学科の取り組み
department-news
2023年01月06日
2022年12月21日(水)、北星学園大学で探究プログラムを行い、約80名の生徒が参加しました。
詳しくはこちら
プログラムの様子は下記のスライドでご確認ください▼
2022年11月28日
マシュー・コッター准教授の研究の一貫として、平取町二風谷にある「萱野茂二風谷アイヌ資料館」の日本語の展示物説明を英語にする活動を、短大英文学科の学生が開始しました!
学生は翻訳の活動を通じて北海道の地域に貢献し、また資料館を訪れる外国人のサポートとなることを目指します。同時にアイヌについて学生自身の理解を深める実践的な学びの機会となります。
参加学生は短大英文学科2年生で、コッター准教授の「アイヌとマオリ」と「異文化理解」の科目と、田中准教授の「Tour Guiding & Interpreting」の科目履修者からの有志10名です。
最初の活動として、11月20日(日)白老のウポポイと、二風谷工芸館、そして萱野茂二風谷アイヌ資料館を訪問しました。まず、ウポポイの博物館で多言語標記について学びました。
![]() |
![]() |
その後、二風谷資料館では展示物とその日本語説明の写真を撮影し、翻訳のためのデータを収集しました。
![]() |
![]() |
途中、二風谷工芸館も訪問し、関根健司ご夫妻よりアイヌ文化と伝統について、とくにアイヌ刺繍について貴重なお話を聞かせて頂くことができました。
![]() |
![]() |
グループに分かれて展示物の翻訳を分担し、今年度内の英訳完成を目指します!
![]() |
![]() |
コッター准教授のコメント
北星学園大学短期大学部英文学科の学生は、2年間で英語力とコミュニケーション・スキル、さらに文化的なスキルを高めるため熱心に学んでいます。このプロジェクトは、北海道の地域にとって有意義な取組みを通じ、学生達が学んだスキルを実践にいかす最適な機会となります。 また地元についてより深く学び、卒業後の社会でもその知識は活用できるものです。萱野茂記念館を訪れる外国人旅行者は、英訳を読むことで、アイヌの歴史と文化について深い知識を得ることができることでしょう。
<原文>
For two years our students work hard to hone their English, communication and cultural skills at our department. This project is a perfect opportunity for students put their skills into practice by doing something meaningful for the Hokkaido community. They also get to learn more deeply about their local area and can take that knowledge with them into the world. We are sure that foreign visitors to the Shigeru Kayano Museum will benefit greatly from the English translations and also gain insight into Ainu history and culture.
<関連リンク>
萱野茂二風谷アイヌ資料館HP
北星学園大学短期大学部 英文学科
2022年11月17日
経済学部 藤井ゼミ(環境経済学ゼミ 担当:藤井康平専任講師)に所属する3年生が11月16日(水)、北星学園大学附属高等学校で高校生と一緒に環境経済学について考える授業を実施しました。
藤井ゼミは現在「海洋ごみの削減と有効活用」をテーマとし、北海道初苫小牧市の港湾で海のゴミ箱『Seabin(シービン)』を設置して、回収したごみを有効活用しようと計画しています。授業では海洋汚染の深刻化や、Seabinの設置場所として苫小牧市を選択した理由などについてゼミ生から説明されました。年齢の近い大学生から学ぶことで、高校生は普段と違う雰囲気の中楽しく授業に取り組むことができました。
![]() |
![]() |
藤井ゼミ『Seabin(シービン)』設置計画の取り組みにつきましては、以下をご覧ください。
seabin_hokusei - Instagram
2022年10月27日
11月20日、心理・応用コミュニケーション学科 3年生の3名が企画したオリジナル商品販売イベントを長沼町の道の駅「マオイの丘公園」で実施します。
本イベントは、大学の「学び」のための学生助成制度(プロジェクト部門)を活用したプロジェクトでもあります。
※「学び」のための学生助成制度(プロジェクト部門)を活用したプロジェクトについてはこちら
心理・応用コミュニケーション学科のHPでは、学生たちの声が掲載されておりますので、こちらもご覧ください。
学生の取り組み:11/20(日)長沼町の道の駅でオリジナル商品「味方のポテト」を販売します!
