Parents news
2020年12月21日
北海道からの道民に向けての各種支援に関する総合情報(北海道HP)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/douminnominasamahe0601.pdf
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた学生等への経済的支援一覧(文科省HP)
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/benefit/index.html
1. 高等教育の修学支援新制度 【非課税世帯及びそれに準ずる世帯の方】
住民税非課税世帯とそれに準ずる世帯を対象に、学生生活に必要な生活費等をカバーする給付型奨学金と授業料等減免による支援を行う制度です。通常、前年度の課税標準額により審査を行いますが、新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変した場合には、家計急変後の収入見込みにより審査されます。家計急変の対象とならない方についても、年2回の在学採用(4月及び9月)に申込むことができます。対象となり得るかどうかは、進学資金シミュレーターで確認することができます。
申込時期:在学採用(4月、9月)、家計急変の採用(随時)
問 合 先:【給付奨学金】日本学生支援機構奨学金相談センター TEL:0570-666-301
【給付奨学金】北星学園大学 学生生活支援課 (hokusei-dai-syougaku@hokusei.ac.jp)
【授業料減免】北星学園大学 財務課 (tuition@hokusei.ac.jp)
※高等教育の修学支援支援制度(文部科学省HP)
※新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けて家計が急変した方への支援(日本学生支援機構HP)
2. 日本学生支援機構の貸与型奨学金 【幅広い世帯の方】
日本学生支援機構の貸与型奨学金では、第一種(無利子)奨学金及び第二種(有利子)奨学金による支援があります。貸与額は選択可能です。通常、前年度の収入金額等により審査を行いますが、新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変した場合には、家計急変後の収入見込みにより審査されます。家計急変の対象とならない方についても、在学採用に申込むことで支援が受けられます。
申込時期:在学採用(4月)、家計急変の採用(随時)
問 合 先:日本学生支援機構奨学金相談センター TEL:0570-666-301
北星学園大学 学生生活支援課 (hokusei-dai-syougaku@hokusei.ac.jp)
※日本学生支援機構 奨学金の制度(貸与型)(日本学生支援機構HP)
※新型コロナウイルス感染症への対応について(日本学生支援機構HP)
(1) 最高学年でやむを得ず卒業延期となった方への支援
(2) 休学中の方への支援
(3) 新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けて家計が急変した方への支援
2.1 緊急特別無利子貸与型奨学金 【アルバイト収入減の方】
今般、アルバイト収入の大幅減少により修学が困難になっている学生等が緊急的に新たに奨学金の貸与を希望する場合に、実質無利子で貸し付けを行う「緊急特別無利子貸与型奨学金」について、令和3年1月から3月末までの期間支援します。
申込時期:1月15日(金)まで
問 合 先:日本学生支援機構奨学金相談センター TEL:0570-666-301
北星学園大学 学生生活支援課 (hokusei-dai-syougaku@hokusei.ac.jp)
※緊急特別無利子貸与型奨学金について(日本学生支援機構HP)
2.2 有利子奨学金の貸与期間延長 【就職が決まっていない方】
新型コロナウイルス感染症の影響等による内定取消等で、やむを得ず、令和3年度も大学等に在籍する学生等に対して、緊急支援として、修業年限を超えて第二種(有利子)奨学金の貸与期間を最大1年間延長します。また、新規申込も可能となっています。
申込時期:1月8日(金)まで
問 合 先:日本学生支援機構奨学金相談センター TEL:0570-666-301
北星学園大学 学生生活支援課 (hokusei-dai-syougaku@hokusei.ac.jp)
※最高学年でやむを得ず卒業延期となった方への支援(日本学生支援機構HP)
3. 北星学園大学の授業料延納制度・奨学金及び学費減免制度【制度等により異なる】
※奨学金・減免制度(本学HP)
※学費に関するQ&A(HOKUSEI CGW)
4. 自治体独自の奨学金や民間奨学金等【制度等により異なる】
