北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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開催報告

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1月6日にオーストラリア・シドニー大教員ビクトリア・ローリングス先生が来校し、16日にすべてのプログラムを終えました。ローリングス先生は海外事情(英語A)の履修学生が6年間にわたりお世話になっています。今回北星に滞在していた10日間で、多くの学生、卒業生、教員や札幌市の教員と交流を行いました。以下は、ローリングス先生招聘プロジェクト代表の鈴木凜太朗さん(社会福祉学部福祉心理学科3年・英語副専攻課程)の報告です。


このプロジェクトは私たち英語副専攻学生が企画しました。ローリングス先生の研究分野はジェンダー、LGBTQ+の若者と社会構造です。昨年の3月に授業で先生とオンラインでお会いして以来、何か一緒に活動ができればと思っていたところ、今回の来学が実現しました。私たちが当初から意識していたことは「多様な学生がより安心できる場所を北星の中に創る・広げる」です。できるだけ多くのイベントを行いたいと考え、来日前は先生と週に1回程度Zoomでミーティングをし、札幌市性教育研究会と共同開催の学習交流会※注1やオープンセッションなどの複数のイベントを企画していきました。

▲来日前のZoomミーティング


▲オープンセッション中の様子

ローリングス先生の滞在した10日間あわせて、200人以上の学内外の方を先生と繋ぐことができました。特に12日に行ったオープンセッション「Path to Understanding and Embrace Diversity(理解への道と多様性の受容)」※注2はジェンダーの固定概念に気づき、多様性について再考するというテーマのもと、1年生から4年生まで全学部から学生が集まりました。また、ローリングス先生の教えを受け各分野で活躍されている卒業生や外部の方々も集まってくださいました。

▲セッション後、参加者の皆さんとの集合写真

事後アンケートでは「私は以前、マイノリティを支援する声を上げることで傷ついた経験があった。今回のイベントを通して自分のような学生はきっと他にもいる、話してもいいという希望を持つことができた」などをはじめ、多くのコメントをいただきました。

私の夢は生きづらい人が少しでも生きやすい社会、全ての人が自信や可能性を奪われない社会をつくることです。この10日間で、私たちが北星の中に広げたかった空間を少しでもつくることができたと思います。そして今回切に感じたことは「教育と出逢いが人をつくる」ということです。今回、ローリングス先生とたくさん語り合ったことで、自分の生活に密接に関わる課題に対して意見を交わし、試行錯誤の中で解決を見出すことの重要性に気づくことができました。

▲プロジェクトメンバーでセッション後のミーティング


私たちの招聘プロジェクトが一度きりのお祭で終わるのではなく、これから持続的に学生やコミュニティに生きる力を与えるものに繋がっていくことを願っています。このようなきっかけを一緒に作ってくださったローリングス先生、本当にありがとうございました。

▲最終日、ローリングス先生と振り返りをする3年生 創世スクエアにて


※注1:札幌市性教育研究会第35回学習交流会「多様性を受容できる学校づくり ―オーストラリアの視点から―」活動内容について詳しくはこちら

※注2:北星学園大学・2022年度教育の国際化事業として実施されました。


学生とローリングス先生との過年度の取り組みはオンライン国際共修サイト HGU-COIL Projectからご確認いただけます。ぜひご覧ください。

北星学園大学・北星学園大学短期大学部では、本学が主催、同窓会と後援会が後援し毎年様々な行事を開催しています。
12月10日(土)は本学チャペルにてクリスマスオペラコンサートを開催し、一般の方、地域の方を中心にたくさんの方が本学に訪れていました。

【演目】
「カプレーティ家とモンテッキ家」

【出演】
ロメオ(ソプラノ):菅原弥生さん
ジュリエッタ(ソプラノ):柳生たみさん
ロレンツォ(語り):工藤康司さん
(ピアノ):吉野智子さん

今後の同窓会コンサートの日程は、決まり次第大学ホームページにてお知らせいたしますので、ぜひご参加ください。

11月15日(火)に就職ガイダンスを行いました。
大学3年生と短大1年生を対象に行っている就職ガイダンスでは、学生の就職活動をサポートする就職支援課の職員が、授業の時間内に就職活動の基本知識や就職支援課の活用方法などをレクチャーしています。
今回の就職ガイダンスは、経済学部の中村一浩先生が担当する「演習Ⅳ」で行い、ガイダンスの後半では就職試験で用いられることの多い「グループディスカッション」を実際に体験しました。始める前にグループディスカッションで求められていること、注意しなければならないことを確認し、2つのグループに分かれて取り組みました。ほとんどの学生が初めて体験するとのことでしたが、提示されたお題に対して、自分が持つ知識や考えを生かしながらディスカッションをしていました。