<イベント開催までの道のり・・・>
3名の学生は、2年生の時に心コミの授業「フィールド実習(産業系)」を履修した学生です。
昨年度も学生助成を活用して、実習先である駒谷農場で発生した規格外野菜を学生会館で配るイベントを行いました。
3人は引き続き規格外野菜の活用を考え、今年度は寺林ゼミ(卒業研究の準備)の一環として、オリジナルの製品づくりに取り組んできました。
六次産業化の支援機関に商品化の工程に関してヒアリングを行い・・・・
商品研究をし、・・・・
食品衛生責任者の資格を取り、・・・・
保健所に許可を取り、・・・・
試作品の成分分析をし、・・・・
賠償保険にも入り、・・・・
その過程で何度も何度も壁にぶつかりながらも…頑張ってきました。
本プロジェクトには、
などにご協力をいただき、実施しております。
本イベントにご協力いただいた皆様に改めて感謝いたします。
2022年09月30日
社会福祉学部福祉心理学科 牧田 浩一教授のゼミ(牧田ゼミ)では、子どもとそれを取り巻く家族と学校に関する臨床心理学をテーマとする研究を行っています。
牧田ゼミの方針として、“自分自身の心を感じ、考えること”を大切にし、臨床心理学の原理とともに「体験的な学び」を重視しています。
牧田ゼミにおいて「体験的な学び」の一環として実施している農作業体験学習についてご紹介します。
農業体験学習は第2グラウンドの近く、キャンパスからは少し離れた位置にある農園 Eco Farmで行っています。
この日はこれまで育ててきたミニトマトの収穫を行いました。
さらに、収穫の時期を終え種ができたサンチュに肥料撒きも行いました。
Eco Farmではミニトマト、サンチュ以外にも胡瓜、茄子、大根、ピーマン等、様々な野菜を育てています。
農作業体験学習では、農作業の心理的効果を検証するため、作業の前後に心理テストを用い、抑うつ感の変化を調べます。
牧田教授からは「学生たちは、自分たちが育てた野菜をその場で食べ、自宅に持ち帰っていただくことで、満足や充足を感じ、心の安定や安らぎを経験しているようです。学生が自分自身の心を感じ考えるよい機会であるとともに、学生の皆さんと作業に参加し、土に触れ野菜を育てる喜びを実感してます。」とコメントがありました。
農作業体験学習は、牧田ゼミのほか、経済学部 経済学科 藤井 康平専任講師のゼミ(藤井ゼミ)でも行っており、共同でEco Farmを利用しています。
今後、学部学科の垣根を超えたゼミ間の交流を計画しています。
2022年09月20日
経済学部 藤井ゼミ(環境経済学ゼミ 担当:藤井康平専任講師)が、北海道苫小牧市の港湾へ海のゴミ箱『Seabin(シービン)』を設置するためのクラウドファンディングを開始しました。クラウドファンディングとは、研究等のアイデアを実現させるための資金をインターネットを通じて募る仕組みです。
シービンは現在日本国内に18件の設置実績がありますが、この度の計画が実現した場合、北海道への設置は初となります。
クラウドファンディングは2022年10月31日(月)まで下記リンク先で実施されています。ぜひご支援をお願いいたします。
シービンから始まる海のお掃除大作戦 - クラウドファンディング
目標金額168万円の使途内訳は以下のとおりです。
- シービン費(購入費、輸送費、メンテナンス費、設置費用) 65万円
- 借地料 4万円
- 光熱費 11万円
- ごみ処理委託費 30万円
- 研究費、交通費(苫小牧の移動費や東京への研究旅費等) 30万円
- クラウドファンディング手数料(集まった金額の20%) 28万円
br>
さらに、活動報告を行うInstagramが開設されております。ぜひフォローしてください。
seabin_hokusei - Instagram
研究およびシービンについての詳細は、以下藤井ゼミからの活動報告をご確認ください。
Seabinから始まる海のお掃除大作戦
北星学園経済学部藤井ゼミでの活動を報告いたします。
