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2016年11月08日
11月3日に開催された「第4回北海道フランス語暗唱コンクール」(主催:北海道新聞社、札幌日仏協会/アリアンス・フランセーズ)において、本学 文学部 英文学科の近藤莉子さんが優勝しました。
同コンクールは、2013年から開催されており、毎年本学学生・卒業生が受賞(2013年:優勝、2014年:2位、2015年:奨励賞)しています。
37名の応募者のうち近藤さんを含む14名が一次審査を通過し、ファイナリストとして決勝大会に出場を果たしました。
近藤さんは決勝大会において、アンドレ・シュディッドの詩『希望』を素晴らしい発音と表現力で暗唱し、見事優勝しました。
▲ 優勝の賞状と副賞の「札幌-パリ間往復航空券」を手に微笑む近藤さん
★☆★優勝した近藤さんから感想をいただきました★☆★
フランス語暗唱コンクールに参加したのは今回が初めてのことでした。
日本語はもちろん、第二言語である英語でも読んで表現することは難しいのですが、それを第三言語であるフランス語で挑戦することはさらに難しいことでした。
先生から指導を受け、練習を重ねていきましたが、綺麗な発音やいい表現ができず、試行錯誤を繰り返していました。
本番では、「自分が世界で一番うまいと思って読みなさい。」という先生からの助言も受けて緊張感もありながら、楽しんで読むことができました。
しかし、それでまさか自分が優勝するとは思っていなかったので、名前を呼ばれた時は本当に信じられませんでした。
今回の経験を通じて、「伝える」というのはただ言葉を発すればいいということではなく、自分がどれだけ気持ちを込めて、それぞれの言葉を大切に扱えるかということなのだと気付くことができました。
また、うまく伝えられるようになるためにはより学んでいくことが必要なのだと自分のさらなる励みにも繋がりました。
来年挑戦しようと考えている方も楽しんで参加してくれることを願っております。
近藤莉子
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