北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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第11弾 被災地派遣ボランティア報告

2015年11月20日

今回で第11弾となった本学の東北被災地ボランティア。
本学の学生が運営する震災支援団体「北星ネット」の小川すみれさん(社会福祉学部福祉心理学科2年)が報告書を作成しましたのでご紹介いたします。

第11弾 被災地派遣ボランティア(2015年8/11~9/12)

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出発前の派遣式の様子。
北星の学生21名を東北へ送り出しました。(写真提供:写真工房ピクセル・グラフィックス)

 
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津波に襲われた海岸付近の様子。
本来は家が多くたち並んでいた この地域も津波によって全てが流されてしまいました。

 

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閖上中学で亡くなった生徒のための慰霊碑。
亡くなった人に関わっていた人々の思いが刻まれています。

 

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海のすぐそばに つくられた慰霊碑。
この慰霊碑の高さまで津波が到着したそうです。

 

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まだ取り壊しのできないまま残っている老人ホーム。
名簿のようなものがまだ壁にかかったままでした。
亡くなったのであろう人々の名前もまだ、残されたままです。

 

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ここにたくさんの賑わいがあったかと思うと心が痛みます。

 

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石巻の復興施設でみた、歴史と復興の道のり。
たくさんの写真から、当時の人々の様子や生々しい跡が見られました。

~被災地派遣ボランティアに行っての感想~
震災から4年経って、初めて仙台市や石巻市など津波の被害にあった地域に足を踏み入れました。以前人々が暮らしていたのであろう海岸付近の場所には、家もなく、人もいなく、一面の雑草と震災後建てられた慰霊碑とがあるだけで、海の音と工事の音が聞こえるだけでした。言葉を失う光景でした。この被災地派遣ボランティアを通して、私は今暮らせている当たり前の日々のありがたさや、普段からの人と人のつながりの大切さや、もしもの災害に備えた日ごろの準備がとても重要だということを思い知らされました。札幌に住んでいる私にとって、とても貴重な体験をさせていただきました。

 

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