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2024年02月05日
札幌副都心(新さっぽろ地区)にて商業・業務施設の管理・運営を行っている(株)札幌副都心開発公社と本学学生が協働で、来訪者の購買行動や意識、要望を把握するためのアンケート調査を行っており、今年度は経営情報学科の鈴木克典ゼミの学生、短期大学部生活創造学科の山本専任講師の受講生が調査に当たりました。
12月19日(火)に実施した報告会では、現地調査・アンケートによる集計結果の発表と、学生自らの分析に基づく企画提案を行いました。
昨年度はコロナ禍により非対面での実施でしたが、今年度は対面での開催となりました。
山本専任講師の受講生らは、現地の視察とSNSでの学生アンケートから気づいた問題点を指摘し、学生ならではの感性を生かした改善策(若者向けの店舗拡充、案内掲示板の改善など)や集客力を高めるためのアプローチを展開しました。
また、鈴木ゼミの学生からは、上記施設の利用者を対象とした対面アンケートの集計・分析結果から、具体的な新店舗の誘致や新イベントの開催など、それぞれのメリット・デメリットを踏まえた提案を行いました。
発表後、札幌副都心開発公社の担当者の方から、調査~プレゼンテーションを含めたお客様調査の活動全体に係る講評をいただき、今後の活動においても生かせる学び・気づきを得る機会となりました。
10年以上続くこちらのプロジェクトは、施設利用者の生の声として現場にも反映され、新さっぽろの商業施設を運営する上での参考資料として活用されています。
本学では自治体や企業と協定を結び、地域の課題を解決するような様々な授業を展開しています。
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