北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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海外活動報告

Abroad Interview

自分に自信がついた

東海大学

文学部 英文学科 3年 女性

台湾(2023.2~2024.1)

派遣留学


Ⅰ.留学前について

1.留学した理由やきっかけは?

高校での短期留学を通して、言語を現地で学ぶことや知らない土地で生活することの楽しさを知り、大学に入ったら長期留学をしたいと考えていました。台湾を選んだ理由は、第二言語で中国語を履修し興味が湧いたのと、台湾の東海大学には英文学科があったので英語も学ぶことができ、他の英語圏の国と比べても金銭的な負担が少なかったため台湾への留学を決めました。


2.留学準備を始めたのはいつですか?

2年次


3.語学試験対策も含め、留学に向けて何を・どのように勉強しましたか?

大学の中国語の授業で習ったことの復習、言語交換アプリを活用した会話練習


4.海外渡航経験はありましたか?留学開始前の直近3回分について教えてください。

渡航先 渡航時の学年 目的・期間
オーストラリア 高校2年 短期留学(1ヶ月)

Ⅱ.現地での学習について

1.平均的な勉強時間・場所について教えてください。

勉強時間 主な勉強場所
平日(学期中) 2時間程度 自室、自習室
休日(学期中) 2時間程度 自室、自習室
平日(試験前) 2時間程度 自室、自習室
休日(試験前) 2時間程度 自室、自習室

2.授業の様子はどうでしたか?北星大の授業の様子と特に異なる点があれば教えてください。

華語中心(中国語)の授業について
春学期は1クラス8人の少人数でとても発言しやすい環境でした。わからない所もすぐに質問できその場で解決ができたので、自分自身でも中国語の伸びをすごく感じました。
秋学期になると留学生の数が増えどのクラスも大体13人ほどだったので、春学期に比べたら少人数ではありませんでした。しかし、クラスメイトのレベルが高かったのもあり、他の人の回答を聞いたりすることで新たな学びや違った楽しさがありました。全体的に先生も事務の方もとてもフレンドリーでたくさんお話してくれるので、楽しく授業に通うことができました。

大学の授業について
北星にはないような科目がたくさんありました。例えば、「浪漫愛的影像與文化」の授業です。主に恋愛についての授業だったのですが、恋愛だけでなく性の面に関する話も取り扱っており、さらに授業でグループ討論もこ行われていたので驚きました。日本では扱われることが少ない話題だったのでとても新鮮でした。また、どちらの授業にも共通して、生徒の自主的な発言が多いなと感じました。


3.授業を受講するにあたって心掛けていたことや工夫していたことはありますか?

華語中心(中国語)の授業について
春学期は毎日宿題が出ていたので、授業以外の勉強時間は宿題に費やしていました。
秋学期は全く宿題がなかった上に内容も難しくなっていたので、予習復習はなるべくするようにしていました。

大学の授業について
大学での英語の授業は2.3週間に一回プレゼンがあり、それに加えてレポートなどもあったため、自分のしたいこととやらなければいけないことをバランスよくこなせるようにスケジュール管理をしっかりするようにしていました。


4.語学のハンディを感じることはありましたか?どのように克服しましたか?

中国語に関して、やはり初めは他の人の会話が分からなかったり、自分の伝えたいことがうまく言えなかったので、悔しい思いをすることもありました。そのため、まずは語彙力や中国語のレベルが離れてないクラスメイトや、先生、日本語学科の生徒さんなどと積極的に話して、中国語に慣れ、語彙を増やしていくことから始めました。基礎が固まり、知っている単語が増えるとともに、どんどん中国語能力も成長していきました。また、中国語で講義が行われる大学共通科目を取った時、内容がわからないことが多くあり語学のハンディを感じましたが、授業終わりに先生に質問しに行くなどしていました。


5.語学のハンディ以外に学習面で苦労したことはありましたか?どのように克服しましたか?

レポートやプレゼンが多い授業にはとても苦労しました。内容も私にとっては難しかったので、わからないところは先生に聞き、グループワークの時はグループの人と助け合い何とか乗り越えました。


6.担当教員は親切に指導してくれましたか?