私たちは、北星学園大学経済学部経済学科で環境経済学ゼミ(担当:藤井康平専任講師)に所属する3 年生です。現在、「海洋ごみの削減と有効活用」をテーマとし、北海道初苫小牧市の港湾で海のゴミ箱『Seabin(シービン)』を設置し、回収したごみを有効活用しようと計画しております。
Seabinとは
Seabinとは海洋プラスチックごみ回収装置のことです。日本のプラスチック生産量は年間で約1000万トン。そのうち900万トンが捨てられています。そのほぼ100%が熱回収などのリサイクルまたは埋め立て、焼却処分されています。
この現状に効果的なのがこのSeabinです。Seabinは24時間海洋ごみを回収可能であり、マイクロプラスチックの他に海上にうかぶ木材や表層油の回収が実現できます。
このSeabinは日本にまだ18件しか設置されていなく、北海道は該当していません。
![]() |
![]() |
画像出典:Seabin(シービン)-海洋プラスチックゴミ回収装置|平泉洋行
なぜ苫小牧市なのか
苫小牧市には国際拠点港湾である海の玄関「苫小牧港」があります。苫小牧港は入り組んだ構造になっているため、ごみが溜まりやすい状況です。苫小牧港は旅客フェリーの発着点となっているため、多くの観光客が訪れますが、港に面した公園や広場には、不法投棄やポイ捨ても多く見られます。
▲漁港に流れ着いた海洋ごみ
また、苫小牧港周辺にはリサイクル施設や処理施設が多くあり、リサイクル事業が活発に行われています。苫小牧市がまとめた2019年度のごみのリサイクル率は31.2%で、人口10万人以上の道内主要都市9市のうちでトップでした。さらに苫小牧市では、ゼロカーボンの実現やゼロごみの町づくり、エコストアの取り組みを行うなど、地方環境行政において先導的な役割を果たしています。
以上より、苫小牧市はリサイクル事業が活発である一方で、苫小牧港周辺は不法投棄やポイ捨てなどによって、海洋汚染と景観悪化が進行しています。多くの人がこの現状を認識しておらず、海洋汚染問題そのものへの理解度も低い状況です。海洋汚染は日常生活で生じる廃棄物が原因で引き起こされることが多く、社会生活と密接につながっていることを認識してもらう必要があります。また、海洋ごみを有効活用し、マイナスの価値をプラスの価値に変換することができれば、循環型社会の実現に大きく近づくと考えます。リサイクル事業が活発な苫小牧市で取り組む意義はここにあります。
そこで苫小牧市にある勇払マリーナ様に協賛をいただきマリーナ内を研究フィールドとして使用させていただくことになりました。勇払マリーナ様ではマリーナ内の掃除を行っていますが、やはりごみはマリーナ内に流れ込んでくるためseabinが効果的に働いてくれるのではないかと考えています。
![]() |
![]() |
▲勇払マリーナ様のマリーナ内
<関連リンク>
北星学園大学経済学部経済学科
藤井 康平 - 北星学園大学 教員情報
2022年09月02日
8/31(水)、北星学園女子高等学校生徒が大谷地キャンパスに来て、北星短大キャンパス1日体験を実施しました。英語科の生徒(2年生)17名と先生2名が参加し、北星学園大学短期大学部での学びや過ごし方を直接体験してもらいました。
オリエンテーションでは、短期大学部の学科説明や卒業後の進路について、本学短期大学部の教員と在学生から説明を行いました。
★学科説明、進路説明
次に、各学科の模擬講義を行いました。
生徒の皆さんが真剣に講義を受けている様子が見受けられました。
★模擬講義(生活創造学科)
山本慎平先生による「やさしく学べる北海道の経済」
★模擬講義(英文学科)
マシュー J.コッター先生、田中 直子先生による「Meeting and Experiencing Another Culture」
お昼休みは大学生協で学食を体験しました。
★お昼休みのようす
最後に在学生によるキャンパスツアーを行いました。
