北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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みなさんへ

学生部長  中 村 和 彦

 今日8月14日で、暦上の前期授業期間は終了となり、明日から夏季休業に入ります。とはいえ、「いつもの夏」ではなく「特別な夏」、いや、「記憶に残る夏」となることでしょう。夏季休業に入るにあたり、今年度の三度目となりますが、みなさんにメッセージを、お伝えしたいと思います。

 2020年の夏が「記憶に残る夏」になることは間違いありません。いいえ、2020年が歴史的に「記憶に刻まれる年」になることでしょう。しかも凡そ、全世界の人々が同時期に同様の直接的体験や経験をして記憶に刻むことになる、人類史上、初めてといってよい課題に日々、直面し続けているわけです。

 ところで夏季休業に入るといっても、迷い悩みながら就職活動を継続している学生さんが多くいます。自分の目指すところを見据え、汗を拭いながら、さまざまな実習に取組む学生さんも多いことでしょう。新しいことにチャレンジしようと計画を練っている学生さんも知っています。北星としては、課外活動(サークル活動)を再開できるよう、大学としても準備を開始しましたし、学生諸君にCOVID-19禍のなかで、如何に活動をおこなうことができるか、自主的・自律的な計画立案をお願いしたところです。

 他方で、感染経路を辿ることができない者の増加、市中感染の拡大、ライブハウスや医療機関でのクラスター発生、そして、若者の感染者が増えていることが明らかになっています。すでに近隣大学の学生の感染が複数、報告されています。本学においても、感染者が確認されることは現実的なこととして、「いま、目の前にある危機」として認識しておかなければなりません。

 「私は、普段から免疫力を高めているから感染しない」と豪語し、感染した者は、あたかも「自己努力」を怠っているかのような風潮、「私は、本当はマスクなんかしたくない。周りが神経質すぎる」と他者を揶揄するかの如くの発言、そのようなことも連日の報道からは聞こえてきます。歪んだ「自己責任論」と「感染」が結び付けられて、偏見や差別が助長されるようなことがあってはなりません。「寛容」の精神を大切に、一人ひとりの「的確な判断」と「適切な行動」により、継続する難局を乗り越えていきましょう。

 いずれにしても、さまざまなことが日々、報道されようとも、「COVID-19に感染しない、感染させない、媒介者にならない」継続的な取組み、「手洗い」、「検温」、「マスク」、会話や飲食等々、「密」な状況を決して作らないことを徹底して下さい。また例年、夏には注意を促しています、車等による交通事故、水難事故等々にも十分気を付けて下さい。

 みなさんにとって、この夏が、「良い思い出が詰まった夏」になることを期待しています。そして9月からの後期、多くの学生さんと大谷地キャンパスで、直接お会いできる機会に恵まれることを心の奥底から願っています。

下記の2日間は、事務窓口閉鎖のため証明書の発行業務(証明書発行機も含む)を停止致します。各種証明書が必要な方は早めに手続きをしてください。

また、郵送によるお申込みをご希望される場合も、証明書発行業務停止日までに余裕をもってお申込みください。郵送によるお申込みの場合、本学への到着が8月15日(土)以降のものにつきましては、8月19日(水)以降の発行・発送となりますのでご留意ください。

ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。

<証明書発行業務停止日程>
2020年8月17日(月)、18日(火)

