北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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学長からのメッセージ

2021年08月06日

北星学園大学・北星学園大学短期大学部の学生の皆さん

2021年8月6日
学長 大坊 郁夫

 北海道としては稀な厳しい暑さが続いており、体調を崩しがちです。しかも、新型コロナウイルスの変異(デルタ)株による感染が拡大しています。それは首都圏にとどまらず、この傾向は日本各地に認められます。北海道、札幌市でも同様です。しかも、感染経路が明らかでないケースも多く、かつ、20歳代等の若年者の占める割合が大きいことが最近の特徴です。本学関係者の感染も見られますが、キャンパスにおける学生同士による感染は認められておりません。皆さんの感染予防の徹底へのご協力、責任感に感謝いたします。
 前期の定期試験期間を終え、夏期休暇となりますが、これまでと同様にマスク着用、手指消毒等を徹底し、三密を避けてください。とりわけ、食事の際にマスクを外しての会話のリスクが大きいことが指摘されていますので注意してください。
 夏期休暇には人が集まる機会が増えることも予想されますが、そういう時こそ感染リスクを避けるようにしてください。
 なお、既にワクチン接種の意向調査をいたしましたが、本学でも8月末から接種を実施する予定です(マスコミ報道等でご存知かと思いますが、全国的にワクチン配送の予定が当初に比べ遅れていますので、本学からの接種日程等の情報にも注意をしてください)。なお、この接種は強制ではありません。接種の有無による差別等もあってはならないと考えております。科学的情報を正しく踏まえて自身で判断してください。
 コロナ禍による制限がありますが、その中でも充実した学生生活を過ごすことができるようにと願っております。
 9月中旬以降、キャンパスに元気に戻って来られる皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

2021年8月8日~2021年9月14日までの窓口利用は以下の通りとなっております。

なお、これは現時点でのものであり、今後も新型コロナウイルス感染症拡大状況等によっては変更になる場合があります。

緊急を要する場合は、大学守衛室(011-891-2731)にご連絡ください。
地震・災害、緊急時の対応

2021年度 夏季休業期間等の窓口・施設利用のお知らせ(予定)

学生の皆さんへ

2021年7月7日に、大学を会場とする7月下旬の接種実施が延期になったことをお知らせしました。
その後、厚生労働省及び文部科学省に本学の希望日程として、以下の通り第一希望から第三希望までを申請しました。
第一希望:接種1回目/8/30の週・接種2回目/9/27の週
第二希望:接種1回目/9/6の週・接種2回目/10/4の週
第三希望:接種1回目/9/13の週・接種2回目10/11の週

第一希望の日程で認められると、8月16日の週に予約受付を開始する予定です。予約はウェブで受け付けますので、準備が整い次第、皆さんにメールでお知らせします。接種を希望している学生は、予定をしておいてください。
しかしながら、現在ワクチンの供給が遅れていますので、状況によっては本学での接種開始が遅れることがあることもご理解ください。

<ワクチン接種にあたっての注意事項>

・ワクチン接種の対象は、本年度在籍している大学院生、学部学生、短期大学部生となります。休学中の方も含みます。また、研究生、科目等履修生も含みます。
・接種場所は大学会館(生協)2階となる予定です。
・ワクチン接種は強制ではなく任意ですが、新型コロナウィルスに対して有効であり、その安全性についても確認されています。詳細は厚生労働省のサイトで確認してください。
〇ワクチンの有効性・安全性について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_yuukousei_anzensei.html
〇ワクチンの副反応について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
〇新型コロナワクチンQ&A
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/
・基礎疾患をお持ちの方や過去に予防接種等で体調不良となったことがある方は、医療設備が整った機関等での接種を推奨します。
・接種を申し込む際は、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方を十分に理解し、保証人(親)とよく相談して決めてください。
・ワクチンは武田/モデルナ社製ですので、2回目の接種は1回目の接種の4週間後となります。予約は1回目と2回目の日程をセットで受付けます。接種当日は体調不良以外でのキャンセルはできませんので、1回目と4週間後の2回目の予定と、接種後に副反応が出る可能性も見込んだうえで、申し込みしてください。
・第一希望の日程で実施する場合、2回目の接種期間は授業期間となりますが、平日については休講措置をとる予定です。(休講措置等については、接種日確定後に改めてご案内します)
・皆さんの住む自治体から、自身の接種券が届いていると思います。接種の際に接種券を会場に持参してもらうので、紛失しないように注意してください。

