１．留学した理由やきっかけは？

社会に出たらなかなかできない経験だと思ったという理由と、自分にとってプラスになる経験になると確信していたから。

２．留学準備を始めたのはいつですか？

2年次

３．語学の試験は何回受験しましたか？

TOEFL：3回

４．語学試験対策も含め、留学に向けて何を・どのように勉強しましたか？

TOEFLの勉強をして、自分が今どのくらいのレベルなのかを理解して、さらにレベルアップするために自分の苦手を克服するための学習をした。

５．海外渡航経験はありましたか？留学開始前の直近3回分について教えてください。

Ⅱ．現地での学習について

１．平均的な勉強時間・場所について教えてください。

２．授業の様子はどうでしたか？北星大の授業の様子と特に異なる点があれば教えてください。

基本的にグループディスカッション形式で、ただ話を聞いているような授業はあまりなかった。宿題の量は圧倒的に北星大より多く、宿題の提出の仕方はほぼWeb上だった。

３．授業を受講するにあたって心掛けていたことや工夫していたことはありますか？

言語の違いもあるので、授業の前の予習は欠かさなかったし、わからない単語などは基本的に事前にしっかり調べて臨んでいた。授業で１度は発言しようと努力していた。

４．語学のハンディを感じることはありましたか？どのように克服しましたか？

その人に悪気はないけど、わたしにとっては聞き取りにくい英語を話す方や、早口のネイティブの方と、お話しする時は自分のリスニング能力の未熟さを感じた。リスニングは慣れだとも思うが、表現の仕方やボキャブラリーを増やすことで少しずつ理解することができるようになったと思う。

５．語学のハンディ以外に学習面で苦労したことはありましたか？どのように克服しましたか？

先生が何を言っているか、何を意図しているのかということを理解するのに他の学生より多くの時間が必要だったり、何かを読んでそれに対してのペーパーを提出するという課題にとても時間を費やしたので、それはすごく差を感じたし、予習復習の大切さを痛感した。事前に単語を調べておくことや、自分の意見をノートにまとめておくこと、速読の練習をすることで少しは克服できたと思う。

６．担当教員は親切に指導してくれましたか？

とても丁寧に指導してくれた。どの先生も留学生に対してとても優しくしてくれていたし、授業についてきているかを常に気にしてくれていた。

7．学習面で準備しておいて良かったことはありましたか？

一番大事だと思うのは、予習だと思う。授業を理解するスピードも上がると思うし、自分の意見を発言するチャンスも増えると思う。

Ⅲ．現地での生活について

１．滞在方法

２．滞在先の設備はどうでしたか？

少しバスルームの清潔さに欠けることはあったけど、基本的に便利だしとても使いやすかった。

３．ルームメイトやシェアメイトとの関係性はどうでしたか？

お互いの文化や言語について話したり、日常の出来事について話したりする時間はとても楽しかった。もともと一緒に住もうとなって住むことになったので、すごく関係は良かった。

４．現地の治安はどうでしたか？外出などの際に気を付けていたことはありますか？

田舎だったこともあり、治安はあまり気にしなかったが、夜に出かける時は必ず大人数で出かけた。

５．現地の交通の便はどうでしたか？

空港から２時間以上もあるし、近くの町まで20分程度歩かなくてはいけなかったので、あまりいいとは言えないと思うが、寮に大体必要なものがあったし、車を出してくれる大学の先生方や現地の友達もいたので、あまり不便は感じなかった。

６．食事はどのようにとっていましたか？食事の際に気を付けていたことはありますか？

バイキング形式の食堂で、常に様々な料理が常備されているので、とても便利だった。健康のことを考えて野菜中心の食事を心がけてはいたが、基本的には好きなものを食べていた。