自治体が独自に奨学金等の制度を持っている場合があります。民間の奨学金についても、申し込みが可能な場合もあります。(こうした支援については、日本学生支援機構のWeb ページでも一部紹介しています。)
問 合 先:各自治体の窓口等(制度によって異なる)
※大学・地方公共団体が行う奨学金制度(日本学生支援機構HP)
5. 日本政策金融公庫の教育ローン【幅広い世帯の方】
大学等に入学・在学する方の保護者に対し、学生等1人あたり350 万円以内(一定の要件に該当する場合は、450 万円まで)の貸付を行うものです。利息は年1.68%(固定金利)です。
申込時期:随時
問 合 先:日本政策金融公庫
6. 新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金
【学生アルバイトを含む、休業手当を受けることができなかった中小企業の労働者】
新型コロナウイルス感染症及びそのまん延防止の措置の影響により休業させられた中小企業の労働者のうち、休業中に賃金(休業手当)を受けることができなかった方に対し、休業前賃金の8割(日額上限11,000 円)を、休業実績に応じて支給を行うもので、学生アルバイトも支援対象となります。
申込時期:労働者が事業主の協力を得て、申請。※申請期限はこちらからご確認ください。
※日々雇用、登録型派遣、いわゆるシフト制の方で、事業主から休業の事実について協力を得られない方等については、例外もございます。詳しくは、厚生労働省ホームページをご覧ください。
問 合 先:厚生労働省ホームページ
新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金コールセンター
(0120-221-276 受付時間: 月~金 8:30~20:00/ 土日祝 8:30~17:15)
7. 生活福祉資金貸付金(緊急小口貸付等の特例貸付)【幅広い世帯の方】
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生計維持のための生活資金を必要とする世帯に20 万円以内の貸付を行うものです。
※新型コロナウイルスの影響で収入の減少があれば、休業状態になくても対象となります。
申込時期:随時(※本年12 月までとしていた期限を令和3 年3月末まで延長)
問 合 先:お住まいの市区町村の社会福祉協議会
※北海道社会福祉協議会HP
8. 生活福祉資金貸付金(教育支援資金)【低所得世帯】
低所得世帯を対象として、大学等に修学するために必要な経費について、月額6.5 万円以内(大学の場合)を無利子で貸付を行うものです。また、入学に際し必要な経費について、50 万円以内の貸付を行うものです。
申込時期:随時
問 合 先:お住まいの市区町村の社会福祉協議会
※生活福祉資金貸付金制度(厚生労働省HP)
9. 母子父子寡婦福祉貸付金(修学支度資金・修学資金)【母子・父子・寡婦家庭の方】
母子・父子・寡婦家庭の方が、①就学するために必要な受験料、被服費等に必要な資金として、無利子・59 万円以内(私立大学の場合)、②大学等に就学するための授業料、書籍代、交通費、生活費等に必要な資金に充てる資金として、無利子・月14.6 万円以内(大学で自宅外通学の場合)で貸付を受けられる制度です。※母子父子寡婦福祉貸付金による貸付を受けた方であって、高等教育の修学支援新制度による支援を受けた方は、母子父子寡婦福祉貸付金の一部又は全部を返還いただく必要があります。
申込時期:随時
問 合 先:お住まいの都道府県・指定都市・中核市の福祉事務所等のひとり親世帯関係施策担当
※母子寡婦福祉資金貸付金について(北海道HP)
※母子父子寡婦福祉資金貸付(札幌市HP)
10. 住居確保給付金 【独立生計・収入減の方】
離職・廃業後2年以内又は休業等に伴う収入減少により住居を失うおそれが生じている方(※)に家賃相当額(住宅扶助特別基準額が上限)を自治体から家主へ支給することで支援する制度です。
※学生アルバイトの場合は、基本的には対象には想定されていませんが、世帯生計を維持している(専らアルバイトにより学費や生活費等を賄っていた等)ことや求職活動などの支給要件に該当する方は支給対象になる場合がありますので、詳しくは相談窓口となる自立相談支援機関等にご相談ください。
申込時期:随時
問 合 先:お住まいの都道府県・市・区等の自立相談支援機関
住居確保給付金相談コールセンター
(0120-23-5572 受付時間:9:00~21:00(土日・祝日含む))
※住居確保給付金 制度概要
2020年12月11日
5/18より受付を開始した通信環境整備等支援金につきまして、10月31日をもって受付を終了しましたが、未申請の方が見受けられることから、今一度申請を受付けることとなりました。
これが最後の申請受付となり、申請締切後は受付ができませんので、ご注意ください。申請がない方には支給されません。