202083

北星学園大学 教育支援課

学生、ご家族の皆様

北星学園大学・北星学園大学短期大学部
学長 大坊 郁夫

後期の授業について

 新型コロナウイルスの影響はとても大きく、前期は、ほぼ非対面の授業となり当初は大きな戸惑いや、画面越しの授業に不安もあったことと思います。皆さんの生命と健康を守りつつ、教育を決して止めることなく確実に行うことを最優先に考え、ようやく7月の後半になり緊急性の高い一部の学科の限られた少人数の実験、実習、演習の授業について、感染予防の対応を徹底して大学キャンパスでの対面授業を開始することができました。
 前期は制約のある状況の中での授業展開について、様々な工夫・努力をしてきました。とりわけ遠隔授業の開始時期の5月までは授業の準備、展開の仕方の工夫、学生の皆さんへの新たな取り組みついての周知、さらに通信環境整備に試行錯誤の連続でした。その後も、コロナウイルスの感染状況の推移、感染予防等について、学生の皆さんのおかれている状況の把握安堵に努めてきました。
 学生の多くの皆さんは、後期の授業がどうなのだろうと不安に思っておられることでしょう。「大学の学び」とは、共有の仕方は一つではありませんが、場を共有して仲間が互いに顔を合わせて意見を交換し、さらに授業だけではなく大学の場を通じて多様な交流があってこその大学生活だと思います。場を共にすることによって、人はコミュニケーションし、様々な関係を築くのです。その中で自分のことを認めてもらい、相手のことを認め合うことで理解し、仲間として、同じ大学の一員としての一体感ができるはずです。
 後期は、感染予防を十分に行い、いくつかの条件を設定して、対面授業の実施を拡大する授業運営を行って参ります。
 これまでも感染予防することを最優先にし、互いの健康を維持するということを大前提にして授業展開をしてきました。この前提は揺るぎません。緊急事態宣言解除後は、円滑に授業運営をするため、学生の皆さん、そしてご家族の皆様から多くのご意見をいただいております。「感染へのおそれから外出・登校を控えたい」などのご意見がある一方で、他方では「小中高は既に対面授業に移行しているのに、なぜ大学だけはオンラインのままなのか」、「経済活動も再開し、観光も再開しているのになぜ大学はキャンパスの再開ができないのか」、というご批判も多く寄せられております。しかしながら、自分の教室と机が決まっている小中高とは異なり、本学の大谷地キャンパスでは、4学部、約4300名の学生、非常勤の教職員の方々も含めて約500名の教職員がキャンパスに集い、毎時間ごとに、別々の大中小の教室を移動しながら利用することになり、通常の対面授業を全面的に再開するには多くの課題が存在します。
 後期は、いわゆる「3密」を避け、キャンパスでの「学び」と「キャンパスライフ」の価値と意味をあらためて確認し、オンラインとオンキャンパスを有機的に組合せつつ、学生同士及び教職員とのコミュニケーションをより一層十分なものにし、大学での学びを工夫した対面授業を取り入れた授業運営を行って参ります。パソコンの画面を通してではなく、実際に自らの体で、場を共にすることによってコミュニケーションし体験をすることは、様々な関係を築くのに限りなく重要だからです。

 今や我々は、新型コロナウイルス感染のリスクを上手くコントロールした「新たな生活様式」を求められています。クラブやサークル等の課外活動については、十分な活動機会がなかったことでしょう。特に1年生の場合には、先輩とのつながりはウェブでの限られた情報にしか触れられなかったことには忸怩たるものがあります。また在校生は伝統ある部活動の存続を心配されているかもしれません。課外活動の再開に向けては、活動形態を勘案した安全活動ガイドラインを作成しており、それを踏まえながら夏休み中からの活動の再開を目指すとともに、1年生へのクラブ・サークル紹介を後期授業開始前に対面で実施する予定で準備を進めております。
 図書館利用につきましても前期は、郵送による貸出対応や、利用時間の短縮などの制限を行って参りましたが、後期はもっと利用しやすい方法を検討いたします。
 学生の皆さんが、前期授業期間を、生命と健康を守って、自粛、節制して遠隔授業を受け続けてくれたことに感謝しています。今週末からは夏季休業期間に入り、これまでのような夏休みの計画を立てることは難しいですが、感染対策も加え、例年以上に、事故やさまざまな被害にあわぬよう細心の注意を払って下さい。この夏の学生の皆さんの健康をお祈りし、皆さんが元気に後期の授業開始日を迎えてくれることを期待しています。
 また、この間、多くのご家族や卒業生から通信環境整備、本学の教育環境充実のために寄付をいただいており、皆様に深く感謝いたします。
 今後、冬に向けて感染リスクが高まることも十分予想されます。その場合は迅速に遠隔授業に移行できるようにして、学生、教職員の生命を守ることを最優先としつつ、本学の社会的責任を十分に果たせるように教職員一同、全力を注ぎますので、今後とも皆様のご理解とご協力を頂けますようお願い申し上げます。

