北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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カナダ

Canada

自分の世界が広がった

セント・トーマス大学

文学部 英文学科 3年 女性

カナダ(2022.8~2023.1)

派遣留学


Ⅰ.留学前について

1.留学した理由やきっかけは?

リスニングやスピーキングの力を向上させたかったため。他の国の文化を学びたかったため。


2.留学準備を始めたのはいつですか?

2年次


3.語学の試験は何回受験しましたか?

TOEFL:2回


4.語学試験対策も含め、留学に向けて何を・どのように勉強しましたか?

試験対策は主にスーパー英語を使って対策していました。また、リスニング力の向上のため、空いた時間にポッドキャストで英語を聞くようにしていました。



Ⅱ.現地での学習について

1.平均的な勉強時間・場所について教えてください。

勉強時間 主な勉強場所
平日(学期中) 5時間程度 自室、スタディーホール、
ラウンジ
休日(学期中) 5時間程度 自室、スタディーホール、
ラウンジ
平日(試験前) 7時間程度 自室、スタディーホール、
ラウンジ
休日(試験前) 10時間程度 自室、スタディーホール、
ラウンジ

2.授業の様子はどうでしたか?北星大の授業の様子と特に異なる点があれば教えてください。

多くの学生が意欲的に授業に参加しているのが印象的でした。授業中に躊躇なく質問や意見を言う学生がとても多かったです。


3.授業を受講するにあたって心掛けていたことや工夫していたことはありますか?

授業はすべて、先生に許可を得て録音をしていました。また、予習として、事前に授業のパワーポイントが提示されている授業は、授業前までに一通り読んでわからない単語は調べたり、ノートにまとめたりしていました。


4.語学のハンディを感じることはありましたか?どのように克服しましたか?

授業内で、現地の学生とディスカッションやグループワークをすることがしばしばありました。他の学生が言っていることを聞き取ることも、自分の意見を言うこともできず、全くグループに貢献できなかった時にハンディを感じました。ですが、勇気を出して自分なりに意見を伝えてみると、周りの学生は私の意見を受け入れてくれて私に質問してくれたり、同意を示してくれたりしました。


5.語学のハンディ以外に学習面で苦労したことはありましたか?どのように克服しましたか?

課題が終わらず、夜中まで作業することも多々あり、体力的に少し大変でした。


6.担当教員は親切に指導してくれましたか?

どの授業でも、先生方はとても優しくサポートしてくれていました。レポートの提出前に一度チェックをしてアドバイスをくれたり、課題の提出期限を特別に延ばしてくれたりした先生もいました。


7.学習面で準備しておいて良かったことはありましたか?

英文法の復習は役に立ちました。短期大学部時代に使用していた英語で書かれた英文法の教科書を使って復習をしていたので、ESLの授業で英文法について質問された時に、英語で答えられたときは勉強していてよかったと思いました。


Ⅲ.現地での生活について

1.滞在方法

滞在方法
寮の場合は寮の名前 バニエホール
ルーム/シェアメイト
有の場合は構成について 1部屋に自分を含めて2人 その人は、現地の学生

2.滞在先の設備はどうでしたか?

大学内にある3つの寮の中で一番新しい寮だったので、他の寮に比べるときれいでした。シャワールームとトイレはしっかり仕切りはありますが男女共用だったので、少し気になりました。


3.ルームメイトやシェアメイトとの関係性はどうでしたか?

ルームメイトとは仲良く過ごせていました。生活習慣の違いも特に感じずに、快適に共同生活を送ることが出来ました。


4.現地の治安はどうでしたか?外出などの際に気を付けていたことはありますか?

フレデリクトンの治安は非常に良かったと思いますが、夜遅くに外出することは控えていました。


5.現地の交通の便はどうでしたか?

公共交通機関はバスのみでしたが、学生は無料で乗ることができ、本数も困らない程度にあったので便利でした。日曜日や祝日はバスが運行していないので、出かけられないのが少し残念でした。


6.食事はどのようにとっていましたか?食事の際に気を付けていたことはありますか?

ミールプランは、週14回学校のミールホールを利用できる14ミールプランを選択していたので、昼食と夕食はミールホールで食事をしていました。朝ごはんはスーパーで買った食パンを食べたり、キャンパス内にあるティムホートンズでサンドウィッチなどを買ったりしていました。ミールホールのご飯はジャンクフードが多いので、バランスを考えて野菜やフルーツを必ず食べるようにしていました。


7.部活・特別行事・催し物などの課外活動に参加する機会はありましたか?

サンクスギビングやハロウィンは、学校が企画したインターナショナルイベントが開催され、参加していました。サンクスギビングは、現地のSTUの学生のご家族がお家に招待してくださり、伝統的なサンクスギビングを体験することが出来ました。ハロウィンはカボチャの彫刻を楽しんだり、公園でフォトコンテストを行ったりしました。季節行事以外にも頻繁に学校でピザパーティーが行われていました。学期末にはフォーマルパーティーがあり、ドレスを着て参加しました。また、ごみ拾いや冬服寄付のボランティアなどにも参加しました。


8.体調不良や病気になったことはありましたか?どのように対処しましたか?