７．部活・特別行事・催し物などの課外活動に参加する機会はありましたか？

ボランティア活動で、オマハの方まで行き、お金に困っている方への食べ物や日用品の販売や、傷ついた動物を保護してふれあい広場にしているところのお手伝いをした。

８．体調不良や病気になったことはありましたか？どのように対処しましたか？

耳が痛くなったので保健室に行き、外耳炎と診断されたので、持参した医薬品を服用した。保健室の方の対応はとても親切で、とても感謝している。

９．日本から持参した医薬品はありましたか？何を、どのくらい持参したか教えてください。

抗生物質 (10錠)・痛み止め（30錠）・風邪薬（20錠）・胃薬（10錠）

１０．海外旅行（留学）傷害保険を利用して保険金を請求したことはありましたか？差し支えない範囲でその内容を教えてください。

なかった。

１１.医薬品以外に現地へ持参したもので「持参して良かった」と思うものはありますか？

化粧水・乳液・洗顔料　肌に使うものはなるべく日本のものを使うようにした。化粧水というものはアメリカにはなかったので持っていってよかったと思った。

１２．週末はどのように過ごしていましたか？

基本的に宿題に追われていた。時間があれば、友達と料理を作ったり映画を見たりした。

１３．長期休暇はどのように過ごしましたか？

ニューヨークにいる友達と１ヶ月弱過ごした。

１４.長期休暇中に旅行した場合は、渡航内容を教えてください。

１５．旅行にあたっての注意点などがあれば記入してください。

治安が良くないところはなるべく行かない。夜は1人では絶対に出歩かない。

Ⅳ．派遣先の学校について

１．学校／学生・教職員の雰囲気はどうでしたか？

学校の雰囲気はとても印象が良かった。設備も新しかったし、生徒が生活しやすい環境が整っていたと思う。学生は人にもよるが、ほとんどの生徒が優しくしてくれたし、授業でも助けてくれた。教職員もとても素敵な方ばかりで、感謝しかありません。

２．学校の施設・設備はどうでしたか？

古い建物もあるが、中はどこもとても清潔感があって、最新の設備が整っているなと思った。

３．バディはいましたか？

いなかった。

４．受入体制についてはどう感じましたか？改善してもらいたい点などがあれば記入してください。

整っていたと思う。丁寧に説明してくれたし、スムーズに大学に馴染むことができたと思う。

Ⅴ．留学を終えて

１．留学経験は期待に応じたものでしたか？

期待以上
理由：語学の上達だけではなく、新しい自分を発見することができたと思う。

２．留学前と留学を終えた今とで、特に自分が変わったと思う点はありますか？

自分を知ることの大切さや、ポジティブでいるように心がけること、自分の語学力に対する自信は変わったと思う。

３．留学をして有益だったこと・留学生活から得た学びはありますか？

自分がどういうことが嫌いで、苦手で、どういうことが好きで、得意なのかを留学を通して、より理解を深めることができたと思う。自分が人種的に、言語的に少数派になって初めて感じたことや、思ったことは、なってみないとわからない経験だったなと思うし、これからの人生の中でも特に貴重な経験だったと思う。

４．現地の文化・習慣で特に印象的だったことはありますか？

知らない人にも微笑んだり、挨拶をしたり、ドアを開けてあげたりと、些細なことだが、とても素敵なことだなと思い、印象に残っている。

５．これから先、この留学経験をどのように生かしていきたいと思いますか？

一番刺激を受けたのは、授業で習った性（LGBTQや男女差、女性運動など）についての話や、身近で感じたり、聞いたりした人種差別についての話だった。差別に対して、さらに敏感になれたと思うので、自分が知らず知らずのうちに差別的な発言や行動をしないようにしたい。また、他の人にも自分の経験や知識を伝えていきたいと思う。語学力も上がったと思うので、日本社会で生かしていけるような仕事につきたいと思っている。

Ⅵ．次に留学する学生へ

１．学習面で事前に準備しておくことをオススメしたいもの・ことはありますか？

単語を知っておくこと。日常会話は語彙力がとても大事だと痛感したので、語彙力は何より大事なことだと思う。

２．生活面で事前に準備しておくことをオススメしたいもの・ことはありますか？

人種差別的な言動や、その国でやってはいけない言動をしないように、知識を深めておくこと。

３．これは日本から持参すべき／現地で購入すべきものがあれば教えてください。

化粧水や、洗顔料。あくまで個人的な意見だが、肌に塗るものは持っていくべきかなと思う。/コンタクト洗浄液などは、現地にあった。暖かそうな服もたくさんあった。

４．その他に未来の派遣留学生へアドバイスはありますか？

あっという間なので、1日1日を大切に過ごしてほしいです。

Ⅶ．その他

１．派遣に関して北星学園大学に改善してもらいたい点はありますか？

ありません。