北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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去る7月18日に、航空業界対策プログラムの一環として「社会が求めるホスピタリティ」という講座を実施しました。
元日本航空客室乗務員で、現在は税理士として独立開業されている八島依子先生を講師にお迎えし、お話ししていただきました。

社会が求めるホスピタリティ~客室乗務員の経験から①

八島さんは、ホスピタリティにおいて大切な「思いやり」だけでなく、生きていくために大切なことを客室乗務員のお仕事を通して、たくさん学ぶことができたそうです。
税理士になられてからは、元客室乗務員であり、コミュニケーションには長けていたはずなのに、お客様や事務所のスタッフ、そしてご家族とコミュニケーションがうまく取れないというご経験もされたそうです。
そこから、あらためて一方通行ではない双方向のコミュニケーションの大切さや、思いやりを持って相手に接することの大切さを感じられたそうです。

社会が求めるホスピタリティ~客室乗務員の経験から②

思いやりの心を持った行動は、意識することで誰でもできます。そして、いつも心掛けていることで、いつのまにかそれが当たり前になり、意識せずともできるようになるそうです。
この講座では、ホスピタリティ精神は、お客様に対してだけではなく、共に働く仲間、家族、友達、日常生活で出会う様々な方々との間においても大切なことであることを学ぶことができました。

社会が求めるホスピタリティ~客室乗務員の経験から③

客室乗務員をされていた頃の貴重なお写真も、たくさん見せていただきました。
航空業界を目指す学生にとって、学びと刺激に溢れる講座となりました。

本学では、航空業界対策プログラムにより学⽣同⼠が切磋琢磨し、航空業界への⾼い就職実績を築いております。また、個別でのエントリーシート・⾯接対策指導等にも力を入れ、航空業界志望者を全⾯的にサポートしています。

★北星学園大学の航空業界対策プログラム(2018年度実施予定)★

  • 航空業界特別講座 年3回6日間(24コマ)
  • 航空業界特別講座受講説明会&学習会
  • 内定者による就活体験報告会
  • ANAエアラインスクールによる寄付講座
  • 元キャビンアテンダントによる講演
  • 航空各社による学内企業説明会
  • CAグループディスカッション対策講座
  • エントリーシート・⾯接対策個別指導

  
卒業生の就活体験談は、下記をご覧ください。 

下記の期間は、事務休業のため証明書の発行業務(証明書発行機も含む)を停止致します。各種証明書が必要な方は早めに手続きをしてください。
また、卒業生の方で郵送によるお申込みをご希望される場合も、証明書発行業務停止日までに余裕をもってお申込みください。郵送によるお申込みの場合、本学への到着が8月8日(水)以降のものにつきましては、8月20日(月)以降の発行・発送となりますのでご留意ください。
ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。

<証明書発行業務停止日程>
2018年8月9日(木)~8月19日(日)

北星学園大学 教育支援課

オーストラリアのマードック大学の学生11名と、短期大学部生との交流が続いています。今回は、旭川市、天塩町での活動をご紹介します。〔その1はこちら

<7月13日:北海道の観光資源を見学>
北海道博物館でアイヌ文化等を学んだ後、旭川に移動し、大雪の森ガーデンにてガーデンツーリズムについて学びました。

旭川大雪の森ガーデン①
▲旭川大雪の森ガーデンにて
旭川大雪の森ガーデン②
▲天候にも恵まれました

 

<7月14日~18日:天塩町でのフィールドワーク>
道北の天塩町で、サステイナブル・ツーリズムに関するフィールドワークを実施しました。短大英文を中心とした本学の学生も一緒に参加し、天塩町の方々との交流、地域のツーリズムについて学びを深めました。


▲天塩町の方々に手厚く歓迎いただきました

天塩川歴史資料館(旧天塩町役場)
▲天塩川歴史資料館(旧天塩町役場)にて
陶芸体験①
▲陶芸体験
陶芸体験①
▲何とか完成しました!
着物着付体験
▲着物着付体験
天塩厳島神社例大祭①
▲天塩厳島神社例大祭に参加
天塩厳島神社例大祭②
▲法被もお似合いです