留学中は健康に問題なく過ごすことが出来ました。


9.日本から持参した医薬品はありましたか?何を、どのくらい持参したか教えてください。

胃腸薬、鎮痛剤、鼻炎薬、風邪薬、絆創膏を一箱ずつ持っていきました。


10.海外旅行(留学)傷害保険を利用して保険金を請求したことはありましたか?差し支えない範囲でその内容を教えてください。

ありません。


11.JCSOS(海外留学生安全対策協議会)のJ-TAS(JCSOS Total Assistance Service)を利用したことはありましたか?差し支えない範囲でその内容を教えてください。

ありません。


12.医薬品以外に現地へ持参したもので「持参して良かった」と思うものはありますか?

水筒、フォーマルな服、フード付きの上着


13.週末はどのように過ごしていましたか?

土曜日は友人と買い物に出かけたり、学校のジムで卓球をしたり、寮で映画をみたりしていました。日曜日はバスが動かないので、課題を進めることが多かったです。


14.長期休暇はどのように過ごしましたか?

リーディングウィークは学校に残り、友人と映画をみたり、外食へ出かけたりしていました。帰国前に、北星から一緒に留学した友人たちとトロントを10日間旅行しました。


15.長期休暇中に旅行した場合は、渡航内容を教えてください。


渡航先(国・地域名) 渡航時期 目的・期間 費用(概算)
トロント 12月末 旅行・10日間 15万円

16.旅行にあたっての注意点などがあれば記入してください。

トロントはフレデリクトンとは比べ物にならないほど都会なので、フレデリクトンにいるときと同じ感覚で出歩くのは危険だと思いました。気を引き締めて行動していれば、安全に楽しめます。


 Ⅳ.派遣先の学校について

1.学校/学生・教職員の雰囲気はどうでしたか?

学生も教職員も明るくフレンドリーで親切な人が多かったです。留学生担当の職員の方もとても優しく、いつもサポートしてくださりました。


2.学校の施設・設備はどうでしたか?

基本的にきれいでした。教室や寮の室温調整も問題なかったです。寮のシャワールームはルールを守れていない人もいて、汚いこともありました。


3.バディはいましたか?

いました。
優しく、まじめな学生。バディのご家族が食事に連れて行ってくれたこともありました。


4.受入体制についてはどう感じましたか?改善してもらいたい点などがあれば記入してください。

わからないことがあっても質問しやすく、安心でした。


Ⅴ.留学を終えて

1.留学経験は期待に応じたものでしたか?

期待どおり


2.留学前と留学を終えた今とで、特に自分が変わったと思う点はありますか?

英語の面では、留学前に比べてリスニング力が向上したと思います。いろいろな国の英語をたくさん聞いたので、耳が英語に慣れたように思います。また、留学中は、楽しいことはもちろん、特に最初のころは辛いこともたくさんありました。周りの人にたくさん助けられながら、様々なことを乗り越えたことが自分の強みとなり、留学を終えた今は、挑戦することが前よりも怖くなくなりました。今後は就活も待っていますが、自分の夢を叶えるために、いろいろなことに挑戦中です。


3.留学をして有益だったこと・留学生活から得た学びはありますか?

いろいろな国の学生と出会ったことで、たくさんの国について知ることが出来ました。ルワンダというアフリカの国出身の友人もできたのですが、その友人に出会うまで、ルワンダという国自体知りませんでした。たくさんの人に出会って、自分の世界が広がったと感じています。


4.現地の文化・習慣で特に印象的だったことはありますか?

歩きスマホをしている人をほとんど見かけなかったことが印象的です。ミールホールでも、みんな楽しそうにおしゃべりをしながら食事をしていて、友人との時間を楽しんでいる印象を受けました。


5.これから先、この留学経験をどのように生かしていきたいと思いますか?

留学を通して、英語やカナダの良さはもちろん学ぶことが出来ましたが、日本の良さも改めて感じました。将来はこの経験を活かして、海外の人々に日本の良さを伝える職業に就きたいと考えるようになりました。


Ⅵ.次に留学する学生へ

1.学習面で事前に準備しておくことをオススメしたいもの・ことはありますか?

リスニングを少しでも鍛えておくことをお勧めしたいです。ネイティブスピーカーの英語は想像よりもずっと速く、最初は全然聞き取れませんでした。そのため会話もうまく成立せず、周りの学生とすぐに仲を深められなかったので、もっと英語を聞いて慣らしておくべきだったと後悔しました。


2.生活面で事前に準備しておくことをオススメしたいもの・ことはありますか?

日本で有名なアニメを事前に見ておくと、友達づくりのきっかけにもなるかと思います。日本のアニメを好きな人は思っていた以上に多かったです。私は全くアニメを知らなかったので、アニメの話題にはついていけず、アニメを見ておけばよかったと後悔しました。


3.これは日本から持参すべき/現地で購入すべきものがあれば教えてください。

インスタントの味噌汁やお米などの日本食は多めに持って行った方がいいです。自分で食べる分はもちろん、友達にあげることも考えて持っていくといいと思います。ドライヤーや寝具、洗濯用品は現地で安くそろえられました。


4.その他に未来の派遣留学生へアドバイスはありますか?

留学に行って間もないうちは、落ち込むことの方が多いかもしれませんが、少しずつ慣れていくと思うので、焦らずに自分のペースで留学を楽しんでください!


 

 

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