また、通信環境整備等支援金を受け取るためには、必ず学生本人からの申請が必要です。
また、通信環境整備等支援金申請に関するよくある質問はこちらのページから確認することができます。
https://www.hokusei.ac.jp/covid-19/faq/
2020年12月03日
2020年度 修了式・卒業式は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、「2部制」で実施予定です。
上記のとおり予定していますが、新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては実施方法の変更または中止とする場合がありますのでご了承願います。その際は本学ホームページにてお知らせいたしますので、ご確認ください。
なお、修了式・卒業式後に予定していました卒業記念祝賀会については、参加者の健康や安全の確保を第一に考えた結果中止といたします。
2020年12月01日
vol.142後援会だより(2020年12月)を発行いたしました。
こちらからぜひご覧ください。
2020年11月05日
2020年10月07日
11/7(土)に予定していました札幌地区父母懇談会ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、対面開催は行わず、ご挨拶・全体説明等についてはオンライン配信、個別面談につきましてはメール・電話で代替実施させていただくことにいたしました。 対面での開催ができないことは大変残念でございますが、現状に鑑み、何卒ご理解いただけますようお願いいたします。
なお、会員の皆様に10月9日以降に文書を送付いたしますので併せてご確認をお願いいたします。
来年以降、感染状況が落ち着き、例年のような父母懇談会が再開できることを心より願っております。 その際はぜひご出席ください。
【問い合わせ先】
後援会事務局(社会連携課内)TEL:011-891-2731(代表)
E-mail:kouenkai@hokusei.ac.jp
2020年09月16日
(再掲) 日本学生支援機構奨学金 二次募集について(以下、②・③に該当)
(高等教育の修学支援制度(給付奨学金・授業料減免)・第二種貸与奨学金)
(再掲) 通信環境整備等支援金第Ⅳ期の募集について(以下、④に該当)
北海道からの道民に向けての各種支援に関する総合情報(北海道HP)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/douminnominasamahe0601.pdf
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた学生等への経済的支援一覧(文科省HP)
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/benefit/index.html
① 新型コロナウイルス感染症に係る影響を受けて家計が急変した世帯の学生への支援
(文部科学省HP)https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/1420041_00003.htm
学生生活支援課にご相談ください。
※高等教育の修学支援新制度(家計急変の場合の特例)
(日本学生支援機構HP)https://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/kakei_kyuhen/index.html
(文部科学省HP) https://www.mext.go.jp/content/20200529_mxt_gakushi_01_000006193_3.pdf
② 高等教育の修学支援新制度【非課税世帯及びそれに準ずる世帯の方】
※新型コロナウイルスの感染症の影響で家計が急変した場合は、家計急変後の収入見込みにより審査されます。
(文部科学省HP)https://www.mext.go.jp/kyufu/index.htm
(本学HP)https://www.hokusei.ac.jp/campuslife/scholar/
③ 日本学生支援機構の貸与型奨学金【幅広い世帯の方】
※新型コロナウイルス感染症の影響で家計が急変した場合は、家計急変後の収入見込みにより審査されます。
(日本学生支援機構HP)https://www.jasso.go.jp/index.html
(本学HP)https://www.hokusei.ac.jp/campuslife/scholar/
④ 北星学園大学通信環境整備等支援金【本学の学部生及び短期大学部生】
※対象者が申請することにより給付します。大学から付与したメールアドレスに申請フォームのURLを記載しています。
