Canada
きっかけ:小学生の頃オーストラリアに1年間住んでおり、言語を学ぶ楽しさや異文化を知る楽しさを知り、また行きたいと思うようになったため
留学した理由:語学力の向上、異文化交流をする、自分の将来の選択肢を増やすため
2年次
TOEFL:6回
スーパー英語を使って、リーディング、グラマー、リスニング、単語の勉強をしました。
渡航先(国・地域名) | 渡航時の学年 | 目的・期間 |
オーストラリア | 小学2年 | 2008年-2009年/母の仕事の都合のため |
Ⅱ.現地での学習について
勉強時間 | 主な勉強場所 | |
平日(学期中) | 5~7時間程度 | James Dunn Hall、 Margaret Norrie McCain Hall |
休日(学期中) | 9時間程度 | 自室、James Dunn Hall、 Margaret Norrie McCain Hall |
平日(試験前) | 7~8時間程度 | James Dunn Hall、 Margaret Norrie McCain Hall |
休日(試験前) | 10時間程度 | 自室、James Dunn Hall、 Margaret Norrie McCain Hall |
とにかく授業のスピードが速く、授業の内容に追いつけないことがありました。克服するために、予習の段階で授業に出てきそうな知らない単語は調べておくようにしました。リスニングの耳を慣らすため、土日にYouTubeやNetflixで映画や動画をスロー再生・普通・少し速めた速度で聞くことに時間を割きました。
特にありませんでした。隣の人とディスカッションしてみよう、グループを作って話し合いをしてみようという場面がどの授業でも多く、知っている人が誰もいない状況で授業を受けているため、自分からディスカッションしようと積極的に声をかけに行かなければいけない点で苦労しました。声をかけた学生たちはみんな快く受け入れてくれたので、肩の力を入れすぎる必要がないのだと感じることができました。
あらかじめ交換留学生であることを伝えてあったため、小テストの時間が足りないことを相談した際にも、配慮して時間を伸ばしてくださったり、メールで相談した際にも丁寧に答えてくれました。
語彙力を増やすために、単語の知識は入っていたので知らない単語が出てくることは少なかったです。リスニングやスピーキングなどいろいろ勉強したい分どこから手をつけたら良いのかわからなくなりますが、あらゆる分野の基礎単語は必ずしておいた方が良いと思います。
Ⅲ.現地での生活について
滞在方法 | 寮 |
寮の場合は寮の名前 | Holy Cross House |
ルーム/シェアメイト | 有 |
有の場合は構成について | 1部屋に自分を含めて2人。 その人は現地の学生。 |
生活リズムが正反対だったので、交流があまりなかったです。
近くのスーパー、コストコなどは全てバスで移動できました。現地の学生はHotSpotというアプリを入れていれば無料で乗ることができます。日曜日はお店もバスもお休みだったので不便でしたが、基本的にはバスで済ませることができて便利でした。
①フリーミール(好きな回数食堂を使える)/学生証のカードに$100
②14ミール(1週間に14回食堂を使える)/学生証のカードに$200
③10ミール(1週間に10回食堂を使える) /学生証のカードに$300
という3つの選択肢がありました。私はフリーミールという、好きなタイミングでミールホールのご飯を食べることができるプランに加入していたので1日3食そこで食べていました。金、土は閉まるのが早かったため、夜お腹が空いたら日本から持ってきていたお味噌汁などを食べていました。10ミールを選んだ人たちはスーパーで、パンやパスタを買って寮のキッチンで調理していました。
小麦中心の生活になるため、肌に合わずニキビができたり、体重が増加したりと体への変化が顕著に現れました。カロリーの高いものや炭水化物が多かったので、栄養が偏りすぎないようサラダバーで必ず野菜を食べるようにしていました。私は日本でお米を主食として生活していたため、あまりストレスになりすぎないよう、適度に部屋で日本食を食べるようにしていました。
フレデリクトン内の留学生が集まる交流イベントに参加したり、バレー部やラグビー部などの試合の観戦に行ったりました。
9月:welcome week
新入生歓迎・在校生のカムバックを歓迎するイベントが1週間続きます。ボードゲームをし、アイスクリームを食べたり、ダンスをしたり、絵を描いたりとさまざまなプチイベントがあらゆる建物の中で開催されます。
10月: Thanks Giving
10月にあるサンクスギビングという収穫を祝う祝日に合わせて幾つかのイベントがありました。私は隣の大学のニュー・ブランズウィック大学が主催のKings Landingという街へ行き、馬車に乗ったり歴史的な建物を見学したりました($15)。
10月:Halloween
ハロウィンではインターナショナルの学生に向けて1日がかりで幾つかのイベントを用意してくれました。日中は近くの公園にいき、お題に合わせた写真を撮影し、勝った人にはスタバやティムホートンズのカードが当たるゲームをしました。帰ってきてからはピザパーティーとカボチャをくり抜いて置物を作りました。