▲ 就職ガイダンスの様子①

▲ 就職ガイダンスの様子②

▲ グループディスカッションに取り組む学生

本学では、キャリアカウンセラーを含む経験豊かなスタッフが常駐する就職支援課や、1年生からキャリア教育科目を設定するなど、学生の就職活動を手厚くサポートしています。

11月11日(金)に学科・部門公開講座として経済法学科の公開講座を開催いたしました。
今回は「司法過疎地域における民事手続の実情」を演題とし、弁護士としてご活躍されている佐藤克哉氏を講師としてお招きいたしました。
弁護士として働く方から直接お話いただける貴重な機会であり、当日は多くの学生が参加していました。
講座の内容は、佐藤講師が働く新潟県における民事司法の現場の状況や、実際に佐藤講師が対応した事例の紹介などを織り交ぜながら、民事手続きについてわかりやすくお話いただきました。


▲ 講座の様子①

▲ 講座の様子②

▲ 当日は多くの学生が参加していました。

本学では、今回の経済法学科公開講座のような「学科・部門公開講座」の他に、「大学公開講座」や「北星オープンユニバーシティ(課外講座)」なども開催しており、本学の学生だけでなく、地域の皆様も参加することができます。本学ではこのような活動を通して、地域の活性化に貢献しています。

11月5日(土)、新さっぽろサンピアザ「光の広場」にて「第13回みんなの!新さっぽろフォトコンテスト」の表彰式が行われました。
コロナ禍で様々な制約がありましたが、今年度は応募者数111名、応募点数247点の力作が集まり、本学学生1名が優秀賞に選ばれました。

◆優秀賞
・武田 那奈美さん(短期大学部 生活創造学科2年)
作品タイトル「季節限定カーペット」

▲審査委員と入賞者の記念撮影

また、北星学園大学学長賞には、学生部門大賞を受賞された高校生の武藤 花歩さん(作品名「孟夏」)が選ばれました。

11月5日(土)~10日(木)の間、新さっぽろアークシティ サンピアザ1階 光の広場にて全応募作品を展示しています。詳しくはこちらをご覧ください。

*本学は、厚別区役所、札幌副都心開発公社と2008年10月に産学官の連携協力に関する協定を締結しています。その一環として、写真を通して厚別区の魅力を再発見し、まちづくり活動につなげていくこと目的に、2010年から本コンテストの企画、運営、審査、展示までを三者が協力して行っています。

2022年度北星学園大学星学祭(大学祭)~テーマ「流星光底」が、10月9日(日)に開催されました。
お天気にも恵まれ、たくさんの皆様にご来場いただき、無事終了することができました。
大学祭開催にあたりご支援・ご協力をいただいた多くの関係者の皆様、地域の皆様、そしてご来場いただいた皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

当日の様子は、Twitterで報告しておりますので、こちらでご確認ください。

2022年5月7日(土)、イオン北海道(株)が主催する アットホームストア化プロジェクト『小さく実践!ポップアッププログラム』に本学ボランティア・コパン部が参加しましたので、活動報告を掲載いたします。

ボランティア・コパン部 『リサイクルやってみる!エコモビールをつくろう』 活動報告

2022年5月7日(土)、イオンモール札幌平岡店にて「参加するお子様と楽しくエコについて学びを深める!」をコンセプトに、リサイクルについての電子紙芝居の実施や、イオンの森から採取した木の枝と地元で拾った松ぼっくり、ペットボトルを使ってモビールの作成をしました。