(本学CGW)https://cgw.hokusei.ac.jp/news/109524/
⑤ 北星学園大学の授業料延納制度・奨学金及び学費減免制度
(本学HP) https://www.hokusei.ac.jp/campuslife/scholar/
(本学CGW)https://cgw.hokusei.ac.jp/tuition/
⑥ 新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金
中小企業で雇用されている労働者が、休業手当を受けられなかった場合に、労働者から申請することで、受けられる支援となっています。また、支援金・給付金は、雇用調整助成金と同様、学生アルバイトについても対象となっています。
新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金(厚生労働省ホームページ)
(https://www.mhlw.go.jp/stf/kyugyoshienkin.html)
⑦ 生活福祉資金貸付金(緊急小口貸付等の特例貸付)【幅広い世帯の方】
※新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生計維持のための貸付を必要とする世帯
(北海道社会福祉協議会HP)http://www.dosyakyo.or.jp/seifuku_shikin/index.html
⑧ 母子父子寡婦福祉貸付金(修学支度資金・修学資金)【母子・父子・寡婦家庭の方】
※ひとり親家庭(母子家庭・父子家庭)と寡婦の経済的自立を支援するため、修学資金などを低利で貸付ける制度
(北海道HP)http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kms/homepage/kashitsuke.htm
(札幌市HP)http://kosodate.city.sapporo.jp/mokuteki/money/hitorioya/1123.html
⑨ 日本政策金融公庫の教育ローン
(日本政策金融公庫HP)https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html
2020年09月03日
日本学生支援機構の
・第二種奨学金(貸与、返還義務のあるもの、有利子)
・給付奨学金(給付、返還不要、授業料の減免)
の二次募集を行います。
(第一種奨学金の募集はありません。)
申込みを希望する学生は、9月30日(水)16:30から開催される説明会に参加する必要があります。参加に際しては新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、事前受付を行いますので、以下の方法で忘れずに申し込んでください。授業が入っているなど、どうしても日程の調整ができない場合は、事前受付時にお知らせください。アルバイト等はできるだけ調整して参加してください。
【事前受付方法】 受付締切 9月16日(水)17:00
学生本人が大学のメールアドレス(@hokusei.ac.jp)から
hokusei-dai-syougaku@hokusei.ac.jpに以下の7つの情報を送信してください。
※ 大学のメールアドレス以外で送信されたメール、学生本人が送信していないメールについては、受付しませんので注意してください。
※ 不備があった場合のみ、大学に登録されている電話番号に直接ご連絡します。
【受付完了の案内】
事前受付後、期限までに申込みのあったメールについて人数等により会場や日程の調整をして、9月23日(水)13:00~17:00の間に受付完了のお知らせと、説明会会場等の案内をお送りします。必ず確認の上、指定の日時の説明会に参加してください。
やむを得ず参加ができなくなった場合は、至急学生生活支援課 奨学金担当にご相談ください。
(9月24日になってもメールが届いていない場合は、奨学金担当までお問い合わせください。)
【説明会の開催】
9月30日(水)16:20~約2時間程度を予定しています。開催場所は、今後の状況や申込者数により変更になることがありますので、受付完了メールを確認してください。
万が一、対面での開催が難しくなった場合には、大学ホームページまたはメールにてご案内しますので、更新される情報に注意してください。説明会中止後の申込み対応については、追ってお知らせします。
その他、新型コロナウイルス感染症に伴う不明な点等があれば、学生生活支援課 奨学金担当まで学生本人がお問い合わせください。
2020年08月11日
学生、ご家族の皆様
北星学園大学・北星学園大学短期大学部
学長 大坊 郁夫
後期の授業について
