北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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マラナタ学生とのディスカッションは、どんでん返し!?

2022年01月24日

経済学部 経済学科

舘林 佑樹

マラナタ学生とのディスカッションは、どんでん返し!?
ネットで調べたインドネシアと、チームメンバーの声は異なるものでした。リアルなコミュニケーションから多様性を学ぶことができました。

「生きたコミュニケーション」という集大成

 このプロジェクトを通して、自分の英語力に少しは自信を持つことができました。海外事情(英語A)でオーストラリアに行き、その後TOEICも勉強しましたが、このプロジェクトを行うまでは、本物の英語力に自信を持てていませんでした。しかし、1か月のコラボ期間の間、積極的にインドネシアチームとコミュニケーションを取り続けていくうちに、英語に触れる機会が断然増えていき、少しずつ自信を持ち始めてきました。一か月後の最終プレゼンでは、司会をつとめ、自分の考えていた内容以外にもアドリブを入れたりなどもでき、「生きたコミュニケーション」という意味で、自分の英語力の集大成となりました。

こんな風にチーム内でよく冗談を言い合って、笑っていました。

リアルな多様性を感じた出来事

 英語力以外の観点から振り返ると、まだまだ知らない現実があるんだと考えさせられたプロジェクトでした。私のチームは結婚制度についてディスカッションしました。その準備のため、最初ネットで調べてみると、ムスリムは一夫多妻制を採用していると書いてありました。しかし、実際にムスリムのメンバーの意見を聞いてみると、彼女自身は、一夫多妻に対しあまり好意的ではないとのこと。そもそも一夫多妻制事情さえ知らなかった私にとって、その意見はどんでん返しのような感じでした(*実際の事情は形骸化されているようです)。この出来事を通して、インターネットの情報と現実はここまでも差があるのかと、考えさせられました。このように、様々なエピソードを通して “リアルな多様性”を学ぶことができました。

一夫多妻制について私が投げかけた質問に対し、ムスリムの学生が説明をしてくれている様子。

後輩のみなさんへ

 みなさんにお伝えしたいことはひとつです。それは大きな事に挑戦をしてみてください。私は今回、英語での司会に挑戦しました。初めてだったので自信は全くありませんでしたが、自分の想像以上に得られるものがありました。みなさんが卒業する時に北星学園大学に来て良かったと思えるような挑戦を、ぜひしてみてください。

 

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