経済学部
School of Economics
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経済学科
ディプロマポリシーに掲げた学科のモットーを基礎として、経済学的見識を身に着けることによって、自己とこれを取り巻く世界の展望を思い描き、将来を自力で開拓してゆく力量を備えたジェネラリストを育成することを目的として、「入門科目」、「基本科目」、「発展科目」、「総合科目」、「演習科目」を配置している。体系的な経済学(大枠組)学習の要は「基本科目」、「発展科目」にあり、ここに「社会経済コース」、「応用経済コース」、「グローバル社会コース」の3コースを設定し、体系的且つ幅広く学習させるカリキュラムを構築した。「入門科目」はこのような学びの準備課程を意味し、「総合科目」は更なる学びの発展を促すものである。少人数教育の象徴である「演習科目」は学科カリキュラムの中核をなし、そこで学問探求の学部段階における完成が図られる、という基本構造になっている。因みに、3コースの設置趣旨は、次のようなものである。
- 「社会経済コース」では、社会・歴史・思想・文化といった多面的な切り口から経済を深く探求することを主眼とする。
- .「応用経済コース」では、金融・環境・農業・医療など、現代の様々な経済事象を理論的・実証的に分析・探求することを主眼とする。
- 「グローバル社会コース」では、広く世界に目を向けて、国際社会の一員として政治・社会のグローバルな分析・探求を行なうことを主眼とする。
これらの学科専門科目体系の展開様式は、講義・演習・実習という様式のみならず、アクティブ・ラーニングを更に促す為に、「ディベート」への参加などを通じて、国内外で幅広く学ぶ機会が提供されており、従来の試験を中心とした成績評価に加えて、学外での自己研鑽の賜物としての検定・資格認定を通じた単位取得など、多様な評価を受けることができるものとなっている。
経営情報学科
広く教養を身に付けるための大学共通科目と専門性を身に付けるための学科専門教育科目を4年間にわたってバランスよく配置し、社会で実践的に活躍できるスキルを醸成できるようにしている。
- 現代の複雑な情報化社会にあって、企業経営に関する理論、経営実務に関する実践的知識、情報処理に関する最新技法を学ぶとともに、経営情報活用能力を醸成するため、「学科基礎科目」、「学科専門導入科目」、「学科専門科目(基礎)」、「学科専門科目(応用)」を配し、段階的な履修を保証している。
- リテラシ教育と実践実技教育を重視し、「学科実践能力科目」を設置するとともに、1年次に「基礎演習」を、3~4年次に「専門演習」を開講し、少人数で実践的なゼミナール形式の学習機会をより一層充実させている。
- 効率的かつ効果的な履修年次の配置を考慮した科目群からなる学科専門教育科目として、1~2年配当の「学科専門科目(基礎)」、3~4年次配当の「学科専門科目(応用)」を設け、学生の興味や関心が体系的な専門科目の履修に具体化されているようにしている。
- 学科学生の学問的興味に応じ、経済学部学科間の連携・乗入れを意識的に指向している。
- .経営(マネジメント)分野、マーケティング分野、会計(アカウンティング)分野、情報分野、教職課程の5分野で履修モデルを導入し、学生が効果的な履修計画を立て意欲を持って学習を遂行できるように配慮している。
講義形式だけでなく、アクティブ・ラーニングや産学連携プロジェクト等による学びを取り入れた少人数教育で展開する科目を各学年で展開する。シラバスに記載された明確な評価基準に基づいて厳格な成績評価を行う。
経済法学科
ゆたかな人間性を育む大学共通科目と社会人としてのキャリア形成に必要な学科専門科目をバランスよく配置する。学生は、大学で学修するための基礎力を養成する少人数の“塾”と学科基礎科目を通じて学修の土台を固めることから始め、それぞれの知的関心と将来の志望を踏まえて、より専門性の高い科目群からなる3つのコースから1つのコースを選択し、学科専門科目を学修していく。低年次から開講される専門演習において、専門科目で身につけた知識とスキルを実践の場でさらに磨く。また、学生に適切なコース選択をガイドするために、教員が個々の学生を丁寧にサポートする体制を用意するとともに、専門科目を体系的に学修することを保障するための前提科目制度を設ける。また、各科目のシラバスに記載された明確な評価基準に基づいて厳格な成績評価を行う。
- 大学の学修を無理なく円滑に進めていくために必要な力を養う基礎力養成塾と学科専門科目への入門または導入として学科基礎科目を置く。
- 学生の多様な知的関心と将来の志望に柔軟に対応するため、経済学と法律学を適切に組み合わせた学科専門科目群から構成されている3つのコース(①公共法政策コース、②経済・金融、③法学&法務)を置く。
- 各コースで身につけた知識や技術やセンスを実践的に活用し、ステップアップするための場として切れ目なく演習科目を置く。
- コースを超えた幅広い知的関心に応えるとともに、より高度な専門性を養うためにコース共通科目を置く。
- 学科基礎科目とコース科目に選択必修科目を設定し、コース修了のための最低修得単位を定めるとともに、積上げ指定科目の仕組みによって体系的な学修を保障する。