東海大学
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文学部 英文学科 4年 女性
台湾 2016春派遣(2016.4〜2017.3)
派遣留学
1.授業の様子、内容はどうでしたか。
東海大学では、「華語中心」という大学内にある語学センターのような場所で、毎日中国語を勉強していました。授業はレベルに合わせてクラスが決まり、人数も最大で7人と決まりがあるので、とても勉強しやすい環境でした。勉強する内容は教科書によって異なりますが、私が使用した教科書の一つは、主人公の男の子が大学生から就職、結婚、お父さんになるまでの物語になっていて、日常で使う単語や文法などを勉強することができました。クラスのレベルが一番上になると現地の新聞や雑誌を使って授業を行ったり、ディベートを行ったりと、授業の内容が難しくなりますが、分からなくて困っているときは、先生やクラスメートがとてもよくサポートしてくれました。
2.教授陣は指導面で援助してくれましたか。
とても親身になり色々な相談に乗ってくれます。勉強や私生活のことなど、たくさんお話を聞いてくれました。仲良くなった先生とは帰国してからも定期的に連絡を取っています。
3.大学の雰囲気はどうでしたか。容易に溶け込むことはできましたか。
私は単位に余裕があったので東海大学の授業を前期後期合わせて2コマしか受けませんでした。なので、華語中心で授業を受けることが多く、華語中心の雰囲気にはすぐ溶け込むことが出来ました。大学の雰囲気は溶け込むには2、3ヶ月かかった気がします。
4.留学経験は期待に応じたものでしたか。
とても有意義に過ごすことができて、私の留学生活はとても素敵なものでした。もちろん苦労したこともたくさんありましたが、こうして留学生活を振り返ると楽しかった思い出しかありません。台湾で出会った先生や友人たちに恵まれていたので、このように思えるのだと思います。
5.留学をして有益だった点を挙げてください。
中国語が話せるようになったこと、日本各地の友人が出来たこと、世界各地の友人が出来たこと、日本とは異なる文化の国で約1年生活できたこと、そのおかげで考え方が留学前より広がったことが有益だったと感じます。
7.これから先、留学経験をどのように生かしていきたいと思いますか。
私は将来、教師になりたいと思っています。留学生活で経験したことを生徒に話し、台湾という国や世界に興味を持ってもらえたらいいなと思います。
8.約1年間の留学生活を振り返って、何でも良いので感じたことを教えてください。
私が英文科であるにも関わらず台湾という国を留学先に選んだ理由はいくつかあります。
一つ目は、大学で中国語を履修してから中国語に興味を持つようになり、話せるようになりたいと思うようになりました。2つ目は大学で台湾から来た留学生ととても仲良くなり、彼らが育ってきた国について知りたいと思うようになりました。3つ目は周りの友達が話せない言語を習得したいという気持ちが強くありました。
就活で条件を有利にしたいからといった今後のことは一切考えず、ただ中国語が話せるようになりたい、台湾のことを知りたいという欲だけで留学先を台湾に決めました。
人によって留学生活で感じることは異なると思いますが、私の場合「楽しかった!」の一言に尽きます。留学中には、自分より中国語が話せる友人に、劣等感を感じたこともありましたが、留学は自分のペースでやりたいこと学びたいことを人と比べず楽しむ!ことが何より大切です。
心にストレスがかかってしまうと留学生活が良い思い出ではなくなってしまうかもしれません。
留学に行くときは「楽しむ」ことを目標の一つにしてください。