とても親切に指導してくれました。わからない問題がある時はしょっちゅう聞いていましたが、嫌な顔をせず親切に教えてくださってとてもありがたかったです。帰国する際には、どの先生も声を揃えて「いつでも台湾に戻っておいでよ〜!待っているからね!」と言ってくれて、温かいなと思いました。


7.学習面で準備しておいて良かったことはありましたか?

北星の授業で基礎の部分は学んでいたので、最初のクラス分けで少し上のクラスに行けたのが自分の中国語の伸びにつながったと思っています。そのため、ある程度の基礎を学んでおくのは大切だと実感しました。


Ⅲ.現地での生活について

1.滞在方法

滞在方法
寮の場合は寮の名前 30棟(春学期)、23棟(秋学期)、72棟(長期休暇)
ルーム/シェアメイト
有の場合は構成について 1部屋に自分を含めて4人。ルームメイトは現地の学生とイタリア、ベトナムからの留学生。

2.滞在先の設備はどうでしたか?

日本のように清潔ではありません。また、洗濯機や冷蔵庫は共用で数も少ないので不便でした。


3.ルームメイトやシェアメイトとの関係性はどうでしたか?

ちょうどいい距離感で快適でした。


4.現地の治安はどうでしたか?外出などの際に気を付けていたことはありますか?

治安はとても良かったです。夜市があるので、夜に出歩いてもそこまで不安になるタイミングはありませんでした。


5.現地の交通の便はどうでしたか?

特別悪いと言うことはありませんが、移動はほぼバスなので少し外れた場所に行く時はバスの本数が少なく困ることもありました。しかし学生は申請すれば10キロまでバス無料なので、交通費がほぼかからないと言う点においてはとても良かったです。


6.食事はどのようにとっていましたか?食事の際に気を付けていたことはありますか?

外食でした。学校の食堂や、夜市、カフェやレストラン、屋台などで買っていました。


7.部活・特別行事・催し物などの課外活動に参加する機会はありましたか?

春学期は八極拳の部活に、秋学期は吹奏楽部に所属していました。そのほかにも、ボードゲーム部やボランティア部などにも数回参加しました。たくさんの部活があるので、SNSなどで連絡をとり、体験や見学に行って見ることをお勧めします!


8.体調不良や病気になったことはありましたか?どのように対処しましたか?

寮に引っ越してすぐ、嘔吐と熱で体調不良になったことがありましたが、薬を飲んで安静にしていたら治りました。


9.日本から持参した医薬品はありましたか?何を、どのくらい持参したか教えてください。

頭痛薬、風邪薬、胃薬、目薬、下痢止め、便秘薬、解熱剤


10.海外旅行(留学)傷害保険を利用して保険金を請求したことはありましたか?差し支えない範囲でその内容を教えてください。

ありませんでした。


11.JCSOS(海外留学生安全対策協議会)のJ-TAS(JCSOS Total Assistance Service)を利用したことはありましたか?差し支えない範囲でその内容を教えてください。

ありませんでした。


12.医薬品以外に現地へ持参したもので「持参して良かった」と思うものはありますか?

ムヒ、虫除け、ビタミンのサプリ


13.週末はどのように過ごしていましたか?

友達と遊んだり、言語交換をするなどして過ごしていました。他にも連休がある時は、連休を利用して海外旅行や、島に旅行しました。


14.長期休暇はどのように過ごしましたか?

長期休暇が始まってから2週間ほど海外旅行をし、その後1ヶ月間ボランティア活動に参加しました。ボランティア活動を終えて、1ヶ月ほど北海道に帰国しアルバイトをして留学費用を貯めていました。


15.長期休暇中に旅行した場合は、渡航内容を教えてください。

渡航先(国・地域名) 渡航時期 目的・期間 費用(概算)
マレーシア 6月 観光 5万円
シンガポール 6月 観光 5万円
ベトナム 6月 観光 5万円
タイ 11月 観光 4万円
ベトナム 11月 観光 4万円

16.旅行にあたっての注意点などがあれば記入してください。

事前に必要なものや手続きなど、現地の情報を調べておくことが大切だと思います。


Ⅳ.派遣先の学校について

1.学校/学生・教職員の雰囲気はどうでしたか?

