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2025年08月22日
2022年度に本学社会福祉学研究科博士課程を修了された 牧田 俊樹さん(現・立教大学 コミュニティ福祉学部 助教)の博士論文を書籍化した『「障害とは何か」という問いを問い直す――「事実」から「有用性」に基づいた障害定義の戦略的・実践的使用へ』(生活書院)が、日本社会福祉学会 2025年度学会賞を受賞しました。
こちらの論文は「障害とは何か」という問いそのものを原理的に問い直した、現代障害学における極めて挑戦的な内容であり、日本のこれまでの障害学はもとより、英米の批判的障害学においても類を見ないオリジナリティを有しています。また、現代の障害学、障害者福祉論における「障害」定義をめぐる議論を根源的に問い直した論考であるという点において、極めて高い独自性と学術的意義を持ち、日本社会福祉学会において高く評価され、今回の受賞に至りました。
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