北星学園大学・北星学園大学短期大学部

MENU

ニュース

News

  • Home >
  • ニュース >
  • 社会福祉学科の学生がワシントンD.C.で開催されたソーシャルワークのセミナーに参加しました

社会福祉学科の学生がワシントンD.C.で開催されたソーシャルワークのセミナーに参加しました

2025年08月05日

社会福祉学科4年の長井駿太さんが、2025年6月22日から26日にかけて、アメリカ・ワシントンD.C.で開催された「Social Work Leadership Seminar Program」に参加しました。本プログラムは、社会福祉分野におけるリーダー育成を目的とし、各国の参加者が専門家との対話や現地視察を通じて学びを深める内容となっています。
長井さんは、米国社会福祉教育協議会(CSWE)、国際通貨基金(IMF)、米国議会、ハワード大学などを訪問し、各機関の専門家や大学教授との講義・ディスカッションに参加しました。CSWEでは英語によるプレゼンテーションも行い、日本の学生の視点から、ソーシャルワークに対する社会的偏見について意見を発表しました。
また、本研修ではスピリチュアリティや政策提言といった日本ではあまり馴染みのない領域にも触れ、アメリカのソーシャルワーク教育との違いを体感しました。現地の学生や研究者との交流を通じ、社会福祉を学ぶ者としての視野を広げました。


▲ ハワイ上院議員(ブラインアン・シャッツ)との様子

▲ CSWE訪問の様子

▲ CSWEプレゼンテーションの様子

▲ ワシントン記念塔

 

参加した社会福祉学科4年 長井駿太さんからのコメントをご紹介します。

社会福祉学科4年 長井駿太さん
6月に参加した「Social Work Leadership Seminar Program」は、ワシントンDCで開催された国際的な短期研修です。CSWEやIMF、各大学の教授陣との対話を通じて、ソーシャルワークの本質やグローバルな視点でのリーダーシップについて深く学びました。特に印象に残ったのは、「スピリチュアリティ」という言葉との出会いです。日本では馴染みのない概念でしたが、アメリカでは「人生で何が大切か」を問い直す重要な価値として語られており、自分自身の在り方を見つめ直すきっかけとなりました。また、英語でのプレゼンテーションでは、福祉に対する社会的偏見や、自分の夢について発信する機会を得ました。研修中は知識不足に悔しさを感じる場面もありましたが、「分からないことを素直に受け止め、考え続ける姿勢」が人としての成長につながったと実感しています。さらに、楽しむことの大切さや、学生が政策提言を行うアメリカの教育の姿勢にも刺激を受けました。今回の経験を通して、「自分らしく、好奇心と尊敬の心で人と関わること」、そして「学びとは、知識以上に自分の在り方を深めること」だと気づきました。今後も世界とつながる学びを続けていきたいです。

 

アクセス
お問い合わせ
PAGE TOP