大学の先生の対応はとてもよく、中国語も英語も完璧には理解できない私に、丁寧に教えてくださいました。留学生担当の方も基本的には丁寧に対応してくれていたのですが、言っていたことが急に変わることがあったので、もしわからないことや不安なことがある場合は早めにLINEやメールを使って文面に残せる形で相談するといいと思います。


2.学校の施設・設備はどうでしたか?

学校自体の設備は悪くなかったです。大学がとても広いので、毎日すごい量を歩いていました。学校だけでなく台湾全てに言えるのですが、夏場は冷房が効いていて室内は寒いくらいだったので一枚上着を持って授業に行くといいと思います。


3.バディはいましたか?

いました(どんな学生:英文学科の女の子)。


4.受入体制についてはどう感じましたか?改善してもらいたい点などがあれば記入してください。

日本以外にもたくさんの留学生がいるため受け入れ体制は整っていました。


Ⅴ.留学を終えて

1.留学経験は期待に応じたものでしたか?

期待以上
理由:各方面において成長を感じられたからです。


2.留学前と留学を終えた今とで、特に自分が変わったと思う点はありますか?

1年間の留学を通して、自分にとても自信がつきました。自分からこんなに行動を起こしたのも、この留学が初めてだったので、言語も文化も違う国で楽しいことも大変なこともたくさん経験し、色々な人と関わる中でとても成長できたと感じています。今後何かに挑戦する際に、この経験が自分の背中を押してくれると思います。


3.留学をして有益だったこと・留学生活から得た学びはありますか?

留学をして有益だったことは、自分の考えに選択肢が増えたことです。たくさんの国の人と関わることで、今まで考えることのなかった視点からも物事を見られるようになったと思います。また中国語を勉強したことで、より多くの人と関わることができるようになったことも有益だと感じています。全ての人が英語を話せるわけではないので、英語以外の言語でも意見を交換できるのは自分自身の成長に繋がっていると感じました。


4.現地の文化・習慣で特に印象的だったことはありますか?

日本に比べて自由でとても生活がしやすかったです。他の人の目を気にしすぎたりすることがなかったので、窮屈さを感じませんでした。また、交通面では今まで見たことのない数のバイクに驚きました。


5.これから先、この留学経験をどのように生かしていきたいと思いますか?

留学を経て、中国語も使えるようになったのでそれを活かせるような仕事につければと考えています。また、留学で培った経験を共有して、少しでも多くの人に興味を持ってもらったり、留学をしたいと考えている人の後押しになれば良いなと考えています。

Ⅵ.次に留学する学生へ

1.学習面で事前に準備しておくことをオススメしたいもの・ことはありますか?

英語が使えれば生活は一応できますが、やはり基本は中国語なので、中国語の勉強を少しでもしておくことをお勧めします。日本にいて日常で中国語を使う機会は滅多にないと思うので、日常会話を少しでも話せるとお友達を作りやすいと思います。


2.生活面で事前に準備しておくことをオススメしたいもの・ことはありますか?

事前に準備することではありませんが、健康には気をつけたほうがいいと思います!食生活や環境が違うせいで体調を崩す人が周りに多く、病院に付き添ったことも何回かあったので現地に着いてからはより一層気をつけてほしいです。


3.これは日本から持参すべき/現地で購入すべきものがあれば教えてください。

虫除けと虫刺されの薬は日本から持参した方が良いです。台湾の友達に聞いても日本のものが良いと言っている人が多かった印象です。また、虫が苦手な人は現地で蚊帳を買うことをお勧めします。夏には羽蟻が大量に出て運が悪ければ部屋にも入ってくる可能性があるので、蚊帳があると安心です。また共同生活のため、蚊帳があることで少しはプライベートな空間を確保できます。


4.その他に未来の派遣留学生へアドバイスはありますか?

留学は自分次第でいくらでも素晴らしい経験になるので、後悔のないようにたくさんチャレンジすると良いと思います。


 

 

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