在学生のリアルなキャンパスライフについて話しながらのキャンパスツアーは、明るく楽しい雰囲気で進行しました。
★キャンパスツアー
北星学園女子高等学校の皆さん、また大学に来てください。
2022年08月26日
経営情報学科 鈴木克典ゼミよりお知らせです。
ゼミの学生による東北被災地応援イベント「がんばっぺ!東北 ~ともに知ろう!! 3.11~ 第9弾」を下記の要領で開催します。
がんばっぺ!東北 ~ともに知ろう!! 3.11~ 第9弾
【日時】
2022年6月18日(土)~19日(日) 10:00 ~ 19:00
※商品の在庫状況等により、早めに終了する可能性があります
【会場】
新さっぽろ ARC CITY サンピアザ1階 「光の広場」
<地下鉄 新さっぽろ駅 直結>
(札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7-2)
本イベントは3年ぶりの開催となりますが、毎年本学と(株)札幌副都心開発公社、厚別区役所の他、風月(株)、(株)北海道アルバイト情報社のご協力の下、実施しており、今年で第9回目を迎えます。
今回、販売する主な商品は、
- 宮城県南三陸町 菓房山清
仙台いちごのバターサンド等・お菓子各種、コンフィチュール
※ 店舗のみ販売の人気の菓子「CERCLE(セルクル)」各種も販売します。 - 宮城県石巻市 木の屋石巻水産
金華鯖(味噌煮・水煮)等・缶詰各種 - 宮城県東松島市 満福寿
味噌(赤・白)、牡蠣飴、石巻コーヒー、味噌カステラ、クッキー - 岩手県陸前高田市 陸前高田地域振興
おつまみ板昆布 - 岩手県釜石市 両石漁港
三陸塩蔵わかめ※漁師直送
となっております。
仕入先の企業・漁港、ご協力いただいている企業・区役所は、いずれも2011年の本学の炊き出しボランティア派遣に始まり、その後のボランティア活動や東北応援イベント開催によりご縁のあった方たちとなっております。
また、鈴木ゼミが2019年度に北海道電力(株)、奏春楼、北海道おみやげ研究所((株)エルアイズ、(株)山ト小笠原商店)企業とコラボし、商品開発を行った「コンコンシューきびケット」も販売します。
なお、今回販売する商品は、いずれも買い取りを行い、返品しません。また、スタッフはボランティアで実施し、経費は自己負担としています。
今回の販売は収益を目的としておりませんが、余剰分(利益)が出た場合、すべて釜石(本学のボランティア第1弾の訪問地)における復興活動に寄付させていただきます。
▲鈴木ゼミ 経営情報学科3年 遠藤愛子さんが制作したポスター
▲前回イベントのようす
- 文学部 心理・応用コミュニケーション学科「心コミラウンドテーブル」を開催しました2025.03.17
- 本学学生が北海道児童青年精神保健学会で優秀発表賞を受賞しました2025.03.12
- 北海道の観光コンテンツについて学生発表会を行いました2025.02.03
- 本学学生と札幌副都心開発公社による協働プロジェクト「新さっぽろ商業施設お客様調査」の報告会を行いました2025.02.03
- 経済学部 西脇ゼミの活動に関する記事が大學新聞に掲載されました2024.12.26
- 文学部 妹尾 克利 准教授へのインタビューがShinEdupower株式会社のサイトに掲載されました2024.12.17
- 文学部 心理・応用コミュニケーション学科の学生5名の手による聞き書き冊子が発行されました2024.12.16
- 【12/17~20開催】経済学部 藤井ゼミ 古着回収班によるバザーのお知らせ2024.12.16
- 本学経済学部とインドネシア国家研究イノベーション庁生命科学環境調査機構バイオマス・バイオ産品研究センター(RCBB-BRIN)が共同研究プロジェクトに関する協定を締結しました2024.12.04
- 本学を会場に北海道心理学会 第71回大会が開催されました2024.11.08
カテゴリー