北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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海外活動報告

Abroad Interview

経験は強い味方になる

リージェンツ大学(語学)

文学部 英文学科 4年 女性

イギリス (2017.9〜2018.3)

派遣留学


1.授業の様子、内容はどうでしたか。

私は大学付属の語学学校に通っていたので、時間割というものは特になく、午前と午後のクラスに分かれていました。今回は派遣留学なので初めからどちらも取るというシステムになっていましたが、私費で来ている学生は午前だけか午前と午後か選べるようでした。
最初にテストを受け、その結果次第でクラスが振り分けられるらしいのですが、クラス内にもレベルのばらつきが結構あり、基準がよくわかりませんでした。何度か授業を受け、自分のレベルに合っていないと判断したら、クラスを変えても良いかオフィスに相談した方が良いと思います。
全部で5クラスほどに分かれていて、さらにIELTS対策コースがありました。
3ヶ月か4ヶ月で1つ上のレベルに上がるというシステムでした。
授業は1冊の教科書に沿って進められていて、午前のクラスで主に教科書を使い、文法メインの授業でした。午後のクラスは、スピーキングに焦点を当てた授業でした。先生によっては2ヶ月に1回ほど、課外授業でスカイガーデンへ行ったり博物館に連れて行ってくれるなどしました。
午前は1ターム内に教師の入れ替えはなく、午後の授業は定期的に、担当教師の入れ替えがありました。


2.教授陣は指導面で援助してくれましたか。

先生に授業が騒がしくて困っていることを相談すると、対応はしてくれましたが、極端に厳しくなりすぎることがありました。
少しでも私語を発したら注意され、必要な話すら出来なくなり困りました。


3.印象に残った生活経験、留学先の国の人々の生活などについて。

いくつか挙げるとすると、イギリス人は「sorry」と「thank you」を、1日に数えきれないほど何度も言います。
日本人は、何に対しても「すみません」と良く言う、と言われていますが、比べものにならないほどです。
あとは、必ず次の人のためにドアを押さえてあげます。例えば、部屋に入るときに自分の後ろに人がいる場合は、必ずドアを押さえていました。
これは日本にはない習慣で、自分も留学前は特に気にはしていなかったのですが、それが習慣化した状態で日本に帰ってきたときに、とてもショックを受けました。また、こちらがドアを押さえていると、あえて違うドアを選んで入ろうとする人もいるので、非常に違和感を感じました。


4.大学の雰囲気はどうでしたか。容易に溶け込むことはできましたか。

リッチな学校だけありとても良い雰囲気でした。
語学学校と大学の学生は異なるような気がしますが、語学学校の学生とは溶け込みやすかったです。


5.留学をして有益だった点を挙げてください。

海外に自分が住んだ場所があること自分が知っている街があること自体が、非常に価値があると思います。
将来海外に住むことになっても、一度そのような体験をしたことがある経験は強い味方になると思います。
そして、世界は広いと知ることが出来ます。
授業で世界にはたくさんの人種や文化があることを学んでいたとしても、実際に体験するのとしないのとでは、捉え方が違うと感じました。
また、大抵のことはなんとかなると思えるようになりました。日本から飛行機で12時間も離れている場所へ行き、友達を作り、色々なものを見たり、そこからさらに海外へ旅行するなど、そのようなことを経験すると「トラブルがあったとしても何とかなる。大丈夫」と思えるようになります。


6.これから先、留学経験をどのように生かしていきたいと思いますか。

今はまだどのように生かせるのか具体的には分かりませんが、これからの人生で「あ!これが留学の経験に繋がっているんだ!」と思える日が来たら良いと思います。


7.約1年間の留学生活を振り返って、感じたこと。

私の場合は6ヶ月(内4ヶ月が学校)だったので、慣れてきてもっと居たいと思う頃に帰国となりました。6ヶ月間はあっという間でした。
短い時間を無駄にしないために、留学期間中はYESpersonになることを心掛けると良いと思います。(ただし危険からはちゃんと身を守ること)
まずは何でもやってみて、たくさんの経験をした方が良いと思います。あとは、なにか1つでいいので夢中になれるものを見つけることが出来れば楽しいです。私は、無料でたくさん美術品を見ることが出来る美術館や博物館巡りに夢中になりました。

 

 

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