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【学生部長からのメッセージ】学生の皆さんへ-コロナ禍3年目の春~春の感染拡大防止に向け~

2022年04月19日

学生の皆さんへ-コロナ禍3年目の春~春の感染拡大防止に向け~

学生部長 大原昌明

 2022 年度がスタートしました。 コロナ禍 3 年目の春です。

昨年と同じこと

 現在の北星学園大学が定める危機管理ステージは「2(警戒)」です。
 昨年の4月も「2(警戒)」で、授業は対面での実施を基本とし、部活動・サークル活動などの課外活動も、課外活動ガイドラインに沿って行われました。
 教室を含むキャンパスやグラウンドにたくさんの学生さんの姿が見られる光景は、私たち教職員にとって、本当に嬉しいことです。昨年の年度当初も『これがずっと続くといいな』と思っていましたし、今年もそう願っています。

昨年と違うこと

[感染者数]
 昨年の4月から5月にかけて、陽性者数が急増しました。しかし当時は、全道で、一日100から300人台で、もっとも多かったのは5月中旬の700人台でした。
 今年度に入って、札幌で1,000人を超える日も増え、全道でも2,000人を超える日が続き、高止まり状態です。本学でも感染報告が増えています。
[感染者層]
 札幌市の年齢別の統計情報を読むと*、昨年4月から今年3月までの全年齢に占める20歳代の平均感染者割合は22.1%です。これに10歳代を含めると32.8%です。驚くべきことは、12か月のうち10か月で、20歳代の割合が他の年齢に比べて断トツの1位であるという事実です。
 *「新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(統計情報)」(2022年4月15日)
  https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-covhassei_toukei.html
[コロナ株の変異]
 コロナ株は、次々に変異しています。現在流行っているオミクロン株は、今後さらに感染力が強いとされるBA.2系統への置き換わりが進んでいくといわれています。厚生労働省が、とりわけ若年層に対してワクチン接種や追加接種(3回目)を勧めているのは、若年層の感染割合の高さ、オミクロン株の感染力の強さによるものでしょう。
 4月18日からは北海道で「春の感染拡大防止に向けた道民の皆様へのお願い」が出され感染拡大防止に向けた取組が呼びかけられています。

私たちにできること

 このような状況の中で、私たちができることは3年前から変わっていません。それは①「三密(密集、密接、密閉)」の回避、②不織布マスクの着用、③アルコールによる手指消毒(手洗い)の徹底です。
 たったこれだけで感染リスクが低減します。
 とはいえ、これらの対策は、自分が意識していなければできません。

 社会活動の制限が緩和しているからといって、自分自身の気持ちも緩んではいないでしょうか。
 自分だけは大丈夫だとは思っていないでしょうか。

 大事な家族・友人を守るため、部活やサークル仲間を守るため、部活動やサークル活動を継続するために、まず心がけなければならないことは、自分自身を感染症から守る対策を取ることです。

・食べる・飲む以外は常時マスクの着用を。
・友人と会話を楽しむ際には、アクリルパーティション等を活用した距離の確保を。
・部活動・サークル活動を行う際には、検温はじめ、お互いの体調チェックを。
・友人とドライブに行くときには、車内でもマスク着用とこまめな窓の開放を。

 昨年は、大型連休明けの5月13日から、北海道へのまん延防止等重点措置の適用ということもあり、本学の危機管理ステージを「4(制限-中)」に引き上げ、遠隔授業が基本となってしまいました。対面授業を基本とするスタートからわずか1か月での厳しい制限への逆戻りでした。

 大谷地キャンパスの中庭は、これから桜やライラックが開花する季節です。陽光を浴びた木々の新緑も目に鮮やかになり、日々のキャンパスライフを彩り豊かにしてくれる季節を迎えようとしています。
 今年は、昨年と同じ道を辿らないことを切に願います、ウィズコロナの中で「普通の生活」ができるようになってきたのですから。

 

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