本学では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い外務省が発出する感染症危険情報が全世界を対象にレベル2「不要不急の渡航は止めてください」以上となっていることから、当面の間の海外渡航を禁止しています。日本国内だけでなく海外においても、健康の安全に対する不安は依然として高いと言わざるを得ません。入国や行動の制限を課す国や地域も多く、このように未だにリスクが高い状況であることに鑑み、2021年度後期(冬期休業期間を含む)の海外渡航については次のように取り扱います。

1.2021年秋留学生派遣は中止(延期)とする。

2.2021年秋留学生受入は中止(延期)とする。

3.2021年度後期における海外渡航プログラムの渡航可否については、10月に改めて判断する。
  (渡航を伴わない代替授業の実施を妨げるものではない)

4.2021年度秋交流教員受入は中止とする。

5.2021年度後期の私費渡航・休学留学は中止(延期)を要請する。

6.2021年度後期の教職員の出張は原則中止(延期)とする。
  但し、特別な事情がある場合は別途検討する。

以上

8月7日(土)から8月15日(日)の期間は、事務窓口閉鎖のためオンラインからの申請は可能ですが、8月6日17時以降に在学生と卒業生で以下の申請または発行申込をされた場合、8月16日以降の対応となります。必要に応じて早めに手続きをしてください。

【在学生】
・コンビニ発行できない証明書の発行・発送
・学内印刷機での発行
【卒業生】
・新規登録手続きの許可
・郵送受取または窓口受取となる証明書の発行・発送

なお、コンビニ発行は窓口閉鎖期間中であっても可能です。
※卒業生の方は新規登録手続きが完了している場合のみ

ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。

2021年7月30日
北星学園大学 教育支援課

本学の学生が新型コロナウイルス感染症に罹患したことが判明し、療養中です。学内関係者で濃厚接触者及び低リスク者に該当した者については「陰性」を確認しております。
ご本人の早期の回復をお祈りするとともに、感染者やご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いいたします。
また、本学では今後も新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に努めてまいります。

  • 7/15判明分・・・1名
  • 7/18判明分・・・1名
  • 7/21判明分・・・1名
  • 学長 大坊郁夫

    学生の皆さん

    【学生部長からのメッセージ】
    「かもしれない」と思うこと・十分考えて欲しいこと

    学生部長 大原 昌明

    「ウィズ・コロナにおける『普通』のキャンパスライフ」

     危機管理ステージが3(制限-小)引き下げられたことにより、7月12日から対面での部活動・サークル活動ができるようになりました。これにより、夕方、多目的グラウンドで部活動をする学生の皆さんの姿を見かけるようになりました。また、野球場でもボールを打つ金属音が響くようになりました。私もこの日が来るのを待ち望んでいました。
     それに先だって、7月8日からは一部科目を除き対面授業が基本となり、キャンパス内に学生の皆さんの姿が戻ってきました。
     私の授業の履修者のコメント欄には、「対面授業だと集中しやすいので理解できたが、非対面だとまず集中が持たないのがきつかったです。」(1年生)、「難しかったけど、説明を聞いたらちゃんと理解できて良かった。個人的には対面の方がいいなと思った。」(1年生)、「対面授業の方がモチベーションが上がるので、再開されて嬉しいなという気持ちです。」(2年生)、「久しぶりに対面授業を受けたら、やっぱり対面授業の方が分かりやすいなと思いました。」(2年生)、などのコメントが記載されていました。
     一方で、「公共交通機関を乗り継いで登校しており、感染が心配なので非対面で授業を受けます。」「両親が医療従事者なので、できれば非対面でお願いします。」(いずれも3年生)という声も届いています。
    いくつもの行動制約は続いていますが、私たち教職員は、学生一人一人の声を尊重しながら、コロナ禍における「普通」のキャンパスライフが送れるよう心を砕いてきました。
     しかし今、北海道では(全国的にも)、陽性者数が増加に転じました。前期授業はもうすぐ終わりますが、このまま増加し続ければ、夏休み期間の部活動・サークル活動を再び中止せざるを得ません。