 学生部・学生生活支援課では、学生の課外活動再開のためのガイドラインを作成し、夏休み期間中からの活動再開を支援していくこととなりました。
 ついては、サークル内でガイドラインの内容について情報共有を行い、適宜、指示されたとおりの活動再開に関する手続きを行ってください。
 なお、危機管理ステージの「学生活動」に係る箇所を一部改訂することとなりましたので、併せて《北星学園大学における新型コロナウイルス感染防止拡大のための危機管理ステージ》を確認してください。

 ・課外活動再開ロードマップ
 ・北星学園大学における危機管理ステージ下での課外活動に関するガイドライン

2020年8月11日 学生生活支援課

学生部・学生生活支援課では、学生の課外活動再開のためのガイドラインを作成し、夏休み期間中からの活動再開を支援していくこととなりました。このことにつき、危機管理ステージの「学生活動」に係る箇所を一部改訂することとなりましたので、再開に向けて、しっかりと準備していただくようお願いいたします。

北星学園大学における危機管理ステージ下での課外活動に関するガイドラインについて

北星学園大学

図書館学外利用者(一般・卒業生・高校生)の皆様へ

本学図書館では、新型コロナウイルス感染拡大対策として、
学外利用者のご利用を8月31日まで停止するとお知らせしていましたが、
感染が収束に向かっている状況とは言えないため、
9月1日以降も継続して入館を制限させていただくことになりました。
学外利用者の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほどお願いいたします。

◆学外利用者の入館制限について(継続)
 2020年9月1日(火)から当面の間

※ 2020年12月31日までの制限を予定していますが、
  再開する場合はホームページでお知らせします。

※下記の画像をクリックするとPDFファイルが開きます

各 位

北星学園大学 社会連携センター

 

2020年度後期 オープンユニバーシティ一般講座の開講中止について

 2020年度前期 オープンユニバーシティ一般講座については、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開講中止としていたところですが、いまだに予断を許さない状況が続いており、首都圏においてはさらなる感染拡大の兆候を見せております。
 このような中で、本学は北海道の示す「新北海道スタイル」の実践により、感染拡大防止を求めつつ段階的な制限緩和を目指しておりますが、対面形式での正課授業を全面的に再開できる見通しはついておりません。

 これらの諸状況を踏まえ、2020年度後期オープンユニバーシティ一般講座につきましても、開講中止とすることを決定いたしましたので、何卒ご了承いただけますようお願い申しあげます。

 地域に根差した大学として、生涯学習の一環である本講座を中止することは苦渋の決断でありますが、正課授業の見通しがついていないほか、首都圏の様々な大学でクラスター(集団感染)が相次いで発生している現状を踏まえますと、本講座を開講することで若い世代から重症化するリスクの高い人々に感染を拡大させてしまう可能性を払拭することができません。
 また、本学におけるオープンキャンパスや公開講座等の各種イベントが中止となっていることからも、本講座のみを一般の方に開講することは難しいとの判断に至りました。
 本学としましては、感染拡大の不安を少しでも取り除き、学生や教職員の健康に配慮して学内の教育・研究環境を整えることを最優先として取り組んでおりますので、受講を検討されていた皆さまには大変申し訳ありませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申しあげます。
 なお、2021年度の取扱いにつきましても、感染拡大状況が落ち着くことを大前提とし、学内で慎重に検討のうえ、ホームページ等であらためてご案内させていただきます。

以 上

【オープンユニバーシティHP】
https://www.open.hokusei.ac.jp/

2020年度 教員免許状更新講習の募集要項を公開致しますのでご参照ください。
今年度は選択領域6講習を全てオンラインにて開設します。
受講予約申込期間は8月11日(火)から8月28日(金)までとなっております。
受講を希望される方は募集要項記載の方法に従ってお申込みください。

詳しくはこちらをご覧ください。

2021年度入学試験要項を公開しました。
詳しくは、下記の入学試験要項をご覧ください。

  • 大学入学試験要項
  • 短期大学部入学試験要項
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