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英文学科の学生がACUCA Student Campに参加しました

2025年09月01日

英文学科3年の落合純香さんが8月18日(月)から22日(金)までの5日間、京都 同志社大学において開催されたACUCA Student Campに参加しました。
“ACUCA Student Camp”とは、ACUCA※が主催する国際学生会議で、アジア各国の学生が交流し、互いの文化や社会を知り、相互理解を深める企画です。
※ACUCA(アジア・キリスト教大学協会)は、アジアのキリスト教主義大学が、キリスト教主義教育の質の向上と相互理解を目的に1976年に結成した協会です。

本年度のテーマは、"Christianity and AI: Faith, Environment and Human Well-Being"。
他のACUCA加盟大学からの参加学生と共に、英語でグループディスカッションやプレゼンテーションを行い、テーマに対する理解を深めるとともに、国境を越えた対話と交流を経験することを目的としています。





 

参加した英文学科3年 落合純香さんからのコメントをご紹介します。

英文学科3年 落合純香さん
私が8月18日~22日に参加したACUCA Student Campの今年のテーマは、「キリスト教とAI:信仰、環境、人間のウェルビーング(※身体的、肉体的な健康と幸福)」でした。聖書の記述やキリスト教の考え方をもとに、AIとどう共存していくべきかを、アジア圏にあるキリスト教精神に基づいた大学の学生と共に議論しました。私のグループでは、AIの使用が人格形成に及ぼす影響、それに伴って必要な教育や規制についてを中心に話し合いました。私が今回のキャンプに応募した理由の一つでもありましたが、AIをキリスト教精神と結びつけて考えることは非常に興味深く、得られる着想がたくさんありました。ディスカッションや他グループの発表を踏まえて、今後、自分や次の世代がAIを日常的に使うにあたり、AIが欠いている部分や、人間社会におけるAIの立ち位置を常に認識するという「AIリテラシー」を新しく磨いていく必要があると感じました。また、「生成AIとの会話と、オンライン上で人間同士でテキストするのでは何が違うのか」といった鋭い質問もあり、今後もこのテーマに関して思索を深めていきたいと感じました。ディスカッションの他にも、国ごとの文化を発表しあう「Cultural Night」や、平等院鳳凰堂など京都市内の歴史的な場所を巡るスタディツアーなど、様々なプログラムを通して、京都や他の国の文化について学びました。同じ旗の下、生活を共にしたメンバーとは、短い期間でしたが国境を超えた強固な絆が構築できました。別れ際には涙もあり、「必ずまた会おう」という約束をしました。この場を借りて、どんな時でも温かく支えてくださった、太郎さんを始めとする運営メンバーの皆様、たくさんの気づき、笑顔、一生の思い出をくれた参加メンバーのみんな、そしてこのような素晴らしい機会をくださった北星学園大学に心より感謝申し上げます

 

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