学科の取り組み
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短大英文学科「萱野茂二風谷アイヌ資料館翻訳プロジェクト」活動開始のご報告
2022年11月28日
マシュー・コッター准教授の研究の一貫として、平取町二風谷にある「萱野茂二風谷アイヌ資料館」の日本語の展示物説明を英語にする活動を、短大英文学科の学生が開始しました!
学生は翻訳の活動を通じて北海道の地域に貢献し、また資料館を訪れる外国人のサポートとなることを目指します。同時にアイヌについて学生自身の理解を深める実践的な学びの機会となります。
参加学生は短大英文学科2年生で、コッター准教授の「アイヌとマオリ」と「異文化理解」の科目と、田中准教授の「Tour Guiding & Interpreting」の科目履修者からの有志10名です。
最初の活動として、11月20日(日)白老のウポポイと、二風谷工芸館、そして萱野茂二風谷アイヌ資料館を訪問しました。まず、ウポポイの博物館で多言語標記について学びました。
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その後、二風谷資料館では展示物とその日本語説明の写真を撮影し、翻訳のためのデータを収集しました。
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途中、二風谷工芸館も訪問し、関根健司ご夫妻よりアイヌ文化と伝統について、とくにアイヌ刺繍について貴重なお話を聞かせて頂くことができました。
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グループに分かれて展示物の翻訳を分担し、今年度内の英訳完成を目指します!
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コッター准教授のコメント
北星学園大学短期大学部英文学科の学生は、2年間で英語力とコミュニケーション・スキル、さらに文化的なスキルを高めるため熱心に学んでいます。このプロジェクトは、北海道の地域にとって有意義な取組みを通じ、学生達が学んだスキルを実践にいかす最適な機会となります。 また地元についてより深く学び、卒業後の社会でもその知識は活用できるものです。萱野茂記念館を訪れる外国人旅行者は、英訳を読むことで、アイヌの歴史と文化について深い知識を得ることができることでしょう。
<原文>
For two years our students work hard to hone their English, communication and cultural skills at our department. This project is a perfect opportunity for students put their skills into practice by doing something meaningful for the Hokkaido community. They also get to learn more deeply about their local area and can take that knowledge with them into the world. We are sure that foreign visitors to the Shigeru Kayano Museum will benefit greatly from the English translations and also gain insight into Ainu history and culture.
<関連リンク>
萱野茂二風谷アイヌ資料館HP
北星学園大学短期大学部 英文学科
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