就職・キャリア
Career design
2024年度卒業
皆さんの可能性を最大限に引き出し、将来の夢の実現をサポートしてくれる場所です。
札幌市
伊藤 航さん
経済学部 / 経営情報学科
市立札幌平岸高校出身
就職活動を通して学んだことや成長した部分などご自身の変化について教えてください
公務員試験では、筆記試験の勉強が最低でも約1年間必要だと言われており、その間、自分の計画を立てて粘り強く取り組む忍耐力が求められました。また、様々な機関に申し込む中で、多くの面接を受ける必要があり、そのたびに準備と緊張を繰り返しましたが、気持ちの切り替えをすぐ行うことを心掛けました。また、日々の勉強などでしんどくて投げ出しそうになった時も、「自分だけではなく、他のライバルも同じように頑張っている」と思うようにして、「絶対に負けない」と前向きなメンタルを保つことを意識しました。その結果、この就活を通じて簡単に投げ出さず努力を続ける「忍耐力」や、辛い時を冷静に乗り越える「強い心」を身につけることができたと実感しています。
あなたの就職活動にとって、本学の就職支援課はどのような存在であったか教えてください。
本学の就職支援課は非常に頼りになる存在でした。就職支援課がつなげてくれる「公務員キャリアサポーター」の制度は大きな助けとなりました。公務員試験に現役で合格した先輩がサポーターとなり、試験勉強の進め方や面接対策など、具体的なアドバイスをしてくださり、とても役立ちました。また、就職支援課の方々によるESの添削や面接練習のサポートは、所作など一から丁寧に教えていただき、緊張を和らげながら自信を持って臨めるようご指導いただき、近年の公務員試験の傾向が人物重視になってきているのでとても助けられました。
学科で学んでよかったと感じた講義やゼミにについて教えてください。
私が学科で学んでよかったと感じた講義は、「ビジネスケース」です。この授業では、実際の企業行動を題材にしたケーススタディを通じ、経営学の知識や理論を実践的に学ぶことができました。教科書的な知識だけでなく、企業の戦略や行動の多様性を深く理解できた点が特に魅力的でした。グループでの発表やディスカッションを通じて他の視点に触れ、論理的思考力を養うことができたのも貴重な経験でした。
一方で、ゼミではローカルな視点から北海道の中小企業に焦点を当て、「レジリエンス経営」という企業再生をテーマに一年間研究したことが印象的でした。実際に企業にアポイントを取り、現場の声を聞く中で、地元企業が直面する課題や持続可能性への取り組みを深く理解できました。
北星学園大学の魅力を教えてください。
私は公務員試験合格に向けて、自宅での学習が難しいと感じていました。そこで、大学の充実した学習環境を活用することにしました。友人と協力して学習したい際は、学生同士が気軽に利用できる「ラーニングコモンズ」というワークスペースで教え合いながら勉強を進めることができます。一方、集中して取り組みたい時は、大学図書館の静かな空間で黙々と学習に打ち込むことも可能です。このように、多様な学習スタイルに対応できる環境が整っているため、非常に効率的に学習を進めることができました。
また、本学では、経済学部における会計学の履修を通じて、会計士や税理士といった専門資格取得への道が開かれています。さらに、教職課程や福祉系学科では、それぞれの分野における国家資格取得を目指すことも可能です。
本学は公務員試験対策だけでなく、将来のキャリア形成に向けた幅広い学習機会を提供してくれる素晴らしい環境であると感じています。
北星学園大学(または所属学科)への進学を検討している高校生にメッセージをお願いします。
北星学園大学での大学生活は、新しい仲間との出会いやサークル活動、そして多様な価値観に触れることで、皆さんが思い描いているような理想の大学生生活を送ることができると思います。
高校生の皆さんは今の段階で深く考えている人は少ないと思いますが、就職活動に関しても、私の内定先である公務員をはじめ、民間企業でも幅広い業界への就職が可能です。自分の興味関心や目標に合わせて、様々な道が開かれています。北星学園大学は、皆さんの可能性を最大限に引き出し、将来の夢の実現をサポートしてくれる場所です。
受験勉強は大変だと思いますが、最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています。