北星学園大学・北星学園大学短期大学部

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経済学部 藤井ゼミ(環境経済学ゼミ 担当:藤井康平専任講師)が、北海道苫小牧市の港湾へ海のゴミ箱『Seabin(シービン)』を設置するためのクラウドファンディングを開始しました。クラウドファンディングとは、研究等のアイデアを実現させるための資金をインターネットを通じて募る仕組みです。
シービンは現在日本国内に18件の設置実績がありますが、この度の計画が実現した場合、北海道への設置は初となります。

クラウドファンディングは2022年10月31日(月)まで下記リンク先で実施されています。ぜひご支援をお願いいたします。
 シービンから始まる海のお掃除大作戦 - クラウドファンディング

目標金額168万円の使途内訳は以下のとおりです。

  • シービン費(購入費、輸送費、メンテナンス費、設置費用) 65万円
  • 借地料 4万円
  • 光熱費 11万円
  • ごみ処理委託費 30万円
  • 研究費、交通費(苫小牧の移動費や東京への研究旅費等) 30万円
  • クラウドファンディング手数料(集まった金額の20%) 28万円


さらに、活動報告を行うInstagramが開設されております。ぜひフォローしてください。
 seabin_hokusei - Instagram

研究およびシービンについての詳細は、以下藤井ゼミからの活動報告をご確認ください。

Seabinから始まる海のお掃除大作戦

 北星学園経済学部藤井ゼミでの活動を報告いたします。
 私たちは、北星学園大学経済学部経済学科で環境経済学ゼミ(担当:藤井康平専任講師)に所属する3 年生です。現在、「海洋ごみの削減と有効活用」をテーマとし、北海道初苫小牧市の港湾で海のゴミ箱『Seabin(シービン)』を設置し、回収したごみを有効活用しようと計画しております。

Seabinとは
 Seabinとは海洋プラスチックごみ回収装置のことです。日本のプラスチック生産量は年間で約1000万トン。そのうち900万トンが捨てられています。そのほぼ100%が熱回収などのリサイクルまたは埋め立て、焼却処分されています。
 この現状に効果的なのがこのSeabinです。Seabinは24時間海洋ごみを回収可能であり、マイクロプラスチックの他に海上にうかぶ木材や表層油の回収が実現できます。
 このSeabinは日本にまだ18件しか設置されていなく、北海道は該当していません。

画像出典:Seabin(シービン)-海洋プラスチックゴミ回収装置|平泉洋行

なぜ苫小牧市なのか
 苫小牧市には国際拠点港湾である海の玄関「苫小牧港」があります。苫小牧港は入り組んだ構造になっているため、ごみが溜まりやすい状況です。苫小牧港は旅客フェリーの発着点となっているため、多くの観光客が訪れますが、港に面した公園や広場には、不法投棄やポイ捨ても多く見られます。


▲漁港に流れ着いた海洋ごみ

 また、苫小牧港周辺にはリサイクル施設や処理施設が多くあり、リサイクル事業が活発に行われています。苫小牧市がまとめた2019年度のごみのリサイクル率は31.2%で、人口10万人以上の道内主要都市9市のうちでトップでした。さらに苫小牧市では、ゼロカーボンの実現やゼロごみの町づくり、エコストアの取り組みを行うなど、地方環境行政において先導的な役割を果たしています。
 以上より、苫小牧市はリサイクル事業が活発である一方で、苫小牧港周辺は不法投棄やポイ捨てなどによって、海洋汚染と景観悪化が進行しています。多くの人がこの現状を認識しておらず、海洋汚染問題そのものへの理解度も低い状況です。海洋汚染は日常生活で生じる廃棄物が原因で引き起こされることが多く、社会生活と密接につながっていることを認識してもらう必要があります。また、海洋ごみを有効活用し、マイナスの価値をプラスの価値に変換することができれば、循環型社会の実現に大きく近づくと考えます。リサイクル事業が活発な苫小牧市で取り組む意義はここにあります。
 そこで苫小牧市にある勇払マリーナ様に協賛をいただきマリーナ内を研究フィールドとして使用させていただくことになりました。勇払マリーナ様ではマリーナ内の掃除を行っていますが、やはりごみはマリーナ内に流れ込んでくるためseabinが効果的に働いてくれるのではないかと考えています。

▲勇払マリーナ様のマリーナ内

Seabinから始まる海のお掃除大作戦.pdf

<関連リンク>
北星学園大学経済学部経済学科
藤井 康平 - 北星学園大学 教員情報

北星学園大学・北星学園大学短期大学部の魅力をみなさまへお伝えしきれていないのではないか・・・。そんなことを考えて作った新コンテンツが『re+discover HOKUSEI』です!
コンセプトはずばり「北星の魅力を再発見!」。既に知っている取り組みでも、意外と知らないことが隠れているかも、という観点で制作を行いました。
初回は「キャリアデザインセンター」を取り上げました!
取材をしてみたら、教職員の私達でも知らない情報が続々と出てきて、こちらがビックリ!(勉強になりました・・・。)
北星には魅力ある取り組みがたくさんあるので、ぜひ多くの方に知ってほしいと願っています。
今後は、学科や部門、センター、施設、などなど北星の様々な角度から、取材し発信していきたいと思いますので、ご期待ください。
次回は11月頃の発行を予定しています。

re+discover HOKUSEIは下記ページでも公開しています。
re+discover HOKUSEI

【関連リンク】
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ICDL Asiaが主催する大会『ICDL Asia Digital Challenge 2022』において、アジア・環太平洋諸国からの参加者がICTリテラシーに関する問題を解き、その結果の良かった人が勝ち上がる方式で競技が行われました。

この大会に参加した本学文学部心理・応用コミュニケーション学科3年生(英語副専攻課程)の大竹康太さんが、第1予選、第2予選を突破し2022年9月に行われた決勝戦で、見事「Bronze Award」を受賞しました。

▲Bronze Awardを受賞した大竹さん(写真提供:ICDL Asia)

大竹さんは、ハノイ国民経済大学[NEU ,National Economics University](ハノイ、ベトナム社会主義共和国)で開催された表彰式において参加者の代表として『この大会に参加し、ソフトウェアの効率的な使い方やデジタルマーケティングについて学べたことは貴重な体験でした。私を支えてくれた両親、先生方、大学に感謝します。この大会を通して学んだことは、これから世界で活躍する上でとても役に立つと確信しています。』という旨のスピーチを行いました。

主催のICDL Asiaの鈴木氏から、「今回、二次予選からはすべてが英語で進められる環境の中で、日本から大竹さんがBronze Awardを受賞されたことはすばらしい。ICDLの資格は世界で通用するものであり、今後もぜひ活用してほしい。また、来年度以降も北星学園大学の学生にチャレンジしてほしい。」とコメントをいただきました。


▲表彰のようす(写真提供:ICDL Asia)

*ICDL財団は、職場・教育・社会におけるデジタル能力を高めるため1997年に設立され、各ベンダーから独立して運営されている国際的な非営利団体です。国際開発組織・国の政府や地域当局・地方自治体などの公共部門、教育や職業訓練のパートナーなどの民間部門と協力して、プログラムを提供しています。
ヨーロッパをはじめ、アフリカ(ICDL Africa:ルワンダ)・アジア(ICDL Asia:シンガポール)・中米(ICDL Americas:パナマ)の世界各地に活動拠点があり、これまでに延べ1600万人以上が受験し、年間250万回以上の検定試験が実施されている世界標準のデジタルスキルの指標として、世界各地の多くの国で認知されています。

経済学部 経営情報学科 鈴木克典教授の札幌市営地下鉄専用席に関するコメントが、毎日新聞デジタルに掲載されました。

当該記事は下記リンクからご確認ください。
「優先席」ではなく「専用席」 全国で唯一、札幌に存在する理由 | 毎日新聞

<関連リンク>
北星学園大学 教員情報 - 鈴木 克典

このたび本学社会福祉学部の眞嶋教授らが、本を出版されました。
なお、本書には眞島教授以外にも本学教員が執筆しております。


書名:jamoviでトライ! 統計入門-フリーソフトウェアで始める科学データの分析-
実際の論文データを読者自らが動かして学べる統計フリーソフトウェアjamoviの入門書。アウトプットの追体験で基礎を磨く。
※出版社HPより 詳細はこちら

●著者紹介(*は編者)

  • 眞嶋 良全(まじま よしまさ)*
    北星学園大学社会福祉学部教授
    〔執筆担当〕第1章・第8章・第9章
  • 永井 暁行(ながい あきゆき)*
    金沢星稜大学教養教育部准教授
    〔執筆担当〕第6章・第7章
  • 松浦 年男(まつうら としお)
    北星学園大学文学部教授
    〔執筆担当〕第2章
  • 藤木 晶子(ふじき あきこ)
    北星学園大学短期大学部専任講師
    〔執筆担当〕第3章
  • 石川 悟(いしかわ さとる)
    北星学園大学文学部教授
    〔執筆担当〕第4章
  • 米谷 さくら(よねや さくら)
    酪農学園大学大学院在籍中
    〔執筆担当〕第5章

短期大学部 マシュー J.コッター准教授の著書『Identity』が2022年度英語学習者文学賞(Language Learner Literature Award – Intermediate Level、通称LLL Award)を受賞しました。

LLL Awardとは、多読推進国際財団(The Extensive Reading Foundation、通称ERF)が2004年に創設した文学賞です。LLL Awardは、前年度に発刊された英語多読本を6つのカテゴリーに分類し、そのカテゴリーの中で最も素晴らしい1作品に与えられます。
この度の受賞は、中級レベル(Intermediate Level)カテゴリーの英語多読本の中から選ばれての受賞となります。

多読とは
学習者が自分にとってやさしい英語の本を楽しく読んで、読書速度を上げ、読書を流暢にできるようにすることです。(ERFホームページ日本語版掲出資料より)
多読の目的は、学習者が読解力を高めるのを助けることにあります。


『Identity』は若いマオリが民族のアイデンティティを探り、成長する中で、自分たちのアイデンティティを見出すまでを描いています。3つの物語からなっており、各物語の主人公は他の物語にも登場します。
本学図書館にも所蔵しておりますので、ぜひお手に取ってご覧ください。

書名:
 Identity
内容紹介:
『Identity』は、ニュージーランドで育った若いマオリの視点から、民族のアイデンティティを探る物語です。マオリとは、ニュージーランドの先住民族のことです。『Identity』の物語は、マオリの若者たちが成長し、自分たちのアイデンティティを見出すまでを描いています。これらの物語は、Tama(タマ)、Kylie(カイリ)、Hone(ホネ)の3人の視点から語られています。
最初の物語は、Tama(タマ)の物語です。Tama(タマ)は、自分のルーツであるマオリ族のことをもっと知りたいと思っている少年です。周りの人たちは、「マオリになるな」と言います。しかし、Tama(タマ)は自分のマオリのルーツをもっと知りたいと思っています。
2つ目の物語は、Kylie(カイリ)の物語です。Kylie(カイリ)という少女は、家族の衝撃的な秘密を知ってしまいます。彼女は自分のアイデンティティについて、今まで知らなかったことを知ります。
3つ目の物語は、Hone(ホネ)の物語です。Hone(ホネ)は面倒見のいい高校教師です。彼はマオリの精神と深いつながりがあります。彼は、生徒たちがマオリの精神とつながり、この世でアイデンティティを見いだせるよう手助けをします。
(原文)
Identity explores ethnic identity from the point of view of young Maori growing up in New Zealand.
The Maori are the Indigenous People of New Zealand.
The stories in Identity are about young Maori people growing up and finding their identities.
These stories are told from the points of view of three people: Tama, Kylie and Hone.
The first story is Tama's story. Tama is a young boy who wants to know more about his Maori roots. People around him tell him to be less Maori. However, Tama wants to know more about his Maori roots.
The second story is Kylie's story. Kylie is a young girl who discovers a shocking family secret. She learns something about her identity that she did not know before.
The third story is Hone's story. Hone is a caring high school teacher. He is deeply connected to his Maori spirit. He works to help his students find connections to their Maori spirits, and their identities in the world.