▲天塩の街をねり歩きます

北星学園大学短期大学部は、これまでもニセコ地域の企業や地方自治体に協力いただき、現地でインターンシップやボランティア活動などを実施してきました。また、ニセコ町で研究会を開催し、英語教育やグローバル人材に関する議論を深めてきました。
後志総合振興局主催の「ShiriBeshi留学」への学生派遣の拡大や、地域での共同事業・研究などのさらなる連携を通して、グローバルに活躍する人材育成を目指し、後志総合振興局と北星学園大学短期大学部とで協定を締結する運びとなり、以下の日時に調印式を開催いたしますことをお知らせします。

  • 日時:7月23日(月)16:30~
  • 場所:北星学園大学C館5階C502教室
      (札幌市厚別区大谷地西2丁目3-1 地下鉄大谷地駅1番出口より徒歩5分)

なお、後志総合振興局と短期大学部のこれまでの連携の経緯は、以下の通りです。

[教 育]
短期大学部英文学科は、毎年新入生オリエンテーションをニセコで行っている。また、ニセコのホテルでインターンシップを2011年度から2016年度まで実施し、100名以上の学生が研修を受けた。さらに、ニセコ町で行われている行事に学生がボランティアの形で参加してきた。また、短大英文学科では、道内唯一のケンブリッジ試験センターである、SMiLE nisekoと連携し、2017年度から全学生を対象にケンブリッジ英検を実施している。この取り組みは、全国の高等教育機関では、初めてとなる。

[研 究]
短期大学部英文学科では、ニセコ町と連携して、「観光」・「ホスピタリティ」・「英語教育」をキーワードに研究会を実施してきた(2010年3月、2012年7月、2014年7月)。また、すでに多くの卒業生がニセコ地域で活躍しており、英文学科の森越 教授は、ニセコ地域で働く卒業生や地元企業で聞き取り調査などを継続して行ってきた。

[ShiriBeshi留学(通称:ニセコ留学)]
2018年2月に、短期大学部英文学科の学生2名が「ShiriBeshi留学(通称:ニセコ留学)」に応募し3週間の研修を受けた。この8月に短大英文学科2年生1名が、このプログラムに参加することが決定している。

[国際交流]
2018年7月に短大英文学科で連携協定校である、オーストラリアのマードック大学の学生を受け入れるにあたり、プログラムの一部として、マードック大学の学生が後志総合振興局を訪問し、地域の視察や地元高校生との交流を行った。
詳細はこちらをご覧ください。 

 

〔本件に関するお問い合わせ〕
北星学園大学短期大学部
英文学科長 白鳥 金吾(しらとり きんご)准教授
TEL:011-891-2731(代表) メール:k-shiratori@hokusei.ac.jp
英文学科  森越 京子(もりこし きょうこ)教授 
TEL:011-891-2731(代表) メール:morikoshi@hokusei.ac.jp

7月3日の記事でお知らせした、オーストラリアのマードック大学の学生11名が9日に本学に到着し、短期大学部生との交流が始まっています。

<7月9日:国際ラウンジにてウェルカムレセプション>

ウェルカムレセプション①②

ウェルカムレセプション③
▲もちろん会話は英語です
ウェルカムレセプション④
▲マードック大学の学生も箸を上手に使います

 

<7月10日:札幌市内観光>
短期大学部英文学科の学生が、英語でガイドしました。詳しくはこちらをご覧ください。

 
<7月11日:生花体験と茶道体験>


▲完成しました

▲C館1階ホワイエに展示しています
茶道体験①
 
茶道体験②
▲まずはいただきます
茶道体験③
▲そして挑戦してみます

 
<7月11日:短大英文学科公開講座>
学生を引率してきた、マードック大学の岡本洋平氏による公開講座が行われ、出席した短期大学部の学生は熱心に聞き入っていました。講演の概要はこちらをご覧ください。

短大英文学科公開講座① 短大英文学科公開講座②

 

去る7月10日、本学短大英文学科の学生24名が、オーストラリアのマードック大学の学生グループに、英語で市内観光地をガイドするバスツアーを実施しました!北海道神宮、札幌オリンピックミュージアムを訪問し、6月17日に行ったガイディング練習の成果を発揮してきました。

