America
Ⅰ.留学前について
高校生の頃から海外に興味があり、北星に入学して最初に受けたTOEFLの点数が良かったことがきっかけで本格的に留学しようと決意しました。
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TOEFL:3回
TOEFL対策として、文法を中心に勉強しました。渡米直前は主に単語やリスニングの勉強をしていました。
Ⅱ.現地での学習について
勉強時間 | 主な勉強場所 | |
平日(学期中) | 5時間程度 | 図書館 |
休日(学期中) | 6時間程度 | 自室 |
平日(試験前) | 6時間程度 | 図書館 |
休日(試験前) | 7時間程度 | 自室、図書館 |
ほとんどのクラスが少人数で、積極的に発言する学生もいました。授業中や授業終わりに質問に行くと親切に教えてもらえます。メールでわからないところを聞いても教えてくれました。グループワークが多く、黙って話を聞くというよりはグループメンバーとディスカッションをしながら授業を受けるスタイルのクラスがほとんどでした。授業外でミーティングをすることも多々ありました。個人で取り組む課題よりも、グループで取り組む課題やプレゼンテーションのほうが多かったです。
ノートを取りながら先生の話を聞こうとすると、聞き逃すことがあったので、クラスによってはノートを取ることよりも先生の言っていることを聞くことに集中していました。授業後にmoodleにスライド資料が掲載されるクラスがほとんどだったのでこの方法で大丈夫でした。中にはスライド資料が掲載されないクラスもあるので、そういったクラスはノートに集中していました。また、グループディスカッションでは自分から話さないと発言のタイミングは全くなかったので、意見や質問があるときは遠慮せず話に割って入っていました。アメリカでは会話を遮っても失礼にあたることはあまりないので積極的に会話に参加するように心がけていました。
たくさんありました。とにかく話すことが大切だと思っていたのでたくさん話しました。先生や友達など、相手の英語に慣れてくるとリスニングもしやすくなりますし、相手も私の英語に慣れてスムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。あとは自分ではハンディを感じていましたが、話せば相手に伝わりますし、コミュニケーションは問題なく取れたので意外と気にしなくても大丈夫だと思います!自分の英語のレベルを気にして話さないより、カタコトでもなにか言った方が友達ができます。
課題が多かったのでスケジュール管理に苦労しました。学期の始めなど、生活のペースをつかむまでは、特に課題や授業に対してプレッシャーを感じることが多かったです。生活しているうちに空き時間や課題の量もわかってくるので、時間とともに効率的に課題をこなせるようになりました。また、グループワークが多かったのでどのように参加すればいいのか最初はわからなかったです。これも回数を重ねていくうちに慣れて参加できるようになりました。
どの科目の先生もとても親切で丁寧でした。わからないことがあるとすぐにメールを先生に出していましたが、対応も早く、留学生にとってはとてもありがたかったです。
単語は知っているぶんだけ役に立つと思います。大量にあるリーディングで毎回知らない単語を調べているとやっていけません。。。絶対使わないと思っていた単語も意外とたくさん出てきたので、こんな単語使わないだろうと思っているものこそ覚えておくと役に立ちます。
Ⅲ.現地での生活について
滞在方法 | 寮 |
寮の場合は寮の名前 | Tussey, Cloister |
ルーム/シェアメイト | 有 |
有の場合は構成について | 1ユニットに自分を含めて2人 その人は、、1人目は留学生(フランス)、2人目は現地の学生 |
とくに問題はなかったです。洗濯機も無料で使えました。寮にキッチンもありましたが、少し汚かったです。私の部屋は空調もしっかりしていました。冬は乾燥が酷く、小さい加湿器をAmazonで買いました。場所によっては少し狭い部屋もありましたが、備えつけの机などを移動させてレイアウトを工夫すればプライベートスペースは十分作れると思います