 


▲LLL Award受賞ロゴマーク

【関連リンク】
多読推進国際財団 - 2022年度英語学習者文学賞の受賞者発表(英語サイト)
北星学園大学 教員情報 - マシュー J.コッター(Matthew J.COTTER)

9/12 定員に達しましたので受付を終了しました

本学チャペルにて、マクシミリアン弦楽四重奏団~モーツァルトと“パパ”ハイドン~コンサートを9/24(土)に開催いたします。
お申込みは「申込みフォーム」よりお願いいたします。皆様のお越しをお待ちしています。

  • 日時:9月24日(土) 開場13:30
              開演14:00
  • 会場:北星学園大学チャペル (札幌市厚別区大谷地西2-3-1)
  • 主な演奏曲
    【モーツァルト】
    アイネ・クライネ・ナハトムジーク
    弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調「狩」
    【ハイドン】
    弦楽四重奏曲 第 67番 ニ長調「ひばり」 ほか


※受付開始:9月9日(金)~
※入場無料
※定員になり次第、受付を終了いたします。
※感染予防対策のため、座席の間隔を空け、座席指定で着席していただきます。ご協力をお願いいたします。

申込みフォーム

8/31(水)、北星学園女子高等学校生徒が大谷地キャンパスに来て、北星短大キャンパス1日体験を実施しました。英語科の生徒(2年生)17名と先生2名が参加し、北星学園大学短期大学部での学びや過ごし方を直接体験してもらいました。

オリエンテーションでは、短期大学部の学科説明や卒業後の進路について、本学短期大学部の教員と在学生から説明を行いました。

★学科説明、進路説明

次に、各学科の模擬講義を行いました。
生徒の皆さんが真剣に講義を受けている様子が見受けられました。

★模擬講義(生活創造学科)
山本慎平先生による「やさしく学べる北海道の経済」

★模擬講義(英文学科)
マシュー J.コッター先生、田中 直子先生による「Meeting and Experiencing Another Culture」

お昼休みは大学生協で学食を体験しました。

★お昼休みのようす

最後に在学生によるキャンパスツアーを行いました。
在学生のリアルなキャンパスライフについて話しながらのキャンパスツアーは、明るく楽しい雰囲気で進行しました。
★キャンパスツアー

北星学園女子高等学校の皆さん、また大学に来てください。

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北星学園大学開学60周年記念特設サイトを更新しました。
新たに下記2ページを公開しましたので、ぜひご覧ください。

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60周年記念オリジナルワインプロジェクト

 岩見沢市でワイン醸造をしているブルース・ガットラヴ氏(10Rワイナリー)による、開学60周年のワイン事業をスタートします。
 開学60周年にあたる2022年秋に収穫するぶどうを使ってワインを醸造する予定です。瓶詰めは2024年4月を予定しています。

ドルチェヴィータ北星オリジナルスイーツセット

 札幌市清田区美しが丘(本店)と新さっぽろに店舗を構える洋菓子店「DOLCE VITA(ドルチェヴィータ)」。北海道産の素材を用いて、美味しいパン・ケーキ・焼き菓子を提供する人気店です。
 この度、開学60周年記念募金への返礼品として、北星オリジナルスイーツセットをご提供いただく事になりました。

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北星学園大学開学60周年特設サイト

 

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