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自分のなかの「無意識の偏見」を疑うこと

2022年01月21日

経済学部 経済学科卒業

大野 泰征

自分のなかの「無意識の偏見」を疑うこと
学生のうちに多様な価値観に触れることが大切です。様々な考えを聞くことで、尊重し合う姿勢やコミュニケーションスキル、柔軟に対応できる力がつくはずです。

*関わったプロジェクト
  • Gender Diversity in Our Society with Dr. Victoria Rawlings
  • Education and Gender Diversity with Dr. Victoria Rawlings

どのような活動で、それはどのような経験でしたか?

 シドニー大のローリングス先生とのプロジェクトのコアメンバーでした。ローリングス先生へセッションの企画提案をしたり、打ち合わせを重ねたりしたのち、当日の運営や、英語での司会進行など担当しました。
 英語を使ってのオンライン開催はもちろん、ジェンダーの取り組みを推進されている道議会議員の方に参加を掛け合ったことも含め、全てが初めての挑戦だったので、たくさん苦労もしましたが、チームメンバーと情熱を注いで作り上げた分、この上ないやりがいと達成感を感じられました。

現在、プロジェクトの経験が社会人としてどのように活かされていると感じますか?

 まずは「主体的に考えて行動する姿勢」です。今の職場では、ただ上司からの指示を仰ぐのではなく、自分なりの考えを持つことが求められます。プロジェクト中にほぼ毎日チームメンバーで話し合いを重ね、アイデアを出しあった経験が確実に活きています。日々勉強中ですが、少しずつできることが増え、自分の成長を感じられています。
もう一つは、柔軟なものの考え方やコミュニケーションの姿勢です。ローリングス先生や参加者の方と多様性について意見を交わすことで、「自分も無意識のうちに偏った考えを持っているかもしれない」と感じるに至り、互いを尊重し合う姿勢が大切だと学びました。今、幅広い年代の方々の多様な価値観に触れることが多いのですが、その経験がとても役に立っています。

後輩へのメッセージをお願いします

 今、挑戦しようかどうか迷っていることがあれば、まずやってみることをお勧めします。社会人になると、自由な時間が限られてしまい何かに挑戦することが難しくなってしまうかもしれません。大学時代に挑戦して得た経験や学びは、自分の財産になります。大学生のうちにぜひ色々なことにチャレンジしてみてください!

 

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