良好でした。一人目のフランス人のルームメイトのときはお互いあまり部屋にいなかったので問題が起こることもなく、お互いのペースで生活していました。二人目のアメリカ人のルームメイトは猫ちゃんを飼っていたので、猫ちゃんとルームメイトと三人で生活していました。とてもなついてくれて、こちらも問題なく過ごせました。帰るときにお手紙をくれました。しいて言うなら電気を消すタイミングや、電話するときに少し気を使いました。
ど田舎なので、治安は比較的よかったと思います。ただ、何かあってからでは遅いので、夕方5時以降は一人で出かけないように気を付けていました。用事があり、夜に出かける必要があった時は、必ず友達と一緒に行動していました。
田舎町なこともあって治安はよかったです。夜はひとりで出歩かないようにしていました。大きな街に行くときはパスポートを持って行きました。外出するときはなるべく大人数で行くようにしていました。
食堂があるのでそこに行っていました。週末は友達と寮のキッチンで料理することが多かったです。食事を抜かないように意識してちゃんと食べることを心がけていました。日本から粉末スープを持って行ったり、パックのご飯とふりかけを送ってもらったりもしました。
Multi-cultural festival というものに参加しました。現地にいる日本人と一緒に日本の曲を演奏しました。またmountain dayという授業がすべてキャンセルになってみんなで湖へ遊びにいく日があり、これにも参加しました。
授業中に貧血で倒れたことがあったのですが、クラスメイトが学校の警察や救急隊のような役目のところ(public safety)にすぐに電話をしてくれて、先生も横になれる場所で休ませてくれました。Public safetyは車で来てくれるのでそのあと学校にある病院のようなところに連れていってくれたり、部屋まで送ってくれたりしました。
風邪薬、鎮痛剤、胃薬をひと箱ずつ持っていきました。コンタクトを使っている人は目薬も持って行ったほうがいいと思います。
ありませんでした。
利用しませんでした。
ヘアアイロンはあると便利でした。化粧水や化粧品などいつも使っているものは持って行ったほうがいいです。タオルなども現地で購入できますが少し持っていくといいと思います。筆記用具やノートも日本から持って行ったほうがいいです。日本食も持っていくととても助かりました。スーツケースは大きいものを2つ持っていくとおみやげなどで荷物が増えても大丈夫でした。
土曜日は友達とお出かけしたり課題を一緒にしたりしていました。夜は友達の部屋におやつを持ち寄っておしゃべりすることが多かったです。日曜日は勉強にあてていました。
長期の夏休みは日本に一時帰国していました。学期の途中にある一週間くらいの春休みや秋休みは学校がバストリップを用意してくれたのでそれに参加して大きな街に遊びにいきました。寮にステイすることもできるのですが、食堂がお休みなので友達と好きなものを作って食べていました。
遠くに行くときは貴重品は肌身離さず持ち歩いた方がいいと思います。友達と割り勘をすることもあるので現金を多めに持っていくと便利でした。
Ⅳ.派遣先の学校について
とてもよかったです。規模の小さい学校なこともあり、みんなとてもフレンドリーでした。友達の友達でどんどん知り合いが増えて、キャンパスですれ違ったときは先生方も笑顔であいさつしてくれます。なにかあったときもすぐに助けてもらえる環境だと思います
不満はなかったです。シャワーは慣れるまで少し大変ですが慣れてしまえば大丈夫です。パソコンが壊れても見てくれるところがあるし、ジムもあるし困ることはなかったです。
いませんでした。
とてもよかったです。授業が始まる前に一週間くらいオリエンテーション期間があるため、その期間で自然と友達もでき、大学の雰囲気もつかめるのでなじみやすかったです。オリエンテーションを担当するのは現地の学生なのでいろいろ聞きやすかったです。
Ⅴ.留学を終えて
期待以上
理由:行く前はやっていけるかどうか不安でいっぱいだったのですが、終わってしまった今はもう一度行きたい気持ちでいっぱいです。想像していた何倍も楽しく、友達もでき、自分の成長につながる留学生活でした。
考え方が前向きになりました。以前は心配性で慎重になることが多かったのですが、今はとりあえずやってみよう!と思えるようになりました。現地でつらくなったときは、いまを乗り越えたら強くなると思いながら生活していて、実際、忍耐力がついて精神的に強くなったように感じます。