12月:Winter Formal($10)
ウィンターフォーマルとは学期終わりにあるパーティーで、お酒を飲んだりダンスをしたりしました。パーティーに合わせてドレスやカバン、靴などを買い揃えました。
2月:Winter Trip($10)
バスで1〜2時間のところにある公園で雪遊びをしました。ソリ、スケート、クロスカントリーなどをしました。道具は主催してくれた先生が持ってきてくれたり、その公園の施設で用意されていたので、特に用意するものはありませんでした。
3月: Multicultural Fair($13)
インターナショナルの学生が自分の国の文化を衣装・色・ダンスなどを通じて披露するフェスタです。私たちはおにぎりとお味噌汁を約200人分用意し、提供しました。
前期に一度風邪をひきました。体温計はありましたが冷えピタなどは持ってきていなかったのでとにかく水分を摂取し、薬を飲み寝るようにしました。食欲がわかず、お粥やゼリーなどが学校ではなかったのでバナナやリンゴなど果物を食べて乗り切りました。風邪をひいた時に食べられるものが現地にはほとんどないので、お米・お茶漬けやこんにゃくゼリーなど胃に優しいものを持っていくことをお勧めします。
バファリン1箱、ビオフェルミン1箱、太田胃酸1箱、正露丸1箱、ルル1箱、鼻炎用の薬9錠1セットのものを1つ、花粉症用目薬2個、ドライアイ用目薬3個、のど飴1袋、メンソレータムAD
なし。
なし。
貼るカイロ、付箋、日本のノートと筆記用具、電子レンジでお米が炊けるタッパ、化粧水や乳液・洗顔料など肌に触れるもの、小分けのウエットティッシュ、日本食(こんにゃくゼリー、レトルトカレー、お茶漬けのもと、お米、お味噌汁レトルト、飴)、お箸、ショルダーバック、折り畳み傘
土曜日の午前中は、Regent Mallに行ってお菓子やコンタクトレンズなど、必要な日用品を買いに行っていました。午後は映画を見たり、散歩したりのんびりしたりして過ごしました、土曜の夜・日曜日1日中は課題をする時間に充てていました。特に買い物などが必要なさそうな週末は、ひたすら課題に取り組んだり、英語の勉強をすることに時間を割きました。
・11月 Reading Week
予定を立てることなくフレデリクトン内を探索したり、スターバックスに行ったりとのんびりして過ごしました。
・12‐1月
冬休み 友達や家族と一緒にトロントで過ごしました。12月23日から1月3日までは、北星から派遣留学に来た子たちと一緒に過ごし、1月4日から8日までは家族と一緒に観光をしました。
・3月 Reading Week
友達と一緒に、4泊5日でニューヨークへ旅行に行きました。
渡航先(国・地域名) | 渡航時期 | 目的・期間 | 費用(概算) |
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カナダ・トロント | 12月-1月 | 観光・12/20-1/8 | 飛行機代: 101,280円 ホテル代: 99,800円 |
アメリカ・ニューヨーク | 3月 | 観光・3/5-9 | 飛行機代: 58,600円 ホテル代: 36,000円 観光/食事代: 110,200円 |
カナダ・バンクーバー | 4月 | 観光・4/22-30 | ホテル代: 81,600円 観光/食事代: 89,000円 |
Ⅳ.派遣先の学校について
留学生・現地の学生問わず、フランクで、フレンドリーで優しかったです。
いませんでした。
Ⅴ.留学を終えて
期待どおり
理由:語学留学ではなく、派遣留学で現地の大学で英語を使って勉強がしたいと思い、派遣留学に参加しました。現地の人や学生やインターナショナルの学生たちと交流をしたかったので、今回の留学は期待通りのものだったと考えます。
Ⅵ.次に留学する学生へ
NetflixやYouTubeを利用した実践的な英語の学習
日本から持参すべきもの
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現地で購入すべき、できるもの
留学に行くまでに、どれだけスピーキング力&リスニング力を上げられるかが、大きな分かれめになります。日本人以外の留学生は、小学校から高校の段階で、英語で授業を受けることに経験があります(数学の授業を英語で学ぶなど)。語学力を向上したいというより、多国籍を受け入れていることが特徴であるため、この大学を選んでいる人が多い印象を受けました。そのため日本人以外の留学生は英語の基礎力が基本的に高く、その姿に圧倒されたり自信を失ったりすることがあります。語学力を向上させたいという気持ちで挑むのではなく、英語を通じて何かを学びたい、英語を通じて交流したいと考え、事前により実践的な英語を、できるだけ多く学んでから留学に行くことを強くお勧めします。
留学を経験した人がよくいうことですが、「留学前にもっと英語の勉強をしておけばよかった」、これは私も実感しましたが、今ではYouTubeや映画で簡単に実践的な英語に触れられる機会がたくさんあります。留学にいけば自動的に英語力が伸びることはありません。あらゆる手段を有効活用し、費やせる限りの時間を英語の勉強に充て、留学準備期間に多くの時間を費やしてください!
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