▲電子紙芝居の様子。「リサイクルで地球を守るヒーローになろう!」の呼びかけに大きな声で返事をしてくれました。


▲モビール作りをサポートしています。


▲2階から見た会場。センターコートを大々的に利用させて頂きました。


▲作成したモビール。

今後もこのような素敵な企画が開催される際には、主催側として積極的に参加していきます。

ボランティア・コパン部 経済法学科2年 柳瀬 里梨さんのレポート

■当日の様子
モビール作成のプログラムは全て予約で満席になるほどの人気で、図工が好きな子・元気な子で賑わい、活動は大成功をおさめました。活動中は子どもから元気なパワーをたくさんもらえました。
参加されたお子様の保護者様から、温かいお礼のメッセージをいただくという嬉しい出来事もありました。
■当日までの準備
活動内容を考えたボランティア・コパン部 経営情報学科2年 相内さんは、2か月にもおよびイオン北海道(株)担当者様、デザイナー担当者様と打ち合わせをしました。
その中で、何度も試行錯誤して作られたのが今回のエコモビール。部員で松ぼっくり・木の枝拾いから始め、子どもに分かりやすく・簡単に楽しんでもらう工夫を考えるのは、楽しくありながら、大変でもありました。
■活動を終えて
コロナ禍で昨年・一昨年は、思うように活動のできないコパン部でしたが、久しぶりに部員で協力する活動になりました。部員同士初対面の人ばかりで緊張もありましたが、いざ活動が始まると、これまでの部活動やアルバイト等の経験を活かし臨機応変に対応することができました。活動を通して子どもだけではなく私たちも輝くことができるイベントになりました。

ボランティア・コパン部よりお知らせ

今回のイベントについて、ボランティア・コパン部のインスタグラムにさらに詳しい内容を投稿しています。
今後も地域に貢献できるような活動をしていくのでぜひともご覧ください。
ボランティア・コパン部インスタグラム

▲ボランティア・コパン部インスタグラム QRコード

<関連リンク>
イオン北海道(株)のプロジェクトに本学ボランティア・コパン部が参加します

ライラックについて

2022年05月18日

本日から札幌市制100周年記念 第64回さっぽろライラックまつりが始まりました。

本学の校章のモチーフであり、学花でもあるライラックですが、実は北星学園の創設者サラ・C・スミスが1890年に故郷であるアメリカから携えてきた苗木が、初めて札幌に持ち込まれたライラックだといわれています。

そういったご縁もあり、本日、大通西6丁目会場にて行われたオープニング・セレモニーでは、北星学園女子高等学校音楽科の生徒が、北海道銀行合唱団の方々と一緒に澄み渡る歌声を届けてくれました。

女子高音楽科生徒等による合唱

その後、ライラックの記念植樹が行われるなど、会場では、緑豊かな札幌にしたいという思いに包まれました。

学園長らによる記念植樹
▲植樹をする学校法人北星学園 古川学園長(右端)

晴天に恵まれ、初夏を感じる暖かな気候の中、ライラックは優しい色合いで咲いていました。

ライラック

本学の「校章・学花・学歌」についてはこちらをご覧ください。

「北星学園とライラック」については、こちらのページをご覧ください。

11月29日、「北星チャペルでクリスマス(小学生対象)」と「大きなクリスマスツリー点灯式」が行われました。
点灯式の動画ができましたので、ぜひご覧ください。

動画を見る

 

***「北星チャペルでクリスマス」17:00~18:00 ***

小学生対象の「北星チャペルでクリスマス」開催にあたり、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため人数制限を設け、事前に参加者の抽選を行いました。
当日は本学のチャペルにて、SMC学生団体による手話を交えた讃美歌の練習や、紙芝居の読み聞かせなど、楽しい時間を過ごしました!


▲手話を交えた讃美歌の練習のようす

▲紙芝居には楽しい仕掛けもありました

その後、参加者が各自で作成したステンドグラスを、チャペルの渡り廊下に自ら飾りました。外からステンドグラスを見ることを楽しみにしているようすでした。
チャペルでは、サンタクロースが登場!プレゼントを受け取り、記念撮影を行いました。


▲ ステンドグラスを飾るようす

▲ サンタさんからプレゼント

 

***「大きなクリスマスツリー点灯式」18:00~18:20 ***

「北星チャペルでクリスマス」終了後、チャペルでは引き続き「大きなクリスマスツリー点灯式」が行われ、SMC学生団体による讃美歌、学長挨拶、子どもたちによる手話を交えた讃美歌の披露が行われました。
ツリー点灯のために中庭へ移動すると、点灯を楽しみに待つ学生が既に集まっており、子どもたちによる「We wish you a Merry Xmas」の合唱後、全員でカウントダウンを行い、ツリー点灯時には大きな拍手が沸き起りました。


 

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