<参加した学生の感想>

山口 萌果さん(短大英文学科2年)
私たちは先日、オーストラリアの学生と共に観光バスツアーに参加し、北海道神宮と札幌オリンピックミュージアムに行ってきました!それぞれ北星の学生はペアになって、マードック大学の学生たちを英語でガイドしました。初めての経験だったので最初は緊張や不安がありましたが、ガイド学習ツアーでのことを思い出しペアの人に助けてもらいながら、しっかりと北海道の魅力を伝えられたと思います。また、ツアー後は、マードック大学の学生たちと一緒に夕食を食べ、色々な話をすることもできました。あいにくの雨でしたが、みんなツアーを楽しんでいて、さらに自分の英語力を再確認できたとても良い機会でした。

服部 響香さん(短大英文学科2年)
私たちは先日、北海道神宮と札幌オリンピックミュージアムにマードック大学の学生たちと一緒に訪れ、ガイドしました。前回行われた英語ガイド学習ツアーで学んだことを活かし、マードック大学の学生たちに北海道神宮の歴史や日本の文化について説明することができました。ミュージアムではマードック大学の学生たちとオリンピックの歴史について学んだり、オリンピック競技の模擬体験を楽しみました。英語でガイドをする、ということは初めての挑戦で不安なことも多くありましたが、マードック大学の学生に北海道の文化や歴史について伝えることができ、とても貴重な経験をすることができました。

札幌オリンピックミュージアム
▲札幌オリンピックミュージアムにて
北海道神宮①
▲北海道神宮にて
北海道神宮②
▲北海道神宮での一コマ
北海道神宮③
▲北海道神宮での一コマ

去る7月5日(木)、国際ラウンジを会場に、受入留学生の日本語スピーチ発表会が行われました。
これは今学期の受入留学生26名が、北星での留学生活の締めくくりとして、これまで学んできた日本語を駆使して、ひとり約2分間のスピーチをするものです。
それぞれ日本文化や日本のスイーツなどのテーマを決めて、一所懸命、日本語でスピーチを行いました。

日本語スピーチ発表会①

日本語スピーチ発表会② 日本語スピーチ発表会③
日本語スピーチ発表会④ 日本語スピーチ発表会⑤

2018年度テレビCM〔第2回キャンパス説明会告知〕が7月19日~8月2日まで放映されます。

こちらからも視聴できます。ぜひご覧ください!

★2018年度テレビCM〔第2回キャンパス説明会〕

さてこの度、本学文学部英文学科のRobert Thomson専任講師が第一執筆者の論文が、アメリカの学術雑誌『Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(米国科学アカデミー紀要)、略称:PNAS』に掲載されましたので、お知らせします。

この研究は、Robert Thomsonをはじめとして、北海道大学大学院文学研究科の結城雅樹教授ら世界18ヶ国の研究者27名との共同によるもので、タイトルは「Relational mobility predicts social behaviors in 39 countries and is tied to historical farming and threat(39ヶ国の関係流動性は社会行動を予測し、農業と脅威の歴史に結びついている)」です。
Facebookの広告を用いて募集した、世界39ヶ国・地域の16,939名を対象に調査を行った結果、論文のアブストラクトにあるように、① 関係流動性(それぞれの社会における対人関係の選択肢の多寡)は、欧米圏、オセアニア圏、中南米圏で高く、アジア圏、中東圏では低い傾向にあること、② 関係流動性が高い地域の人は低い地域の人と比べて、主体的に人助けをしたり、自分の秘密を共有したりするなど、より積極的に他者と関わり、他者に親密性を感じやすい、自尊心が高いなど、人間関係の獲得と維持に必要と考えられる心の働きが強いこと、③地域の関係流動性は、その地域が過去に厳しい自然・社会環境下にあった場合ほど、また稲作のような相互の助け合いが必要な食糧生産を行っていた場合ほど低い傾向があることが分かりました。

以上の成果は、人間の心の多様性の原因理解に寄与するとともに、世界中に国間の移住などが進む中、人間関係の流動性が急速に進行しつつある現代社会の在り方や今後の教育について考えていく際の参考になると期待されます。

※ この研究は、日本学術振興会科学研究費助成事業(15H03445)の助成を受けました。
※ 論文掲載箇所 http://www.pnas.org/content/early/2018/06/28/1713191115


調査対象国・地域の関係流動性
(赤が濃いほど関係流動性が高く、青が濃いほど関係流動性が低い)

〔本件に関するお問い合わせ〕
北星学園大学文学部 英文学科 専任講師 Robert Thomson
TEL:011-891-2731(代表) メール:rob.thomson@hokusei.ac.jp(日本語可)

 

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