北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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海外活動報告

Abroad Interview

言葉にして表すということ

サンパブロ大学

文学部 英文学科 4年 女性

スペイン(2014.9〜2015.8)

派遣留学


1.授業の様子、内容はどうでしたか。

在籍していた学科が、コミュニケーションメディアの学科だったため、メディア(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ)で起こるコミュニケーションや、その仕組み、テレビ番組、ラジオ放送、雑誌で使用されるフォトグラフィーなどの作成方法、各メディア成り立ちの歴史などの授業が中心な学科でした。また、カトリック大学だったため、キリスト教の授業もありました。


2.教授陣は指導面で援助してくれましたか。

分からないことがあれば一から説明してくれたり、質問をすると丁寧に答えてくれました。授業中に質問できなかった点も、授業後に教授の元に質問をしに行きました。


3.大学の雰囲気はどうでしたか。容易に溶け込むことはできましたか。

1日の生活の流れがゆっくり流れていると感じました。例えば7時に起き、2時に昼食、3時にお昼寝(皆がするわけではないが、私のホストファザーはしていました。)9時に夕食、12時に寝る、といったように1日がとても長く日本にいるときより時間がゆっくり流れていると感じました。また、この時間に集合すると決めても、10分~20分遅れは当たり前ですし、スケジュールがずれてもそのことに関して気にする人が少ないと感じました。日本では、よく時間に追わていると感じることがありますが、スペイン人と一緒にいると自分は時間に追われすぎなのか、もっと気持ちに余裕をもって生活しても良いのではないかと考えたこともありました。


4.留学をして有益だった点を挙げてください。

当初は、アジア人が誰もいない中でヨーロッパからの留学生、スペイン人学生に圧倒され、上手くやっていけるのか不安でしたが、自分から一歩を踏み出すと皆とても優しく、すぐに彼らの輪の中に入っていくことが出来ました。


5.留学経験は期待に応じたものでしたか。

現地で行った大学での学習、スペイン語の習得、ホストファミリーとの生活、様々な国籍の友達、国内旅行で見たスペインの文化、ヨーロッパ旅行で見たたくさんの新しい文化、すべて素晴らしいものでした。


6.留学をして有益だった点を挙げてください。

ヨーロッパ文化との出会い、ホームレス支援、宗教(スペインでいうとカトリック教)が中心にある生活の体験など。


7.これから先、留学経験をどのように生かしていきたいと思いますか。

この10ヶ月で経験した新しい文化、生活様式、様々な人々との出会いにより、様々な視点から物事を柔軟に考えることができるようになったのではないかと感じます。そんな視点と、向上した英語力、習得したスペイン語力を活かして、よりよい大学生活を作り出し、卒業後の進路に活かしていきたいです。


8.約1年間の留学生活を振り返って、感じたこと。

この10ヶ月を通して、人生で一番と言っても良い大切なことを学びました。それは、家族、友達、恋人に対しての感謝の言葉、愛情を言葉にして表すという事です。それは、スペイン語のストレートな感情表現とスペイン人の素直な心を通して学んだことです。空気読む文化の日本では控えめになってしまう、自分の気持ちを素直に表にさらけだすという事は、時に大切なのだということを教えてくれました。

 

 

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