    「『かもしれない』と思うこと」

     皆さんが感染症に対して警戒していても、そして、大学が考えられ得る限りの対策を講じても、感染を完全に防ぐことができないのも事実です。
     危機管理ステージが引き下げられてからも、大学は、年度当初と同様に、キャンパスライフ全般について、具体的には、検温・手洗い・手指消毒・不織布マスク着用の徹底、教室での換気や座席指定、出入口の指定を行うなど、対策を講じました。また、食堂での黙食、食事時間制限はもちろん、職員による食事中の見回り・注意喚起などを再開しました。さらに、課外活動についても、対面で部活動・サークル活動を行う団体に対しては、ガイドラインに従い、活動の種類に応じて主体的に感染症対策を考えて活動してもらっています。
     しかし、どんなに注意していても感染することがあります。リンク不明が多くなっているのはその証拠でしょう。そして多くは、何らかの接触があった場合に感染することが知られています。
     たとえば、こんなことに心当たりはないでしょうか。部活を終えて仲間と一緒に食事に行く、高校時代やバイト先の友だちと飲食に行く、大学の友だちとドライブに行くなど。課外活動ガイドラインでは、部活動・サークル活動内での飲食を伴う交流・懇親は禁止しています。飲食やドライブが悪いわけではありません。同じ空間を長時間共有することで感染のリスクが高まることが問題なのです。
     皆さん、今しばらくは「自分も感染リスクに晒されるかもしれない」という強い危機意識を持ってください。繰り返します、ぜひ「かもしれない」という意識を持って行動してください。

    「十分考えて欲しいこと」

     次はワクチン接種です。
     札幌市では接種券が郵送されました。全道的にも接種券の郵送が行われています。皆さんのところにも届いていると思います。ワクチンを接種するかどうかは、皆さん一人一人に十分に考えて欲しいと思います。
     ここで、7月16日のNHKのニュース番組に出演した、政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長へのインタビューで私が印象に残ったことを紹介します。
     ワクチン接種が進んでもコロナウイルス感染症がなくなることはないとの前提ながら(完全に消滅しないのはインフルエンザウイルスと同じです)、ワクチンを接種すれば重症化リスクが軽減されることが実証されているということです。ウイルスは絶えず変異します。現在増えているデルタ株は昨年のウイルスとはまったく別物です。その証拠のひとつは若い世代でも重症になる割合が多いという事実です。そうした中でも、ワクチンが効果を発揮しているといいます。自分自身の行動を考えるとき、重症化リスクの軽減という事実は、ワクチンを接種するかどうかのひとつの判断材料になると思います。
     現在、大学でも学生を中心とした職域接種の申請を行っています。しかし残念ながら、いつ始められるかが確定していません。2回接種しなければ効果が得られないということですので、なるべく早く1回目の接種が行われることを願っていますが、2回目は後期の授業期間に入ってしまうかもしれません。
     ワクチン接種を行おうと決めたとき、ご家族やアルバイト先の職域接種、あるいは自治体の接種が大学より早ければ、大学での接種を待つことなく、そちらで接種を受けてください。どこで接種しても個人負担はありません。

    「蛇足ながら」

     友人知人との飲食が好き、カラオケが好きな私ですが、もう1年以上、そんな経験をしていません。ゼミコンパも、この1年半、開催していません。悲しい限りです。
     私は、学生部長として学生の皆さんに向けて注意喚起する文章を書いてきましたが、この文章を書きながら、私自身も感染リスクを回避できるよう日常生活を送らなければと自戒しています。
     ところで、家に籠もりっきりになると、歩く機会が極端に少なくなって困ります。気持ちも沈みがちになります。皆さんはどうでしょうか?
     暑い夏がやってきました。感染症とは別に熱中症にも注意を払わなければなりません。この夏は、涼しい時間に散歩をして気分転換を図りたいと思っています。そしてこの夏も、大型連休中と同じように、SNSやビデオ通話を通して、友人知人、ゼミ生と交流したいと考えています。そしてまた、新しい楽しみを見付けたいとも思っています。

    本学の学生及び教職員が新型コロナウイルス感染症に罹患したことが判明し、療養中です。
    ご本人の早期の回復をお祈りするとともに、感染者やご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いいたします。
    また、本学では今後も新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に努めてまいります。

  • 7/14判明分・・・1名(学生)
    ※学内関係者で濃厚接触者及び低リスク者に該当した者については「陰性」を確認
  • 7/14判明分・・・1名(教職員)
    ※学内関係者で低リスク者に該当した者については「陰性」を確認
  • 学長 大坊郁夫

     

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