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2019年12月24日
経営情報学科では、札幌副都心(新さっぽろ地区)において商業・業務施設の管理・運営を行っている(株)札幌副都心開発公社との協働で、学生が新さっぽろ地区商業施設の来訪者を対象として、購買行動や意識、要望を把握するためのアンケート調査を行っています。
経営情報学科の鈴木克典ゼミの学生と、短期大学部英文学科の森越教授の受講生とが共同で調査に当たりました。
(詳しくはコチラをご覧ください)
学生によるアンケート調査によって得られたデータは、学生自身によって集計・分析が行われ、調査結果とそれに基づいた企画提案を含めたプレゼンを去る12月10日(火)に(株)札幌副都心開発公社にて行いました。
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報告会は、鈴木ゼミの学生たちによるプレゼンの後、森越教授の受講生による報告という流れで行われました。
鈴木ゼミによるプレゼンは、学生から3名の代表者が選ばれ調査報告とそれに基づいた企画提案がありました。新さっぽろ地区の商業施設に訪れた方を対象に、来訪者の動向・ニーズを把握するために約1,000枚アンケートを回収し、アンケート項目から得られた情報を集計・分析していました。また、企画提案では、調査分析した結果から見えてきた来訪者のニーズを基に学生たちのアイディアを含めて(株)札幌副都心開発公社の方々にプレゼンしました。就活カフェを設けるといった就職活動中の学生の視点を活かした提案もありました。
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森越教授の受講生による報告では、3名の学生が新さっぽろの商業施設をより良くするため、SNSを効果的に活用し、新さっぽろの商業施設に人を呼び込むための具体的なアプローチ等を提案しました。
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プレゼンの後には、(株)札幌副都心開発公社の方々から『今年6月に札幌市が「フェアトレードタウン」に認定されたことや、厚別区にある本学と札幌学院大学が「フェアトレード大学」に認定されたことを受け、今後「フェアトレードに取組む発信地」として厚別区の中心に位置する「新さっぽろ」にはどのような可能性があるか』等の質問があがり、鈴木教授も含めこの事について協議しました。その後、調査からプレゼンを含めたお客様調査全体に係る講評をいただきました。
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学生たちにとっても、今後に繋がるたくさんのことを学び気付けた経験になりました。
10年以上前からスタートしたこの調査・分析は、お客様の声として現場にも反映され、新さっぽろの商業施設を運営する上での参考資料として活用されています。本学では自治体や企業と協定を結び、地域の課題を解決するような様々な授業を展開しています。
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