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自分軸と仲間を大切にすること

2022年02月01日

経済学部 経済法学科卒業

飛岡 健

自分軸と仲間を大切にすること
ビクトリア先生との再会は、「人の心に寄り添う」という自分のなりたい姿を思い出させてくれました。仲間を大切にし、その輪を広げることもまた、このプロジェクトで得られた学びです。

*関わったプロジェクト
  • Gender Diversity in Our Society with Dr. Victoria Rawlings
  • Education and Gender Diversity with Dr. Victoria Rawlings

どのような活動で、それはどのような経験でしたか?

 シドニー大学のビクトリア先生と再会するとき、正直なところ怖さの方が大きくありました。4年生の後期、同期はゼミで大きな成果を残していたり、未来に向けて一歩踏み出していたりしたのに、自分は…と、焦りを感じていた時期でした。
 しかし、実際にZoom越しにビクトリア先生と話してみるとそこには以前と変わらない先生の姿がありました。それは自分がなりたいと思っていた人の姿であり、相手の心に寄り添ってくれる、安心できる人そのものです。こういう人になるためには、自分の中に太い幹を持つことが大切なのだと改めて感じました。対話は人を変えます。価値観を共有・共感することの大切さが身に染みました。

プロジェクト準備の様子を北海道新聞社さんに取材していただいたときの一枚です。

現在、プロジェクトの経験が社会人としてどのように活かされていますか?

 中学校で働いていますが、正直なところ、まだはっきりと言葉にはできません。どれだけ大学で異文化理解の価値を学んだところで、社会はそれを受け入れていないことが多くあると思います。しかしそれでも、社会が僕という人間を必要としてくれている実感があります。この一年間で生徒から「先生は自分の経験も話してくれるから、色んなことを話せます」など、たくさん嬉しい言葉をもらいました。このように、生徒が安心して心を開いてくれる時に「経験が活かせた」と言えるのかなと感じています。

後輩へのメッセージをお願いします

 どこにいっても人を愛し、仲間を大切にし、仲間の輪を広げてください。社会に出ると、新たな価値を知る事もあれば、ぽっきりと自分自身が折られてしまう事もあると思います。その時に必要となるのが仲間の存在です。何ごとも独りで全てを成し遂げる事は難しいです。仲間を大切にして、信頼される人間としてその輪を広げてください。そのときに、自分の芯だけは曲げず、きちんと発信することも大切です。
 辛くなったら、これまで出会ってきた人たちの言葉や経験を振り返ってみましょう。きっと忘れかけた何かを思い出せると思います。自分が努力してきた一つ一つに自信をもち、勇気をもって踏み出してくれることを願います!

 

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