大学付属とわの森三愛高等学校
内定先の業界(仕事や企業)を目指したキッカケや理由を教えてください。
就活当初は、自分自身の可能性を狭めたくないという思いから、全国のベンチャー企業や大手企業など、様々な業界や職種にエントリーしました。多くのインターンシップに参加し、面接を受け、“結局自分は何をしたいのか”という最終的な問いに対してシンプルな答えが二つ揃いました。一つ目は、“生まれ育った北海道を継続的に支えたい”こと。帯広で生まれ育ち、高校では江別に移り住んでソフトテニスに熱中し、全道全国各地へ大会に遠征しました。そして現在は札幌で一人暮らしをしつつ多くの経験を経ましたが、やはり北海道は素晴らしいし大好きである、だからこそ大好きな北海道の持続可能性に貢献していける仕事がしたいと思いました。二つ目は、“成長し続ける企業に入社したい”こと。これまで部活動やアルバイトの経験から、現状に満足せず常に挑戦し続けたいという思いがありました。多くの会社を見て、最終的にこの二つの思いをもとに企業を絞りました。そして、北海道に対して電力を安定供給することで道民の生活を支えることができ、カーボンニュートラルの実現をはじめとして挑戦し続ける北海道電力株式会社・北海道電力ネットワーク株式会社を目指しました。
本学の就職支援体制について、就職支援課の活用やキャリプロ受講での体験談なども交えて教えてください。
私は、前も後ろも分からない就活当初から就職支援課を利用させていただきました。上記のような利用方法で就活の手順を知り、実際に受けたい企業を見つけた際には就職活動体験談報告集を活用しました。また、どんな企業にエントリーする際にも親身に相談に乗ってくれます。このように、“わからないこと、不安なことがある時に就職支援課に行けば何とかなる“と思えるのが北星学園大学の就職支援課だと思います。私の友人には、エントリーシートの添削から面接練習まで多岐にわたって活用している人もいたため、それだけ身を預けることのできる支援体制になっていると思います。
学科で学んでよかったと感じた講義やゼミについて教えてください。
国際社会論と国際教育論が強く印象に残っています。国際社会論では、毎回テーマに関連した文献(新聞やテレビのニュース、ルポルタージュ、ドキュメンタリーなど)から人間の命や生活を考える講義でした。国際教育論は、テーマに“問い”が提示され、国際教育・比較教育についてグループディスカッションを通して理解を深める講義でした。二つの講義で共通すること、それは世界の現状を知ることで多層的に物事を考える力を養うことができた、ということでした。そしてグループディスカッションで意見を発表する場面があるので、他の履修者の意見や考え方など、自分に無かったものを知り何よりの学びになりました。3年生からはゼミに所属しますが大変、学びが大きかったです。3年のゼミ論、4年の卒論では私の研究したいことに対して、教授の専門分野からのご指摘や疑問を投げかけていただき、また、様々な知見をいただくことで研究を深めることができました。
北星学園大学の魅力を教えてください。学び、設備、キャンパスの環境・雰囲気、資格取得、留学制度、実習やインターンシップ体験など
私が入学前に抱いていた北星の印象は、英文学科の印象が強かったため“グローバルで自由な風土”でしたが、その印象と実際のギャップはありませんでした。キャンパスには多くの留学生や先生が歩いており、それが普通の光景です。カリキュラムにはグローバル化やボーダーレス化に言及した講義があり、複雑な社会を生き抜くヒントが散りばめられています。心理・応用コミュニケーション学科では履修制度として“フルフレックス制度”があり、半年間を海外留学したり、ボランティアに取り組むなど学科に相談のうえで自由に使うことができます。さらに、資格取得もしやすく、私の友人には学内公務員講座に参加する人や、教職課程を履修してサポートを受ける人もおり、資格取得の環境も整っています。
こうした“自由だけどしっかり学ぶことができる”ことが北星学園大学の魅力です。もちろん、多くのサークルやイベントなど、キャンパスライフを充実させるものは当たり前に揃っています!
北星学園大学(または所属学科)への進学を検討している高校生にメッセージをお願いします。
人は様々な葛藤を抱えつつ、夢を模索し、また、他人の意見の中で自己と対峙していくものと思います。自分のやりたいことに突き進むことが理想だとは思いますが、やりたいことがないという方も一定数いると思います。入学前、私もその一人であり、その私でも充実した4年間を過ごすことができたのが北星学園大学でした。心理・応用コミュニケーション学科では多くのカリキュラムでグループワークが活用されるため、多角的な視点を身につけられることが魅力です。また、興味を持った分野を学びたい際には、それに精通した先生方が丁寧かつ身近な存在としてご指導してくださるので安心してください。
北星学園大学には学びの選択肢を増やせる環境と4年間、大いに楽しめる環境が揃っています。
あなたのその選択で人生が豊かになることを心から応援しています。