北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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海外活動報告

Abroad Interview

「今の自分にできること」を精一杯頑張る

ルイスアンドクラーク大学

文学部 英文学科 4年 女性

アメリカ  2018秋派遣(2018.9〜2019.8)

派遣留学


Ⅰ.学習面

1.授業の様子、内容はどうでしたか。

 積極性や自主性は求められるが、強制ではないです。静かにしていれば一言も喋らずに授業を終えることもできます。グループワークは多めでした。一番大きいクラスでも40人程度しかいないので、先生にも覚えてもらえるし、他の学生についても大抵覚えることができました。


2.語学のハンディはありましたか。

 undergraduateの授業は特に、課題のリーディングの量がすごく多く、授業自体よりも自習が大変でした。大抵の授業でリーディングについての課題が毎授業出るので、読まないことはできません。特に、母国語ではないので時間もかかるし、あらかじめリーディングに慣れていくことをオススメします。


3.授業についていくため、特に工夫したことはありますか。

 課題のリーディングを読み込むこと。語学のハンディがあることを最初の時点で伝えること。


4.教授陣は指導面で援助してくれましたか。

 どの教授も留学生にとても理解があり、親身に対応してくれました。わからないことがあれば、office hourやアポイントメントを取り教授に相談するのが一番良いと思います。


5.学習面で一番苦労した点は何ですか。

 リーディングの量がとても多いです。ライティングも必ず2回は大きい課題が出るので、締め切りが近い時期は毎晩のように徹夜をしていました。


6.その他、学習面で特に記しておきたいこと、準備しておいて良かったこと、準備しておけば良かったことは何ですか。

 アカデミックな英語の論文や記事に読み慣れておくこと。ある程度、自分の取りたい授業を留学事前に決めておき、自習をしておくこと。


Ⅱ.生活面

1.寮の名前

 スチュワート


2.寮生活について感想・意見など

 キャンパスにある寮のなかでもっとも古い寮です。パイプの音がうるさく夜中に眠れないこともありました。部屋は窓が閉まらないなど不便なことはありましたが、耐えられないほどではありませんでした。寮ごとにテーマがあり、スチュワートは比較的、静かな学生が集まっていました。


3.ルームメイトとはうまくいっていましたか。

 とても仲良くなることができました。帰国後も、日本に遊びに来てくれるくらい親しくなりました。留学中も、キャンパスやアメリカの生活でわからないことや困ったことがあった時は助けてくれました。車を持っていたので色々な場所にも連れて行ってくれました。
 他の日本人学生はルームメイトと相性が合わず部屋に帰れないと言っている人もいましたが、ルームメイトの存在はとても大事なので、合わないと思った場合は変えてもらうべきだと思います。


4.食生活はどうでしたか。

 カフェテリアの食事はそこまで悪くないです。カフェもあります。ただ時間や曜日によっては閉まっており食べるものがない時がありました。普通に食べると必ず太るので、気をつけるべきだと思います。


5.課外活動、特別行事、催し物などクラス外での活動に参加する機会はありましたか。

 International Affairという留学生などが自分の国の料理や文化を紹介する大きなイベントがあり、日本の料理やダンスを披露しました。日本人コミュニティーがしっかりしていたので、日本人学生と日本に興味のある現地学生の交流は盛んでした。


6.休暇について

(1) 週末はどのようにして過ごしましたか
 ダウンタウンにブランチやランチを食べに出かけたり、キャンパスで勉強したりしていました。
(2) 長期休暇はどこでどのようにして過ごしましたか。
 ヨーロッパに1ヶ月滞在してスイス、フランス、イタリア、イギリスに旅行しました。
 ロンドンで財布を盗まれました。ヨーロッパはアメリカに比べても治安が悪いので、警察も対応してくれないので、対策は怠らず、カードを分けて持つべきだと思います。一枚はホテル、一枚は手元、など分けておくと、万が一の場合に対応できると思います。


Ⅲ.大学について

1.大学の雰囲気はどうでしたか。容易に溶け込むことはできましたか。

 とても小さな大学なのでみんなが顔見知りという雰囲気。現地の学生と仲良くなるのは正直難しいと感じました。日本に興味のある学生やルームメイト、また他の国からの留学生などが仲良くなりやすかったです。


2.設備など、学習にふさわしい環境でしたか。

 キャンパスがとても綺麗なので飽きないです。図書館も大きく居心地は良かったです。


3.大学の受け入れについてはどう感じましたか。

 対応はあまり早くないです。ある程度のことは自分で解決する、という心構えを持つべきだと思います。


Ⅵ.総括

1.留学経験は期待に応じたものでしたか。

 期待とは違うものでしたが、それはそれで良い経験だったと思います。


2.留学をして有益だった点を挙げてください。

 英語の環境に身を置けること。様々な文化に触れられること。一人でなんでもできるようになること。これからも付き合える友達ができたこと。


3.これから先、留学経験をどのように生かしていきたいと思いますか。

 就職活動でも英語を活かせる仕事を選び、今までの経験を継続できる環境に身を置き続けたいと思います。


4.約1年間の留学生活を振り返って、感じたことは何ですか。

 意外と、楽しいことよりも辛いことや、孤独を感じることが多く、周りの日本人学生もみんな常に悩んでいました。その分、自分の行動力や、やる気、意志の強さ、が大事になるので、そこでどれだけ成長できるかが決まると思いました。だからといって、あまり気負いすぎず、理想よりも「今の自分にできること」を精一杯頑張れれば良いと思いました。

 

 

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