新型コロナウイルスの影響はとても大きく、前期は、ほぼ非対面の授業となり当初は大きな戸惑いや、画面越しの授業に不安もあったことと思います。皆さんの生命と健康を守りつつ、教育を決して止めることなく確実に行うことを最優先に考え、ようやく7月の後半になり緊急性の高い一部の学科の限られた少人数の実験、実習、演習の授業について、感染予防の対応を徹底して大学キャンパスでの対面授業を開始することができました。
前期は制約のある状況の中での授業展開について、様々な工夫・努力をしてきました。とりわけ遠隔授業の開始時期の5月までは授業の準備、展開の仕方の工夫、学生の皆さんへの新たな取り組みついての周知、さらに通信環境整備に試行錯誤の連続でした。その後も、コロナウイルスの感染状況の推移、感染予防等について、学生の皆さんのおかれている状況の把握安堵に努めてきました。
学生の多くの皆さんは、後期の授業がどうなのだろうと不安に思っておられることでしょう。「大学の学び」とは、共有の仕方は一つではありませんが、場を共有して仲間が互いに顔を合わせて意見を交換し、さらに授業だけではなく大学の場を通じて多様な交流があってこその大学生活だと思います。場を共にすることによって、人はコミュニケーションし、様々な関係を築くのです。その中で自分のことを認めてもらい、相手のことを認め合うことで理解し、仲間として、同じ大学の一員としての一体感ができるはずです。
後期は、感染予防を十分に行い、いくつかの条件を設定して、対面授業の実施を拡大する授業運営を行って参ります。
これまでも感染予防することを最優先にし、互いの健康を維持するということを大前提にして授業展開をしてきました。この前提は揺るぎません。緊急事態宣言解除後は、円滑に授業運営をするため、学生の皆さん、そしてご家族の皆様から多くのご意見をいただいております。「感染へのおそれから外出・登校を控えたい」などのご意見がある一方で、他方では「小中高は既に対面授業に移行しているのに、なぜ大学だけはオンラインのままなのか」、「経済活動も再開し、観光も再開しているのになぜ大学はキャンパスの再開ができないのか」、というご批判も多く寄せられております。しかしながら、自分の教室と机が決まっている小中高とは異なり、本学の大谷地キャンパスでは、4学部、約4300名の学生、非常勤の教職員の方々も含めて約500名の教職員がキャンパスに集い、毎時間ごとに、別々の大中小の教室を移動しながら利用することになり、通常の対面授業を全面的に再開するには多くの課題が存在します。
後期は、いわゆる「3密」を避け、キャンパスでの「学び」と「キャンパスライフ」の価値と意味をあらためて確認し、オンラインとオンキャンパスを有機的に組合せつつ、学生同士及び教職員とのコミュニケーションをより一層十分なものにし、大学での学びを工夫した対面授業を取り入れた授業運営を行って参ります。パソコンの画面を通してではなく、実際に自らの体で、場を共にすることによってコミュニケーションし体験をすることは、様々な関係を築くのに限りなく重要だからです。
今や我々は、新型コロナウイルス感染のリスクを上手くコントロールした「新たな生活様式」を求められています。クラブやサークル等の課外活動については、十分な活動機会がなかったことでしょう。特に1年生の場合には、先輩とのつながりはウェブでの限られた情報にしか触れられなかったことには忸怩たるものがあります。また在校生は伝統ある部活動の存続を心配されているかもしれません。課外活動の再開に向けては、活動形態を勘案した安全活動ガイドラインを作成しており、それを踏まえながら夏休み中からの活動の再開を目指すとともに、1年生へのクラブ・サークル紹介を後期授業開始前に対面で実施する予定で準備を進めております。
図書館利用につきましても前期は、郵送による貸出対応や、利用時間の短縮などの制限を行って参りましたが、後期はもっと利用しやすい方法を検討いたします。
学生の皆さんが、前期授業期間を、生命と健康を守って、自粛、節制して遠隔授業を受け続けてくれたことに感謝しています。今週末からは夏季休業期間に入り、これまでのような夏休みの計画を立てることは難しいですが、感染対策も加え、例年以上に、事故やさまざまな被害にあわぬよう細心の注意を払って下さい。この夏の学生の皆さんの健康をお祈りし、皆さんが元気に後期の授業開始日を迎えてくれることを期待しています。
また、この間、多くのご家族や卒業生から通信環境整備、本学の教育環境充実のために寄付をいただいており、皆様に深く感謝いたします。
今後、冬に向けて感染リスクが高まることも十分予想されます。その場合は迅速に遠隔授業に移行できるようにして、学生、教職員の生命を守ることを最優先としつつ、本学の社会的責任を十分に果たせるように教職員一同、全力を注ぎますので、今後とも皆様のご理解とご協力を頂けますようお願い申し上げます。
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