また、人の目もいい意味で気にしないようになりました。アメリカではみんな個性的で素敵な人たちばかりでそれに影響されたと思います。
さらに、自分ではいまいちわからなかったのですが、一時帰国した時点で、いろいろな人から雰囲気変わったね、表情明るくなったね、などポジティブな言葉をたくさんもらいました。留学生活で多少なりとも自信がついたことを改めて感じてとても嬉しかったです。
すべてが学びでした。友達となにげなく話す内容から真面目な話まで、はっとさせられることがたくさんありました。英語力も伸びて、いろいろな国の人と過ごすことによって柔軟な考え方も身についたように感じます。そしてなにより世界中に友達ができます!留学生はみんな母国を離れてきていたので、さびしい気持ちやつらさなどをみんなで共有し、励ましあいながら生活していました。そのため、たった一学期一緒にすごしただけでも家族のような絆ができました。本当に一生の友達です。結婚式は呼んでね、なんて話をして最後は泣きながらみんな母国へ帰っていきました。
私がいたときがちょうど大統領選挙の時期で、選挙に対する関心が日本とは比べものにならないくらいあって驚きました。町には支持している候補者の名前が書いた看板のようなものを建てた家が並んでいますし、アメリカ人の友達のインスタグラムには選挙のことがたくさんあがっていました。実際に投票の日には、教授たちは、胸元に“I voted.”と書かれたシールをはっていて、投票していない人はいないくらいでした。学生たちもインスタグラムのストーリーで投票した様子をあげていてとても印象的でした。
まずは普段の生活に生かしたいです。挑戦することの大切さを痛感したとともに忍耐力もついたので、今までやってこなかったことにチャレンジしたいです。また、英語力が格段にのびたため、英語を使えるところに就職できたらいいなと考えています。この留学経験は大きなことに生かすこともできますが、私は普段の生活において非常に影響しているように感じています。街で観光客に道を聞かれたときや、アルバイト先に海外のお客さんが来たとき、英語が話せるためとても役に立ちます。また、ひとりひとり考え方や、伝え方が異なることも経験したため、これは将来社会人になったときに、たとえ英語を使わない仕事でも、大勢の人と仕事をするときにとても役に立つと思います。
Ⅵ.次に留学する学生へ
リスニングを鍛えておくといいと思います。留学生はなまりもあって本当に何を言っているかわからない人もいました。単語帳や英会話の本も持っていきましたが開くことはありませんでした(笑)
シャワーだけの生活に慣れておくこと、イヤホンの生活にも慣れておくといいと思います。ルームメイトがいるとスマートフォンの音が出せないためいつでもイヤホンを使用します。普段通学中など皆さん使っていると思いますが、比にならない時間イヤホンを装着する生活になります。私もやってみて初めて気づいたのですがこれが意外としんどかったです。あとはいろんなもの食べられるようになっておいたほうがいいと思います。よく友達と食堂に行ったはいいものの、食べられるものがないよーと話していました。
上記で書いたようにイヤホン生活なのでノイズキャンセリングできるイヤホンやヘッドホンがあった方がいいと思います。なんでも現地で購入できるため絶対に持って行ったほうがいいものはとくにないのですが、私は少しかさばるけど実家で使っているシーツと薄いブランケットのようなものを持っていきました。現地で寝具は提供されるのですが、普段使っているものだと安心感が全然違います。もしキャリーケースに余裕があれば圧縮袋にいれて持参するといいと思います。あとは預けサイズギリギリのキャリーを2つ持っていきました。片方はスカスカにして帰りに買ったものやおみやげをたくさん詰めて帰国しました。キャリーも現地で買えますが、絶対に2つ持っていた方がいいです。
つらい瞬間もたくさんあると思いますが、その一瞬一瞬が成長のチャンスだと思って頑張って欲しいです!しんどいことしかないじゃん、と思うことだらけだと思いますが、私はしんどいことがない留学なんて来た意味ないでしょ、しんどいぶんだけ価値のある留学だ!と思って生活していました(笑)
また、もしまだパスポートを持っていなかったら早めに作っておいた方がいいです。私は本籍が遠方だったため、パスポート申請の際に必要な戸籍謄本をもらうのに少し苦労しました。ビザ申請も含めて何事も早めに準備した方がいいです。